小烏丸

Last-modified: 2019-01-03 (木) 19:45:33

進化後→蜥蜴丸 小狐丸 座敷童子 髭切 童子切 京小烏丸?

最低限知っておくべきこと

小烏丸は、日本刀過渡期の太刀姿を持つ、毛抜形太刀と並んで日本刀完成までの過渡期の樣式を今に伝える貴重な存在である。名前の由来は諸説あるが、桓武天皇が新築した平安京の南殿に昇った際に上空から飛来した、三本足の大きな烏(八咫烏)が運んできた説が広く伝えられる。一般的な日本刀とは異なり刀身の反りは浅く、茎の部分で大きく反っており、刀身の上半分は棟側にも刃を持つ。此の樣式を「鋒両刃造」と呼び、俗に「小烏造」とも称され、短刀等にも採用された。在銘日本刀の元祖、刀工「天國」による作と言われ、元々は銘があったとの伝承もあるが現存するものは無銘であり、あくまで書物による「伝」天國である。しかし、平安遷都が行われた耶蘇暦七九四年と、天國の時代である耶蘇暦七〇一年前後とは、実に一〇〇年近い時間の開きがある。ただ、刀匠の名というものが代々襲名されるということもごく当然に行われていることであり、小烏丸も何代目かの「天國」作ということも充分考えられる事である。

使ってみて

蜥蜴の素
基本系統の素、挑発は優秀

特別衣装

向春小烏丸

綾華小烏丸