シリーズにちょくちょく登場する昆虫系の一般エネミー。総じて砂漠地帯に登場する。
その割に砂に塗れた世界観の3rdでは欠席。
antlion=「アリジゴク」、つまりウスバカゲロウ属の幼虫のことを指すが、WAシリーズにおいては現実のアリジゴクとは比べ物にならない巨大な体躯を誇る。
1st
ティムニー?西の砂漠地帯やサンドリバー~ヤード間の砂漠、散歩する庭園内に出現する。
紫がかった甲殻に赤い大アゴを持つ二足歩行のアリジゴクといったモデリング。
中型エネミーらしくHPが同時期に出現する他種よりも若干高く(HP800)、DFP200も序盤としては下手なボスより硬い部類に属する。
「ヒール」で削れたHPを回復する事もある為、オートバトルで物理攻撃だけさせていると倒すのにやや手間取るかも。
ただしMGR0かつ風属性弱点の為、ヴォルテック一発でご退場願う事ができるだろう。
900EXP・900ギャラと撃破報酬がそこそこおいしく、Lv11のため逃げるのも容易い。狩るも逃げるも気分でどうぞ。
2nd
クアトリー?南部の砂漠に出現する一般エネミー。
今作のモデリングは「上半身が鬣のあるライオン+大アゴ、下半身がアリ」という文字通りアント+ライオンのものとなってしまった。
上位種のミルメコレオの伝承上の姿に引っ張られたのだろうかが、カラーリングは頭から尻までやや光沢ある青色のため昆虫メインの存在なのだろう。
SOR3倍の全体地属性攻撃「生き埋め」や「体力どろぼう」を使用するが、ステータスや撃破報酬的には特筆すべき部分はない。
砂漠に棲むエネミーは総じて水属性弱点の為、アクアやウォーターガンでさっさと始末しよう。
4th
贄の叫びし闘技場のチャレンジタイトルNo.22「ラクウェルVS砂海の硬い牙ッ!」の対戦相手。
25レベル、HP8750、水・風属性弱点、地属性無効。
防御を無視して「かみくだく」攻撃のほか、稀にスロウダウンも唱える。
「硬い」特性を持つため、通常の挑戦者であれば物理攻撃で有効打を与えることは困難だが、どっこいこちらのお相手は「スマッシュヒット」スキルを擁するラクウェル。
水・風属性が弱点なのを利用して竜刃を使ってもよいが、それを披露するまでもなく、近寄ってきたところをアタックで叩き斬るだけで難なく撃破できるだろう。
ただしスロウダウンを受けると行動回数がごっそり減らされてしまうため、反応が下がってしまう装備はNG。
勝ったときの賞品はラッキーカード2枚。
参加費に2500ギャラかかることを差し引いてもオイシイ報酬と言える。
5th
トゥエールビット南の砂漠地帯に出没。
「切り裂く」「かみくだく」物理攻撃のほか、「ストーンバレット?」「スロウダウン」「レイチェンジ」と多彩な技を持つ。
風属性が弱点なので、風レイポイントがあるならレイチェンジを使われる前に風属性攻撃で早めに倒そう。
F
タウンロゼッタ?の西に広がる砂漠地帯に出現。
まず目を惹くのは攻撃270・魔力193という、これまで対峙してきたエネミーの5倍ほどに高まった攻撃性能。
後々ヴォルカノントラップ?で相対するベルセルク?(4回目、攻撃250・魔力14)のさらに上を行く数値と言えば、その脅威度が解ろうというもの。
槍のように鋭い肢で「つらぬく」物理攻撃は直撃500強、地属性魔力攻撃「ロックゲイザー」も350~400くらいは平気で持っていくため、普通にシナリオを進めてきたロディ一行では二回被弾で致命傷になりうる。
さらに「反撃の構え」中に迂闊に物理攻撃を加えようものなら1.25倍強化反撃「かみくだく」を行ってくることもあり、真正面からぶつかるのはリスクが大きい。
ロゼッタ西の砂漠地帯には他にもコカトリス、ロックバスターといった強敵が待ち構えているので、十分にレベルが上がるまでは立ち入るのを避けた方がよいだろう。
レベルも36と相応に高いので早撃ち熟練度稼ぎに使うという選択肢もあるが、トロールの方がはるかに安全なのでやめた方が無難。