各マップのCT側の基本的な配置
新人隊員諸君、ようこそVariousへ。わしの名前は教官Kじゃ。これから君たちに定番マップのCT側の配置というものを教えていこうとおもうのじゃ。
早速なのだが覚えておいて欲しいことが一つあるのじゃ。CT側の配置を覚えるということは逆の立場、つまりはT側の場合にも判断材料として有効に使えるということ。
それを忘れないでほしいのじゃ。これを覚えておくだけで2倍は強くなれると思うのじゃ。
de_dust2_se
さてさて、まず最初に教えるこのde_dust2_seはCSGOの試合において定番のマップの1つといえるじゃろう。おそらく1番プレイすることの多いマップじゃなかろうか。
早速、基本的な配置の形を紹介していくとするかのう。[A2] [A兼センターカバー] [センター兼Bカバー] [B]、これがいわゆるスタンダードの形じゃろう。
ここではそれぞれのポジションの細かい配置などは教えないのじゃが、とりあえずここを抑えておけ!という場所を紹介するのじゃ。形としてはlong3.C1.B1となるのう。
それではA側からいくとするかのう。しかしA側といってもlongを重視するかcatを重視するかで配置は変わってくるのじゃが、まずは先ほどいったlong3配置というものを教えようと思うのじゃ。
【long配置2名の視点】
画像左側をA1、右側をA2とする
まずはA2の画像をみてもらいたいのじゃ。奥にAトンネルがみえるじゃろう? あそこからテロリストはやってくるのじゃ。つまりはこの場所を死守できればlongは安泰ということなのじゃ。
ここで重要なのはA1とA2が同時に撃ち合える場所で敵と戦うということなのじゃ。
例えばA2がAトンの中にいる敵と撃ち合ってる状況だとA1は何もすることができないじゃろう?
そう……つまりは、そういうことなのじゃ。
この配置じゃと、A1A2はトンネルから出てきた敵を二人で倒していく感じで動けばいいと思うのじゃ。それまではA2が壁でチラチラ確認しつつ様子見をしておくとベストじゃろう。
それとA2の場所にいる人はcat側を見ている人のカバーに行く事もあるとおもうのじゃが、その場合はA1の人がチラチラとA坂でAトンから出てくる敵を確認するとよいのう。
【longのcatを見る人の視点】
この場所は先ほど紹介した形でいうとA兼センターカバーの人がよく入る場所じゃのう。(正確には武器・配置・状況によって臨機応変にセンターカバーに入る人は変わるのじゃが)
ここでの役割はcatからくる敵を倒すことが主じゃろう。センターの割が怖いなら、両方を確認出来る位置で見てもいいのう。
AWPを上手につかえる人がこの役割をすると非常に強いのじゃ。相手が対策をしていなければマルチキルも夢ではないじゃろう。
逆にここの人が即死してしまうと、longの前側にいる人達が非常に辛くなってしまうので、できるだけ即死をしない立ち回りを心がけるのがよいじゃろう。
敵が強気できている場合は、いち早く報告をしてlongの味方にカバーしてもらうのが得策じゃのう。
【センター兼Bの視点】
この人の役割はセンターに来る敵を倒すことと、Bのカバーをすることじゃろう。状況を見ていち早くAのカバーにいくことも重要じゃのう。
センターに入ってくる前に敵を倒そうとしてDDの隙間をガン見していると、catレールとDD下の2択を迫れてしまうので危険じゃ。最初はあまりオススメしたくないのう。
新人隊員の諸君はカバーがいないのであれば、センターを割ってきた敵だけを倒していくとよいじゃろう。
少し慣れてきたのであれば決め撃ちをしたり、相手側のDD外まで出てみたりなど、強気に行動をして相手のミドルにプレッシャーを与えると非常に効果的じゃろう。
特に味方がcatにいるのであれば一緒にタイミング合わせて出たりすると強いのう。
相手にAwpが居るようであれば、ラウンド開始時にSGを炊いて被弾を防ぐということも重要じゃ。
もう一つ、Bのカバーにいくときじゃ。
これはBに敵がきそうなので予めB2にしておく場合と、敵がBに来ていて既にB中の人と交戦中という場合では動きが大きく異なるので注意じゃのう。
予めB2にしておく場合は、Bの人と一緒に撃ち合える場所で、出来るだけセンターにも早く対応できるような位置取りするとよいじゃろう。ワシのオススメはBの車やタシロあたりじゃ。
問題は既に敵が来ていて交戦中の場合なのじゃが。
この状況は非常に判断が難しいのじゃ。相手がどこまで来ているかによっても動きが変わってくるので、Bの人の報告をよく聞いて行動するとよいじゃろう。
よくあるのはFBを投げて相手も味方も白くなっている内に敵を倒すという選択なのじゃが、これは結構リスクの高い行動じゃのう。
上手に決まった時のリターンも大きいのじゃが、FBの効いていない後続にカバーされてB2が死亡、敵側は損害1-2人でBを取られるという、あまり芳しくない状況になる場合が結構あるのう。これはタイミングと運が重要じゃ。
そうなりそうな時は一旦Bを捨てて中には入らず、窓あたりでステージの敵を牽制しつつ味方の到着をまつのがベストなのじゃろうか。ワシもよくわかってないのが本音じゃ。
ワシ的にはdust2のCTで1番難しいポジションだと思うのう。
【Bの視点】
B中を守る人の役割はBトンネルからくる敵を倒すということじゃろう。
この場所を守る人はM4とAWPの両方を使えることが好ましいのう。
他のポジションに比べて敵が1,2人で勝負してくることが多いのじゃが、AWPを持っているとそういう敵に対してプレッシャーを与えられるのじゃ。
イメージとしてはBに入ってくる前に倒すならばAWP、敵をBの中に入れて倒すのならばM4という感じになるじゃろう。
M4だとどうしても相手が出口に近い状態で戦うことになってしまうので、即死してしまうとカバーが間に合わずBを完全に取られてしまう形になってしまうので注意じゃ。
Aのcatを見る人と同じじゃのう。
M4でB中を守る際に気をつけることは極力位置バレを避けるということじゃろうか。
タシロ編に走って入るとBトンの敵に音で場所がバレてしまったりするので注意じゃ。
基本的に少しでも不安になったらセンターの人にカバーしてもらった方がいいのう。そういう時の勘は意外とあたるものじゃ。
FBを入れてもらったりB中を2にしてもらったりなど色々と注文をだしていくといいじゃろう。
B中1人で守ってる時にラッシュが来た場合は最低でも2人の敵を倒すのがノルマじゃのう。
【dust2_end】
dust2の基本配置については大体わかっていただけたじゃろうか?各ポジションの詳しい配置やテクニックなどは恐らく誰か偉い人が他のページで教えてくれるじゃろう。
今回教えた以外の基本配置もあるのじゃが、画像を撮り忘れたのでそれはおいおい追加していこうと思っておるのじゃ。
一応書いておくと今回、画像付きで教えたのはlong配置のC1B1という形じゃ。
他にも通称2.1.2と呼ばれる、A2.C1.B2や、long1(awp).cat2.C1.B1というlongはawpにまかせてcat-centerなどでプレッシャーをかけていく基本配置などがあるのう。
そこで覚えておいて欲しいことは、形が変わってもお互いをカバーしあうということを忘れなければ、基本はどこでも一緒なので同じように守れるということじゃ。
味方が撃ち合ったら少し強引でもいいのでカバーに入るなど、味方と一緒に戦うことを意識して出来るようになればもう一人前じゃ。
これでdust2のCT側における基本配置については終わりになるのじゃが、これを見て何かわからないことや、おかしな所があったらワシ(Kamishiro)に報告するのじゃ。
それではvariousの新人隊員諸君。君たちのこれからの活躍を期待して乾杯といこうじゃないか。
え?未成年でお酒は飲めない?それじゃあしょうがないのう。君はそこのオレンジジュースでも飲んでなさい。
(CTの基本配置dust2編 -完-)
de_inferno_se
variousの新人隊員のみなさま、こんにちは。教官Kです。今回は前回に引き続き定番マップの基本配置を教えていきたいと思います。
今回選ばれたマップはde_inferno_seです。マップとしては対策や作戦などが無いクラン同士だと若干CT有利と言われています。広さもdust2と比べると狭いので寄りが早いです。
そして今回紹介する、基本配置は[A3][B兼Aカバー][B]という形になります。大体このような形がスタンダードと呼ばれるのではないでしょうか。
さてさて、それでは早速紹介していきたいと思うのですが、まだde_dust2_seのページを読んでいないという方は先にそちらから読んでいただけると基本的な考え方がわかるのでよいのではないかと思います。
では本題に入りましょう。
【A_cat】
さて上の2枚はA側でcatを守る人の視点です。左側はcatの中で、右側はcatの外で出てくる敵を倒す配置となります。
これはぼく個人の考え方になってしまうのですが、catの中で守る配置は初心者の方にはオススメできません。
なぜならcatの中で戦ってしまうと他の人はカバーが出来ない上に、万が一何も出来ずに倒されてしまった場合は、その後の展開が非常に悪くなるからです。
なので初心者の方は味方からのカバーが期待できる上に場所的にも若干有利な砂場などでcatから出てくる敵を倒していくといいでしょう。
味方が引き配置の場合で自分が砂場にいるのならばAサイトあたりにいる味方にキャットを見てもらって、自分はショートを見るという形がよいかもしれません。
ただしずっと引いているだけだと対策される可能性があるので、たまにはcat階段あたりまで詰めてみるなど強気に行動していくことも大事です。
そこらへんはメリハリをつけて頑張りましょう。
【A_short】
こちらはA側でshortを守る人の視点です。左右ともに前衛的な配置をしている時の画像です。画像左側はボイラーに入ってくる敵のみをみてます。右側の画像はT字とボイラーから出てくる敵の両方を見ています。
ちなみにshortを前目で見る場合は、longの人にも前目の配置についてもらって敵が来たら挟めるようにしましょう。投げ物もlongの人と協力して入れたりすると敵は嫌がります。
ボイラーだけガン見しているのか、それともT字を挟むようにして見ているのか、これはlongの人にきちんと報告しておきましょう。
引き配置にするときも「引き配置にするわー」など一言報告するように心がけましょう。
【A_long】
こちらはA側でlongを守る人の視点です。主にT字を見る役割となります。shortの人が屋根下で見ているのでしたら、shortが敵と撃ちあい始めてすぐに挟むようにして出ると強いです。逆にこちらが撃ちあい始めた時にshortから出てもらっても強いです。さきほども書きましたが、引き配置にする時は報告をするようにしましょう。状況しだいでBに寄ることもありますので、その時も報告は必ずしておきましょう。
【B兼Aカバー,B】
左側はB兼Aカバーの人の視点で右側はB中の人の視点です。左側をB1,右側をB2と呼びます。
この画像の配置はB2の人がバナナから入ってくる敵を見て、B2の人が撃ち合ったらB1がカバーに入るという形です。
A側がきつくないのであれば極力Bは2人で守るといいでしょう。お互いにどこを見るかなどを相談して、前に詰めたりする場合も必ず二人で行動していきます。
A側の人が倒された、A側が危険かもしれないと感じたらB1の人はA側によりましょう。その場合B2の人は堅実な動きを心がけます。
B1人の時にラッシュが来て、どうもこれはまともに戦えそうになと感じた場合は裏道だけ確保しておくなどしておけば取り返しが少しは楽になるかもしれません。
【inferno_end】
ということで今回は普通にinfernoの基本配置を紹介しました。
こうやって改めてCTの配置を見てみると、いかにして上手に挟んでいくのかが勝敗に大きく影響してくるのかもしれませんね。
次はde_nuke_veを予定しております。
(CTの基本配置inferno編 -完-)