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World of Tanks XBOX Wiki*
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&attachref(./france-arl44.png,nolink,30%);
#contents
*Tier 6 フランス 重戦車 [#i6ef6495]
[[公式紹介ページ >http://console.worldoftanks.com/encyclopedia/vehicles/france/ARL_44/]]
*スペック [#v43a2331]
//''車体''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~HP|780|
|~車体装甲厚(mm)|120/50/50|
|~最高速度(km/h)|37|
|~重量/最大積載量(t)|46.37/46.96|
//|~実用出力重量比(hp/t)||
|~本体価格(シルバー)|925,000|
|~修理費(シルバー)||
**戦車パッケージ [#b5f08e60]
|CENTER:|c
|パッケージ名&br;(必要経験値/購入シルバー)|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
|>|>|>|>||┏|━|━|━|━|━|━|BGCOLOR(#dddddd):[[AMX M4 45>AMX M4 mle. 45]]&br;(47,590/1,395,000)|
|BGCOLOR(#DDDDDD):ARL 44&br;(33,000/925,000)|━|BGCOLOR(#DDEEFF):FCM F1&br;(9,300/64,000)|━|BGCOLOR(#DDF8DD):ARL 44 mle.45&br;(20,330/99,850)|┻|BGCOLOR(#f0f8ff):ARL 44 (90) mle. 47&br;(44,830/177,850)|━|BGCOLOR(#ddf8ee):ARL 44 (105) mle. 47&
***詳細 [#h06d2b1b]
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):|c
|パッケージ名|エンジン|>|>|>|>|>|武装|履帯|>|>|砲塔|>|他|h
|~|出力|弾種|貫通力|ダメージ|総弾数|弾代|発射速度&br;照準時間&br;精度|旋回速度|砲塔装甲|旋回速度|視認範囲|HP|通信範囲|h
|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|>|>|BGCOLOR(#f0f8ff):RIGHT:SIZE(11):|>|>|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|>|>|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|>|CENTER:SIZE(11):|c
|BGCOLOR(#DDDDDD):ARL 44|Maybach HL 230|>|>|>|>|>|76 mm Gun M1A1|ARL 44|>|>|FCM F1|780|400|
|~|575|AP&br;APCR&br;HE|128&br;177&br;38|115&br;115&br;185|70|96&br;7G&br;68|15.79&br;2.29&br;0.43|18|100/60/60|20|320|~|~|
|BGCOLOR(#DDEEFF):FCM F1|Maybach HL 230|>|>|>|>|>|90 mm DCA 30|ARL 44|>|>|FCM F1|780|750|
|~|575|AP&br;APCR&br;HE|135&br;175&br;45|240&br;240&br;320|50|255&br;12G&br;255|6.98&br;2.29&br;0.40|18|100/60/60|20|320|~|~|
|BGCOLOR(#DDF8DD):ARL 44 mle. 45|Maybach HL 230|>|>|>|>|>|90 mm DCA 30|ARL 44 bis|>|>|ARL 44|820|750|
|~|575|AP&br;APCR&br;HE|135&br;175&br;45|240&br;240&br;320|50|255&br;12G&br;255|6.98&br;2.29&br;0.40|20|110/30/30|22|330|~|~|
|ARL 44 (90) mle. 47|Maybach HL 230 P 45F|>|>|>|>|>|90 mm F3|ARL 44 bis|>|>|ARL 44|820|750|
|~|750|AP&br;APCR&br;HE|170&br;248&br;45|240&br;240&br;320|50|255&br;12G&br;255|6.82&br;2.90&br;0.38|20|110/30/30|22|330|~|~|
|BGCOLOR(#ddf8ee):ARL 44 (105) mle. 47|Maybach HL 230 P 45F|>|>|>|>|>|105 mm Canon 13TR|ARL 44 bis|>|>|ARL 44|820|750|
|~|750|AP&br;APCR&br;HE|165&br;223&br;54|300&br;330&br;360|40|270&br;10G&br;280|5.61&br;3.40&br;0.40|20|110/30/30|22|330|~|~|
|BGCOLOR(#FFDDBB):ARL 44 mle. 49|Maybach HL 230 P 45F|>|>|>|>|>|90 mm DCA 45|ARL 44 bis|>|>|ARL 44|820|750|
|~|750|AP&br;APCR&br;HE|212&br;259&br;45|240&br;240&br;320|50|255&br;12G&br;255|6&br;3.40&br;0.37|20|110/30/30|22|330|~|~|
*解説 [#r12c2105]
ちんちくりんなイロモノ砲塔で惑わされがちですが、運用方法はイギリス重戦車チャーチルに似ています、しかし、主砲はどちらかと言うとソ連製主砲に近い。
履帯裏に車体があり、抜かれやすい。 正面装甲以外役に立たない、砲塔背面は紙装甲。
基本は遮蔽物に隠れ履帯を晒さないことが重要になる。 とはいえ、正面装甲も120mmと分厚いは上面だけで下面は傾斜装甲はあるものの、50mmと心許無い。 ダグイン(dug-in:車体を地形を利用して3方向隠す方法、戦車タコツボ)をするべきといわんばかりだが、
なお、砲塔は旋回速度が鈍く、素早い軽戦車や中戦車のNDKであっという間に削られてしまう、おまけに、少しでも旋回させると、レティクルがガバガバ開くし、リロードも遅いという、ソ連製に似た砲属性が付いているので接近戦は禁物。
しかし、威力はすさまじく、105mm砲の課金弾は貫通223mmで威力330に上昇、これを食らってただで済む重戦車はまずいない。
90mmでも十分打撃力はあるが、資金力に物を言わせるのであれば、105mmがお勧めである。
*史実 [#s4695d02]
ARL44の開発の源流となったのは、フランス降服後のドイツ占領下のことで、停戦条件で禁じられていた資材製造を行い、最終的には75mm砲を搭載する30t級戦車の製造を極秘裏に計画していました。
1944年8月にフランスのパリが連合軍によって解放されると、パリに舞い戻ったフランス臨時政府は速やかに列強国としての立場を取り戻すために「国産の兵器による」再軍備を模索し始め、その1歩として米軍から供与された戦車にはなかった、重戦車を製造すること
これは、大戦前のフランスがソ連に続く戦車大国だったと言う自負と、ドイツ占領下での運用経験などによるもの、そして、フランスの兵器技術者の技術喪失を防ぐ目的もありました。
しかし、大戦緒戦でドイツ占領下に置かれ、兵器開発が完全にその時代で止まっていたために、設計は陳腐化してしまっており、フランスは世界から技術的に取り残されておりました。
設計開始当初は元APX(Atelier de Puteaux、陸軍プトー工場)ないしAMX(Atelier de Construction d'Issy-les-Moulineaux、イシー・レ・ムリノー設計工場)に所属していた技術者が結集したDEFA(Direction des Etudes et Fabrications d'Armement)が担当し、
「120mmの傾斜装甲と90mm砲を搭載する戦車」として再度設計が開始されたものの、装甲増加によって重量増加をもたらし、想定段階でさえすでに43tになっていました。
また、武装は利用可能な中でもっとも強力なものが必要とされ、アメリカ軍の76mmM1砲や、イギリスのオードナンス QF 17ポンド砲を超える戦車砲としては連合軍がいまだ運用できていない、90mm砲が要求されたこともありますが、資源の欠如とパリ周辺のインフラが
最初の試作車両がロールアウトしたのは、戦争がとうに終わった1946年のことでした。
終戦時には木製のモックアップだけは設計チームによって完成していました。 しかし、戦闘終結は計画の終了を意味しなかったのです、フランス戦車設計の継続と国威高揚のため、実際の戦術的要求はこれ以上存在しないにもかかわらず60輌の生産が決定されました
1946年3月、最初の試作車両がテストされました。 ACL(Ateliers et Chantiers de la Loire、ロワール造船所)がアメリカ製76 mm 砲を備えたACL1砲塔を生産し、これは後にルノーF1のものを元に設計されました。
主砲は艦載砲を転用した90mm DCA 45を備えたシュナイダー砲塔に変更されることになりました、この砲はマズルブレーキ付きで砲口初速1,000m/sを誇る優秀なもので、火力面では当時の各国の戦車と比較しても何ら遜色のないレベルに達していました。
1947年6月27日に行われた射撃試験では、この砲は[[パンター>Panther]]のものより正確であると証明されましたが、主に武装の変更などにより砲塔の開発生産は遅延し、その間、1946年に40台の車体がFAMHにより順次ロールアウト、加えて20台の車体がルノーにより
砲塔を倉庫に保存された車体に取り付けることは、3年経った1949年までできなかったそうです。
車体に対して、最初期には90mm砲を搭載できる砲塔がなく、一から砲塔の設計をする事になりましたが、射撃試験の為にとりあえずの間に合わせで砲塔と砲架を作りました、ただし、どう見ても実用的とはいえないデザインで、おざなりな箱型の形状だったそうです。
エンジンは当初タルボの450馬力エンジンや、パナールの400馬力エンジン等、国産のものが予定されていたのですが、仕様変更による重量増大に国産エンジンでは対応できなかったために、1945年夏にジョセフ・モリーニ将軍率いる部隊が接収したドイツのマイバッハ
しかしながら、ルノーB1を主とする旧式なコンポーネントを多用した結果、足回りがエンジン出力に付いて来れず、575馬力のエンジンをもってしても路上で37km/hしか発揮できないうえ、駆動系の信頼性は無きに等しいレベルになってしまいました。 これを補うた
本車は1947年から1950年の間に60両ほどが生産され、1951年のフランス革命記念日パレードで表舞台へのデビューを果たしました。
しかし、そのただ一回の晴れ舞台を最後に表舞台から姿を消し、アメリカから供与された同じく90mm砲を装備するM47パットンが配備された事もあって、そのまま全車が退役してしまったそうです。
軍部はそれでも国産戦車のARL44の量産を望んでいましたが、ARL44は当時の性能としては不十分で洗練されていない設計であり、技術的に過渡的なもので主な意義は重量級戦車の設計経験を得ることが重要で、まだまだ戦争の爪跡が残るフランスにとって、40tを超え
これが多くの技術者に与えた主な教訓は、あまりに重い戦車を構築するのは賢明ではないということで、得ていたはずでしたが、これはより野心的で、大型な[[AMX-50シリーズ>AMX 50 100]]の失敗で帰結する結果になりました。
フランスは16年後の1966年に、再び[[主力戦車AMX-30>AMX 30 1er prototype]]を開発して戦車業界に返り咲きますが、ARL 44はルクレール登場までフランスが生産した最大の戦車となっていました。
ARL 44は三輌が現存しており、退役したARL44が人前に出るのはソミュール戦車博物館の展示物になった時でした。
噂では、生産された60両の内の幾らかが、人知れずにそのままアルゼンチンに輸出されたともいわれますが、真偽の程は定かではないそうです。
*コメント [#l94e2968]
#pcomment(./コメント,reply,5)
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#contents
*Tier 6 フランス 重戦車 [#i6ef6495]
[[公式紹介ページ >http://console.worldoftanks.com/encyclopedia/vehicles/france/ARL_44/]]
*スペック [#v43a2331]
//''車体''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~HP|780|
|~車体装甲厚(mm)|120/50/50|
|~最高速度(km/h)|37|
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//|~実用出力重量比(hp/t)||
|~本体価格(シルバー)|925,000|
|~修理費(シルバー)||
**戦車パッケージ [#b5f08e60]
|CENTER:|c
|パッケージ名&br;(必要経験値/購入シルバー)|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
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|BGCOLOR(#DDDDDD):ARL 44&br;(33,000/925,000)|━|BGCOLOR(#DDEEFF):FCM F1&br;(9,300/64,000)|━|BGCOLOR(#DDF8DD):ARL 44 mle.45&br;(20,330/99,850)|┻|BGCOLOR(#f0f8ff):ARL 44 (90) mle. 47&br;(44,830/177,850)|━|BGCOLOR(#ddf8ee):ARL 44 (105) mle. 47&
***詳細 [#h06d2b1b]
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|パッケージ名|エンジン|>|>|>|>|>|武装|履帯|>|>|砲塔|>|他|h
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*解説 [#r12c2105]
ちんちくりんなイロモノ砲塔で惑わされがちですが、運用方法はイギリス重戦車チャーチルに似ています、しかし、主砲はどちらかと言うとソ連製主砲に近い。
履帯裏に車体があり、抜かれやすい。 正面装甲以外役に立たない、砲塔背面は紙装甲。
基本は遮蔽物に隠れ履帯を晒さないことが重要になる。 とはいえ、正面装甲も120mmと分厚いは上面だけで下面は傾斜装甲はあるものの、50mmと心許無い。 ダグイン(dug-in:車体を地形を利用して3方向隠す方法、戦車タコツボ)をするべきといわんばかりだが、
なお、砲塔は旋回速度が鈍く、素早い軽戦車や中戦車のNDKであっという間に削られてしまう、おまけに、少しでも旋回させると、レティクルがガバガバ開くし、リロードも遅いという、ソ連製に似た砲属性が付いているので接近戦は禁物。
しかし、威力はすさまじく、105mm砲の課金弾は貫通223mmで威力330に上昇、これを食らってただで済む重戦車はまずいない。
90mmでも十分打撃力はあるが、資金力に物を言わせるのであれば、105mmがお勧めである。
*史実 [#s4695d02]
ARL44の開発の源流となったのは、フランス降服後のドイツ占領下のことで、停戦条件で禁じられていた資材製造を行い、最終的には75mm砲を搭載する30t級戦車の製造を極秘裏に計画していました。
1944年8月にフランスのパリが連合軍によって解放されると、パリに舞い戻ったフランス臨時政府は速やかに列強国としての立場を取り戻すために「国産の兵器による」再軍備を模索し始め、その1歩として米軍から供与された戦車にはなかった、重戦車を製造すること
これは、大戦前のフランスがソ連に続く戦車大国だったと言う自負と、ドイツ占領下での運用経験などによるもの、そして、フランスの兵器技術者の技術喪失を防ぐ目的もありました。
しかし、大戦緒戦でドイツ占領下に置かれ、兵器開発が完全にその時代で止まっていたために、設計は陳腐化してしまっており、フランスは世界から技術的に取り残されておりました。
設計開始当初は元APX(Atelier de Puteaux、陸軍プトー工場)ないしAMX(Atelier de Construction d'Issy-les-Moulineaux、イシー・レ・ムリノー設計工場)に所属していた技術者が結集したDEFA(Direction des Etudes et Fabrications d'Armement)が担当し、
「120mmの傾斜装甲と90mm砲を搭載する戦車」として再度設計が開始されたものの、装甲増加によって重量増加をもたらし、想定段階でさえすでに43tになっていました。
また、武装は利用可能な中でもっとも強力なものが必要とされ、アメリカ軍の76mmM1砲や、イギリスのオードナンス QF 17ポンド砲を超える戦車砲としては連合軍がいまだ運用できていない、90mm砲が要求されたこともありますが、資源の欠如とパリ周辺のインフラが
最初の試作車両がロールアウトしたのは、戦争がとうに終わった1946年のことでした。
終戦時には木製のモックアップだけは設計チームによって完成していました。 しかし、戦闘終結は計画の終了を意味しなかったのです、フランス戦車設計の継続と国威高揚のため、実際の戦術的要求はこれ以上存在しないにもかかわらず60輌の生産が決定されました
1946年3月、最初の試作車両がテストされました。 ACL(Ateliers et Chantiers de la Loire、ロワール造船所)がアメリカ製76 mm 砲を備えたACL1砲塔を生産し、これは後にルノーF1のものを元に設計されました。
主砲は艦載砲を転用した90mm DCA 45を備えたシュナイダー砲塔に変更されることになりました、この砲はマズルブレーキ付きで砲口初速1,000m/sを誇る優秀なもので、火力面では当時の各国の戦車と比較しても何ら遜色のないレベルに達していました。
1947年6月27日に行われた射撃試験では、この砲は[[パンター>Panther]]のものより正確であると証明されましたが、主に武装の変更などにより砲塔の開発生産は遅延し、その間、1946年に40台の車体がFAMHにより順次ロールアウト、加えて20台の車体がルノーにより
砲塔を倉庫に保存された車体に取り付けることは、3年経った1949年までできなかったそうです。
車体に対して、最初期には90mm砲を搭載できる砲塔がなく、一から砲塔の設計をする事になりましたが、射撃試験の為にとりあえずの間に合わせで砲塔と砲架を作りました、ただし、どう見ても実用的とはいえないデザインで、おざなりな箱型の形状だったそうです。
エンジンは当初タルボの450馬力エンジンや、パナールの400馬力エンジン等、国産のものが予定されていたのですが、仕様変更による重量増大に国産エンジンでは対応できなかったために、1945年夏にジョセフ・モリーニ将軍率いる部隊が接収したドイツのマイバッハ
しかしながら、ルノーB1を主とする旧式なコンポーネントを多用した結果、足回りがエンジン出力に付いて来れず、575馬力のエンジンをもってしても路上で37km/hしか発揮できないうえ、駆動系の信頼性は無きに等しいレベルになってしまいました。 これを補うた
本車は1947年から1950年の間に60両ほどが生産され、1951年のフランス革命記念日パレードで表舞台へのデビューを果たしました。
しかし、そのただ一回の晴れ舞台を最後に表舞台から姿を消し、アメリカから供与された同じく90mm砲を装備するM47パットンが配備された事もあって、そのまま全車が退役してしまったそうです。
軍部はそれでも国産戦車のARL44の量産を望んでいましたが、ARL44は当時の性能としては不十分で洗練されていない設計であり、技術的に過渡的なもので主な意義は重量級戦車の設計経験を得ることが重要で、まだまだ戦争の爪跡が残るフランスにとって、40tを超え
これが多くの技術者に与えた主な教訓は、あまりに重い戦車を構築するのは賢明ではないということで、得ていたはずでしたが、これはより野心的で、大型な[[AMX-50シリーズ>AMX 50 100]]の失敗で帰結する結果になりました。
フランスは16年後の1966年に、再び[[主力戦車AMX-30>AMX 30 1er prototype]]を開発して戦車業界に返り咲きますが、ARL 44はルクレール登場までフランスが生産した最大の戦車となっていました。
ARL 44は三輌が現存しており、退役したARL44が人前に出るのはソミュール戦車博物館の展示物になった時でした。
噂では、生産された60両の内の幾らかが、人知れずにそのままアルゼンチンに輸出されたともいわれますが、真偽の程は定かではないそうです。
*コメント [#l94e2968]
#pcomment(./コメント,reply,5)
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