Tetrarch Mk.I

Last-modified: 2016-04-19 (火) 11:48:02

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概要

長所と短所

長所

  • パワフルな砲
  • 高い最高速


短所

  • 少々遅い砲塔旋回速度
  • ハイスピードゆえに難しい車両コントロール
  • 非常に薄い装甲

詳細

武装

1 x 40 mm QF 2-pounder 戦車砲 50発
1 x 7.92 mm BESA 機関銃 2,025発

主砲

  • 1 x 40 mm QF 2-pounder 戦車砲

砲弾

砲弾貫徹力(mm)@90°砲弾の種類初速/秒重量
(kg)
信管
遅延
(m)
信管
感度
(mm)
水平30°
での正規化
跳弾
10m100m500m1000m1500m2000m0%50%100%
Shot Mk.1 AP/T807961463221AP8531.1N/AN/A43°30°15°
Shell Mk.2555555HE6871.30.40.311°10°
Shot Mk.1 APCBC/T747264584843APCBC8531.2N/AN/A42°27°19°

副武装

  • 1 x 7.92 mm BESA 機関銃(主砲同軸)

乗員

  • 車長
  • 砲手
  • 操縦手
    合計:3人

装甲

装甲正面側面背面天板
車体16 mm14 mm10 mm7 mm
砲塔14 mm14 mm10 mm4 mm
  • 防盾は 16 mm 厚
  • 大きな転輪は15mm厚あり、側面下部の増加装甲として使える
  • 4mm厚の砲塔天板は正面からもわずかながら見えるため、HE弾によって貫通及び撃破され得る。

モジュール

史実

Tetrarchはヴィッカーズ社が1937年に以前よりも大型の砲塔を持つ軽戦車として自主計画を立てた結果、
製造された軽戦車である。
フレキブル履帯を採用し通常の自動車のように転輪の向きを変えて進行方向を変える構造で、
操縦装置も通常の自動車と似た物であった。
1938年に政府の正式採用とならなかったため、当初は輸出用として開発継続がされている。
しかし1940年頃には軽戦車Mk.VIIとして偵察任務向け軽戦車として正式採用された。
そしてイギリス空挺部隊はこの軽戦車の武装と軽量さに注目し、
空挺戦車としてMk.VIIを装備することとなりここでTetrarchという愛称が与えられた。
Tetrarchはノルマンディー上陸作戦などに参加し1949年まで空挺部隊で装備されていた。

【参考資料】
グランドパワー2014年10月号別冊『第2次大戦イギリス戦車』 ガリレオ出版 2014年10月