5th
「強力な武器が飛び出てくる、キャロル専用のカスタマイズされた戦闘カバン」
ベルーニ族四天王の一人“教授”エルヴィスが義理の娘であるキャロル・アンダーソンのために持てる知識と技術の粋を集めて設計・作成した護身用のARM。持ち運びの利便性と装着時の外観に配慮し、見た目はごく普通の可愛らしい背負い鞄に擬装されているが、その実体はロストテクノロジーの塊とでも言うべき高性能な逸品。
戦闘時には蛇腹状に折り畳まれた本体からミサイルポッドやランチャー、ビットなどがポップして攻撃を行うなど呆れるほどの多機能・高機能ぶりを秘めるARMであるが、その制御にはロストテクノロジーについての知識が要求されるため、誰しもが扱える代物というわけではない。
後にはエルヴィスの改造によって立体映像と音声による遠隔通信機能まで追加されるなど拡張性にも優れており、その過剰なまでのポテンシャルと凝り様は、まさに親バカの賜物と言えるだろう。
- パラメータ
LV(改造段階) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 攻撃補正 0 6 9 12 14 17 19 21 24 27 30 34 36 38 40 42 44 46 48 70 魔力補正 0 10 12 18 20 24 26 28 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 80 FP補正 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 2.0
- ARM特性:任意攻撃
エルヴィス教授謹製の、キャロル専用背負い鞄型ARM。
アタックではミサイル、ファイネストアーツでは菱形のビットを繰り出して攻撃する。
性能面での最大の特徴は何と言っても、エネミーとの位置関係を気にせずに攻撃できるARM特性「任意攻撃」の存在であり、複雑な形状のボス戦用フィールドでも安全なポジションを取りつつ攻撃できるのが強み。持ち主であるキャロルのDPの高さも手伝い、ここぞというタイミングでショットを撃ち込みエネミーの行動を遅らせる妨害の一手としても強力。
その一方でキャロル自身の命中の低さ故にミスも多く、またダメージの揺らぎが大きいため計算が狂いやすいという欠点もある。
素のARM性能は魔力寄りのバランス型と言ったところだが、キャロルのパラメータとパーツの傾向と総合すればほぼ魔力特化と考えて差し支えない。ただしグレッグのブラックシェイプ同様、レベル11~19までは攻撃が伸びる半面魔力が伸びにくく設定されているので、改造を行う際はその点を考慮に入れると無駄を省けるだろう。
ヴィジュアル的には最も見ていて面白いARMの一つ。特にジェノサイドサーカスやミストルテインゼロでのギミックの凝り様は必見。