SM.79 1936

Last-modified: 2016-04-14 (木) 21:18:53

[添付]

概要

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長所と短所

長所

短所

詳細

武装

主武装

  • 1 x 12.7 mm ブレダ-SAFAT 機関銃 機首搭載 350発/門

防御武装

  • 銃座 x 2:1 x 12.7 mm ブレダ-SAFAT 機関銃 後部上方及び下方 500発/門
  • 銃座 x 2:1 x 7.7 mm ルイス 機関銃 胴体左右 485発/門

爆装

  • 12 x 50kg 爆弾
  • 4 x 250kg 爆弾
  • 2 x 500kg 爆弾

モジュール

史実

3エンジン機であるSIAI サヴォイア・マルケッティ SM.79「スパルヴィエロ」中爆撃機、その最初のシリーズは、1936年に登場した。

尾輪を含む引き込み式降着装置を備えた木金混合単葉機。搭乗員は4~5名。SIAI(Societa Idrovolanti Alta Italia)社のアレッサンドロ・マルケッティにより、旅客機として設計された。その旅客機型のプロトタイプ(登録記号 I-MAGO)は1934年10月8日に初飛行した。
爆撃機型のプロトタイプ(シリアル番号M.M.20663)は1936年の7月8日に初飛行し、生産は同年11月に始まった。
SM.79は空冷星形9気筒780馬力エンジン「アルファロメオ126RC34」を3基搭載しSIAI製可変​​ピッチ金属プロペラを備えた。
典型的な旅客機型の広い箱状の胴体を持っていたが、胴体の背中には特徴的な「こぶ」が実装され、これはSM.79のシリーズ全てにわたる顕著な特徴となった。このため、本機は「Gobbo」(「せむし男」)というニックネームを付けられていた。
「こぶ」の前には、350発の弾倉を持つ12.7mmブレダ-SAFAT機関銃が設置された。パイロットは機関銃の射撃を直接操作できた。「こぶ」の後方には、500発の弾倉を持つ12.7mmブレダ-SAFAT機関銃が旋回式の銃座に据え付けられた。
尾部では、胴体の下に、やはり500発の弾倉を持つ12.7mmブレダ-SAFAT機関銃が旋回式の銃座に据え付けられた。また、485発分の回転弾倉を持つ7.7 mmのルイス機関銃が胴体内に設置された。それは機体の一方の側から他方に移動することができるように、特別な据え付けられ方をしていた。機関銃は、機体の左舷と右舷側にある大きな長方形のブリスターを介して発射された。
爆弾倉は、胴体の中央部に置かれたが、尾部へのアクセスを可能にするために少し右にオフセットされた。ここには、1200kgまでの様々な組み合わせ(2×500kg、5×250kg、12×100kg、または小断片爆弾が入れられたキャニスター)の爆弾を搭載可能であった。これらは角度がつけられていた500kg爆弾を除き、すべてが垂直に懸架されていた。
正式名称はSM.79「Sparviero」( "ハイタカ")であったが、それは実戦部隊においては定着せず、彼らは「Gobbo」(「せむし男」)と呼び続けた。