CR.42 Falco

Last-modified: 2016-05-09 (月) 16:47:52

File not found: "2016-04-03 (15).jpg" at page "CR.42 Falco"[添付]

概要

CR.42が投入されるBR1.7帯にやってくる敵機の大半は、P-36LaGG-3といった、本機よりも高速で重武装な戦闘機である。生き残るための、そして安全に撃墜するためのベストな方法は、中程度の高度まで上昇し、敵機を旋回戦に誘い込むことである。大多数のパイロットは、複葉機相手に逃走することは不本意だと考えるため、彼らは知らぬ間にエネルギーを費やしてしまい、エネルギー回復のためにはあなたから離れることが必要だと認識する前に、あなたはクリティカルダメージを獲得できる。そしてその時には、彼らは、さらなるダメージから逃れるための加速もできないほどのダメージを負っているだろう。

長所と短所

長所

  • 複葉機としては高速
  • 良好な携行弾薬数
  • ほぼすべての非複葉機に勝る操作性
  • 複葉機としては十分な武装
  • 弾薬ベルト中の焼夷弾は重量がある

短所

  • 貧弱なエネルギー保存性
  • 多くの相対する敵と比較して貧弱な武装
  • 重量級の標的に対する選択肢が無い
  • ほとんどの複葉機よりも悪い旋回率
  • 貧弱な防弾性能

詳細

武装

  • 2x 12.7 mm Breda-SAFAT 機関銃(機首) 400発/門

爆装

なし

モジュール

史実

開発経緯と実戦運用
フィアットCR.42は、スペイン内戦で大成功をおさめたCR.32の設計を基に開発された。この新型戦闘機は、全金属製で、自社製A74星形過給エンジンを搭載することとされた。その結果、第二次大戦開戦時にはもはや旧式のものとされた複葉機デザインとはいえ、その頂点に立つ、高速で正確、かつ操作が容易な機体となった。

戦争初期には、護衛、迎撃、夜間戦闘に於いていくつかの成功をおさめた。イタリアとドイツのパイロットは、初期型のハリケーンおよびスピットファイアに対して少なくとも格闘戦における性能においては肩を並べていると言って喜んでいた。しかし戦争が長引くにつれて、敵機の高速化への対応が難しいものとなり、夜間における戦闘や妨害行為、及び昼間の地上攻撃に転用されるようになった。

また、CR.42は最後の複葉機による撃墜記録を持っている機体と言われている。クロアチアを拠点としていた第7夜間戦闘団(Nachtschlachtgruppe 7)指揮下のCR.42の部隊は、Grabovica飛行場に対する機銃掃射作戦を行うため出撃した。しかし、作戦は最終段階でSisakの北西における妨害作戦に変更され、ここで彼らは第14戦闘団(14th Fighter Group)に属するP-38の迎撃を受けた。この戦闘で3機のCR.42と2機のP-38が未帰還となり、そのうちP-38 1機の撃墜をドイツ人パイロットが主張している。

ゲーム内の説明文

CR.42ファルコ(イタリア語で「ハヤブサ」という意味)戦闘機は、複葉機としては優れた速度と操作性を有しており、第二次世界大戦の最良の複葉機の一つと考えられている。

既にCR.42の製作開始時には、空戦における単葉機の優位性がはっきりと知られていたにもかかわらず、イタリア空軍はこの複葉機の開発と生産に許可を与え、1939年に運用を開始した。

胴体の大部分の外装はジュラルミン製で、フレームはスチール製のパイプで造られた。重量を低減するために制御面およびキャビンと尾部の間の胴体は小型化されており、流線型のカバーで覆われた固定脚を有していた。 840馬力のエンジンを搭載し、初期のバージョンでは12.7mmと7.7mmの計2門の同期式機関銃で武装していた。

CR.42は、全ての型を合わせ、1781機が生産された。