《バトル》/【フリーバトル】

Last-modified: 2017-07-23 (日) 18:39:03

シミュレーションRPG(SRPG)には付き物の、ストーリーの進行とは関係の無いバトルを任意に行える仕様。
通常のRPGにおける雑魚とのエンカウントに相当する。
SRPGは1マップの出撃人数が敵味方共に制限されており、限られたリソース(経験値,資金)をどう分配して育成するかが課題になるゲームであるため、これは難易度を緩和するための救済策とも言える。
システムやゲームの流れについて熟知したプレイヤーは、難易度を上げるためにフリーバトルを自ら禁止する(縛る)こともある。
任意に行えるとは言うものの、ストーリーの進行や展開によっては進入できなくなったり、ストーリーの進行を強制する連戦になったりということもあるため、連戦の途中でセーブをしてしまい勝ち目の無いボスを相手に詰んでしまう悲劇が起きたりもする。
用心深く行くなら、フリーバトルが可能な時点のセーブを株分けするのが肝要である。

XF

ストーリーの進行具合で制限がある場面はあるが、基本的に殆どいつでもフリーバトルは行える。
出現する敵が少ないために初周ではあまり稼げるイメージが無いかもしれないが、場所を選べば十分に稼げるようになる。
出現する敵のレベルは、雇用した渡り鳥を含めた味方全員のレベルの平均値から、各マップに設定された補正値の幅の中から補正されて算出される。
序盤に進入可能なマップは補正値がマイナスからマイナスの幅であることが多いが、中盤から終盤のマップでは幅がプラス補正のみになるため、味方より強い敵が出現することになる。
テンポが悪くなると感じるようであれば、Lv1の渡り鳥を雇うなどして平均値を下げて調整が可能。


少し注意したいのは、グロウアップルギャラアップル(前作までのメルコムに相当)の出現について。
前作までをプレイしていると、アウトフィールドなら何処でも遭遇の可能性があるということから、フリーバトルにおいても同様と思いがちだが、今作では出現する可能性のあるマップは限定されている。

グロウアップルは、いざないの交易路、鳥落としの沼、守護獣の聖域、サンドーム修道院址、ブーツヒル、頂に通ず獣道、灼熱の心臓に出現。
ギャラアップルは、守護獣の聖域、黄昏迫る渓谷、頂に通ず獣道、灼熱の心臓に出現。

  • 各マップにおける出現率にはそれぞれバラつきがある。基本的に低~中で、灼熱の心臓のみ高確率。

PSPを稼ぐ上でお世話になるヴォジャノーイ這い寄る混沌も、同様に出現マップが限定されている。
ヴォジャノーイは、畏ろしヶ淵、氷刃の舞う凍原郷、灼熱の心臓。
這い寄る混沌は、フラットウッズのみ。


一旦フリーバトルに入ると戦闘が終了するまでエレシウスマップに戻れないため、時間短縮をする場合、目当ての敵が出なければロードするしかない。
しかし、フリーバトルには初挑戦のマップでは固定された敵が出るという仕様があるため、ロードでのやり直しをする場合はそのマップで最低1回戦闘をこなしておく必要があるので注意。