《キャラクター》/【エルヴィス PALB_3106】

Last-modified: 2023-10-05 (木) 21:44:30

5th

5thのNPCの一人。ベルーニ族強硬派を率いるヴォルスングの腹心、通称“四天王(フォーカード)”の一人。
考古学の権威でもあり、“教授(プロフェッサー)”の通称でも知られる。

パーソナリティ

性別:男性
年齢:不明
身長:222cm
使用武器:素手(タオル着用)
好き&得意:キャロル、プロテイン、小動物
嫌い&苦手:推理小説(最後の最後まで犯人がわからない)
CV:郷里大輔


様々な学問に精通しており、“教授”の二つ名通り碩学な人物。孤児であったキャロルの育ての親でもあり、自らの技術と知識を総動員したお手製のARMを与えるほか、父親の如き愛情と自らが培った学識を惜しみなく彼女に注いだ。
その一方、困ったことやショッキングな事態に遭遇すると常の紳士的な言動が一変、なぜかポージングをして考えを整理したり、自分の意見が通らないと一人称が「ボク」に変わった上言動まで子供っぽくなり、相手と拳で語り合ったりという、肉体派的悪癖の持ち主でもある。
かつてはガチガチの強硬派であり、TFシステムを積極的に稼働させる考えでいたが、キャロルとの出会いによってその考えは改められつつあり、強硬派に籍を置きながらも人間族とベルーニ族の共存を模索するため東奔西走している。研究を旨とすることもあって、バスカーの一派とも友好関係にある。
学者肌の人間にありがちなことではあるが、目の前に興味を惹く研究対象が現れるとそれに囚われ周りが見えなくなって独走してしまうため、キャロルとはぐれることもしばしばであった。


正確な年齢に関しては不明だが、公式設定資料集?によれば出生は本編の200年ほど前。ダイアナと同年代かやや年上と思われる。

本編中での扱い

初登場は光遮る通地の底にて(この時点では四天王であることは明かされない)
研究のためにミラパルスからデ・ソトの鏡を持ち出して調査を行っていたところ、鏡を取り返しに来たディーン一行と遭遇。
かたや研究のため、かたや人命救助のためということで一歩も退かない両者であったが、グレッグが仕掛けた発破により起きた落盤を防ぎ止めたところ鏡を落としてしまい、これ幸いとばかりにディーン一行に鏡を持ち逃げされてしまう。

その後、ベルーニ族が抱える現状を知るため、ディーンらが“ゆりかご”を訪れたところにひょっこり登場(本人曰く、人間族とベルーニ族の共存の手掛かりを探るため)し、ベルーニ族に残された時間が少ないという事実と、その原因を語って聞かせる。
図らずもキャロルとの再会を果たし、自分と一緒に来るよう誘うも彼女は拒否。
思わぬキャロルの拒絶に混乱し、そのまま立ち去ってしまう。

同胞の命を顧みず浄罪の血涙を行使するなど形振り構わぬ体のヴォルスングに強い反発を覚えながらも、四天王の一人として改造実験塔 sect:Sの守護を命じられる。
TFシステムを止めるべく塔にやってきたキャロルを当初は嬉々として出迎えるも、彼女の「ディーンとの交際を認めてほしい」という言葉を真に受けてしまい逆上。義理とはいえ父娘の喧嘩に発展する。
実際にはこの言葉はキャロルのでっち上げであり、互いを気遣うあまり歪んでしまった絆を正したかったという彼女の真意を知ったエルヴィスは改めて彼女の独立を認め、父としてキャロルを送り出すことを受け容れた。

しかしその一方でキャロルのARMにいつの間にやら立体映像つきの通信機能を追加し、嬉々として両種族の共存共栄の道を見つけたという報告を送信してくるあたり、キャロルはともかくエルヴィスの方は完全に娘離れしたとは言い難い一面も見せている。


四天王ということで一応はディーンらと対立する立場にあるのだが、前述のように方法さえあれば人間族とベルーニ族が共存出来れば良いと考えていることやキャロルとの絡みもあり、どちらかと言うと敵と味方の中間的な存在である。

エネミーとしてのエルヴィス

敵としてはイベント戦闘を含めて三度対戦することになる。このうち三戦目だけはキャロルとの一騎打ちとなるので、二戦目突入前にミーディアムやバッジを準備しておこう。
5thでは初めてのイベント戦闘が彼との対決であるため、初プレイでは「ナニこのおっさん強すぎ…」と開いた口が塞がらなかった人も多いであろう。


他の四天王に比べると属性耐性が弱く(水以外すべて弱点属性)、必殺技バリアントアタック?移動を封じてしまえば完封できるため、二戦目以降は比較的戦いやすい。

  • なお二戦目ではキャロル用のパーツ、ショコラロケットを持っている。
    どうせ和解するならその時に渡してくれればとも思うが、そこはシステム上の都合ということで、素直にアイテムスティールで頂戴しておこう。

余談

キャラクターデザインを担当した佐々木女史?曰く、一見してベルーニ側の人物とはわからないよう、キャロル共々デザインに英国テイストを採用したとのこと。尤も、明らかに人間離れした体格の持ち主であるためか「全然バレバレですね」と佐々木女史もコメントしている。

  • 名前にしても(メタ的に考えれば上と同じミスリードの一環かもしれないが)神話由来の名前を持つヴォルスング+他三人とは違いわりと普通に見られる英国名。
    生まれた世代も一人だけ違うあたり、ベルーニ族におけるジェネレーションギャップというやつなのだろうか。