上昇の実効値の計算
- Use trinketの場合
実効上昇値 = proc上昇値 * ( 効果時間 / CD )
CDが明けてノータイムで使用すると仮定している。実際はやや遅れがちになるだろう。
- Chance on hit trinketの場合
実効上昇値 = proc上昇値 * ( 効果時間 / ( 隠れCD + procに要する時間 )) Procに要する時間 = 平均cast time / proc確率
平均cast timeは、RecountやWWSなどのlog parserで、(戦闘時間 / cast数)を計算する。
(VoAなど適当なencountのデータを使うのが良い(測定の際はhaste trinketは外すこと)が、
カカシで測定した後に、想定されるraid buff(haste)分を適当に割り算して出しても良い)
Arcane Missileなどの複数回のdmgがある場合、複数回proc chanceがあることに注意。
実効値計算の実際
Elemental Focus StoneとLiving Flameを比較してみる。
- 平均cast timeの算出
Recount上で必要なデータは、Cast回数に関してはDPSのタブの個人詳細から、
戦闘時間に関しては、ウィンドウ左上の戦闘の選択のところに表示されている。
今回はVoA25にてEmalon戦のデータを使用した。(BLは無し)戦闘時間143秒, Inci 38, Conf 12, CB 8, Immo 9, Corr 2, CoD 2 平均 cast time = 143 / (38 + 12 + 8 + 9 + 2 + 2) ≒ 2.0 sec
- Elemental Focus Stone
522 haste / 10 sec duration / chance on hit (10%) / 45 sec internal CD522 * ( 10 / (45 + 2.0 / 0.1)) ≒ 80.31 haste
- Living Flame
505 sp / 20 sec duration / use505 * (20 / 120) ≒ 84.17 sp
- 考察
Wlk的にはSPの評価が高いのでLiving Flameが良くなるだろう。
SPとhasteの評価が同等で、かつ平均cast timeが短いclassになると、
Elemental Focus Stoneの方が高性能になる可能性が大いにある。例:EleShm
Macroによるtrinket使用の組み込み
- 最も多くcastするspell(所謂filler)に、trinket使用の文をくっつけたmacroを作成する。
理想的には使用する全てのspellに付ければ良いのだが、手間とmacro欄の都合から難しい。#showtooltip Incinerate /console Sound_EnableSFX 0 /use 13 /use 14 /use 10 /cast Incinerate /script UIErrorFrames:Clear() /console Sound_EnableSFX 1
- slot番号は、13がtrinket1、14がtrinket2、10がhands(for Eng)になる。
しかし上のまま使ってるとToC 3rdでPvP trinketを勝手に使う等の不具合が起きる。
使うtrinketが決まっているのなら誤爆を避ける為にtrinket名を直接記入しても良いし
Use trinketを1つしか装備しないなら、場所を決めて13か14のみにするのも良い。
Macro使用上の問題
- Latencyをクリアする為のcastの先行入力を行っていると、trinketは発動してくれない。
これはキーの押し方が連打派であろうが、タイミング派であろうが事情は同じになる。
なおinstant spellは先行入力が存在しないので、その後は必ず発動する。
- その為、結局trinketのCDに注目していないと、次のinstant spellのcastまで
trinketの使用が遅れることになってしまう。10秒も遅れると損失は大きいので注意。