フォーマット

Last-modified: 2019-02-17 (日) 23:54:18

フォーマット

・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら終了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(不良セクタチェックのためのリードスキャン) 1TBで約2.5時間、4TBで約8時間、6TBで約12.5時間
・Vista以降の通常フォーマット→全領域をゼロフィルしてからMFT作成 1TBで約2.5時間、4TBで約8時間、6TBで約12.5時間
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン 1TBで約2.5時間、4TBで約8時間、6TBで約12.5時間
・ゼロフィル→全領域に00を書き込み、ファイルシステムおよびデータを抹消  

フォーマット方法

・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット  ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→Extended Test→クイックフォーマット

純正ツール「Data Lifeguard Diagnostics
DiagnosticsでFailが出れば、初期不良交換コース
フォーマットの前後でSMART値・転送速度を比較し、個体のクセを早期に把握すること。
大容量HDDを正確に運用するためには、最新バージョンのBIOS・チップセットドライバ・デバイスドライバ・ベンダツールが必要。
ver1.31時点で、「WRITE ZEROS」の項目が「ERASE」表記に変更なっている。

OS別のAdvanced Formatとパテ切りのガイドライン表

2009/12月発表のEARSから物理レベルのフォーマットが、新世代の4096バイトAdvanced Formatに変更。(論理レベルは旧来の512バイトのまま)


・WD Alignを実行・・・WD Alignでアライメント修正の手順が必要
・該当なし・・・何もしなくてそのままでok
http://www.wdc.com/jp/products/advancedformat/index.asp


このツールは、物理上の1セクタ(4096バイト×1)を論理上の8セクタ(512バイト×8)としてエミュレーションする際に
XPで生じる不具合をパーティションの開始セクタを物理セクタの先頭になる8の倍数番目と修正することによって解決するもの。
未対応のツールでパテをいじると、不整合により速度低下する。
管理ツールでパテ切り>フォーマット>WD Align Utility実行でアライメント修正という手順となる。


GPartedでのAFT作成・確認方法