最終話敵データ

ついに、人の心を弄んだ凶竜シュガールを倒したアレク達。
だが、突然アストレアがシュガールを無残に殺した。
そしてアストレアはこう言った。
｢ボクの本当の名前はアレトスア＝パラケルシャ。｣という本当の名前を。
そして呪いをかけたのはアレトスアだと告げる。
そして、ベリルを連れ消えて行った。
ルビアはあの惨状を見て泣いていた。
アレクはどうしていいのか分からずただ叫ぶだけだった。

そして、秘密基地に帰り、ルビアがこう言った。
｢重大な話があるからみんなを集めてきて｣と。
皆が集まり、ルビアは本当の事を話した。
｢実はオレ、アレトスアに作られたホムンクルス的な存在なんだ｣と。
その衝撃の事実を聞いてアレクは驚いた。
さらに、本当はルビアが禁竜エックスへとなり世界を破滅へとすることも話した。
そして、全てを話したルビアは自分が裏切り者だと言い、出て行こうとした瞬間。
アレクが声をあげてルビアを止めた。
ルビアは意地でも出て行くと言ったが、アレクの一言によりその鬱々しい気持ちが無くなった。
それはこの一言である。
｢てめぇのこと好きだからに決まってんだろ！！文句あっか！！！｣
それを聞きルビアは突然、涙が出た。
こんな裏切り者なのに…何もしてやれなかったのに…
それでも俺のことを…
ディアヴォルフとシトリンも最後まで付いていく事になり
ルビアはそれを見て笑ったが、泣きながら小さく言った。
｢ほんっとにみんな、バカばっか…｣
それをアレクは
｢お前もその一員なんだぜ｣と。
そして、モルガナにアレトスアがいる場所を地図に書いてもらい決戦の準備をする事になった。
必ず救ってやる。ベリルという大事な弟を。