《クラス》/【エクスキャバリア】

XF

XFに登場する汎用クラスの一種で、Act.3-7のイベントを経てクラスチェンジ可能になる。
前衛職らしく全クラス中最大の補正を誇るHPとやはり高補正のDEFを持ち、壁役としては申し分のない性能。
一方でSORへの補正も平均以上であり、戦士系クラスでありながら魔法アビリティを使わせてもなかなか強い。
クラス専用武器の儀礼剣は使用者のSORによってアタック時の威力が算定されるという特殊な武器なので、ユニットの素のSORやスキルアセンに合わせて、儀礼剣をそのまま持たせるかATPに優れる他クラスの武器を使うか決めよう。
また専用防具のスーツも受けるHP回復量が増加するという、素のHPが高いエクスキャバリアにぴったりな防具。

オリジナルはその名が指し示す通りの「騎士道?」で、旧作ファンなら誰もがお世話になったであろうクイックとイントルードは、やはり本作でも頼れる存在。
クイックは使うクラスが何であれ行動が素早くなる＆行動回数が増えるというだけで十分実用に堪える代物だし、イントルードもMP消費の激しさに目を瞑れば4th・5thに勝るとも劣らない活躍を見せてくれる。
一応どちらも「移動後使用不可」という制約があるので、素早くユニットを展開する場合には他のユニットの援護を受けるか、莫大なMPを支払ってイントルードで強引に動かすか、クエストの達成条件や自軍の編成に合わせて対応すると良いだろう。

スキルは「ディストリビュート」が一風変わった性能。
攻撃や回復で余剰が出ることで真価を発揮するため、攻撃では乱戦に適し、回復では射程外の味方を回復したり、回復量が増加するスーツと組み合わせると大量のHPを回復できる…などテクニカルな一面もある。

欠点は、エスコートベッセルほどではないにせよ専用武具（特にスーツ）が他クラスより重めなこと。
VPへの補正がやや低く、イントルードで複数回行動するとVPがたちまち枯渇することも珍しくないので、VPが低い方が強化されるアレクシアのような例外を除いては、ネクタールを用意しておくといいかも。
また、パラメータは穴らしい穴はなく白兵戦・術戦いずれも器用にこなすが、裏を返せば器用貧乏とも取れる。
元のパラメータ傾向を参考に、物理か魔法どちら重視で立ち回るかしっかり役割を決めた上でスキルや装備のアセンを組む方が強いことだけは覚えておくべき。

騎士というよりは貴族という出で立ち。
敵エクスキャバリア♀は頭頂部にリボンを付けると、どこぞの災厄娘にそっくり。