Trinketに関して

Last-modified: 2010-04-10 (土) 02:02:59

上昇の実効値の計算

  • Use trinketの場合
    実効上昇値 = proc上昇値 * ( 効果時間 / CD )
    CDが明けてノータイムで使用すると仮定している。実際はやや遅れがちになるだろう。
  • Chance on hit trinketの場合
    実効上昇値 = proc上昇値 * ( 効果時間 / ( 隠れCD + procに要する時間 ))
    Procに要する時間 = 平均cast time / proc確率
    平均cast timeは、RecountやWWSなどのlog parserで、(戦闘時間 / cast数)を計算する。
    (VoAなど適当なencountのデータを使うのが良い(測定の際はhaste trinketは外すこと)が、
    カカシで測定した後に、想定されるraid buff(haste)分を適当に割り算して出しても良い)
    Arcane Missileなどの複数回のdmgがある場合、複数回proc chanceがあることに注意。

実効値計算の実際

Elemental Focus StoneとLiving Flameを比較してみる。

  • 平均cast timeの算出
    Recount上で必要なデータは、Cast回数に関してはDPSのタブの個人詳細から、
    戦闘時間に関しては、ウィンドウ左上の戦闘の選択のところに表示されている。
    今回はVoA25にてEmalon戦のデータを使用した。(BLは無し)
    戦闘時間143秒, Inci 38, Conf 12, CB 8, Immo 9, Corr 2, CoD 2
    平均 cast time = 143 / (38 + 12 + 8 + 9 + 2 + 2) ≒ 2.0 sec
  • Elemental Focus Stone
    522 haste / 10 sec duration / chance on hit (10%) / 45 sec internal CD
    522 * ( 10 / (45 + 2.0 / 0.1)) ≒ 80.31 haste
  • Living Flame
    505 sp / 20 sec duration / use
    505 * (20 / 120) ≒ 84.17 sp
  • 考察
    Wlk的にはSPの評価が高いのでLiving Flameが良くなるだろう。
    SPとhasteの評価が同等で、かつ平均cast timeが短いclassになると、
    Elemental Focus Stoneの方が高性能になる可能性が大いにある。例:EleShm

Macroによるtrinket使用の組み込み

  • 最も多くcastするspell(所謂filler)に、trinket使用の文をくっつけたmacroを作成する。
    理想的には使用する全てのspellに付ければ良いのだが、手間とmacro欄の都合から難しい。
    #showtooltip Incinerate
    /console Sound_EnableSFX 0
    /use 13
    /use 14
    /use 10
    /cast Incinerate
    /script UIErrorFrames:Clear()
    /console Sound_EnableSFX 1
  • slot番号は、13がtrinket1、14がtrinket2、10がhands(for Eng)になる。
    しかし上のまま使ってるとToC 3rdでPvP trinketを勝手に使う等の不具合が起きる。
    使うtrinketが決まっているのなら誤爆を避ける為にtrinket名を直接記入しても良いし
    Use trinketを1つしか装備しないなら、場所を決めて13か14のみにするのも良い。

Macro使用上の問題

  • Latencyをクリアする為のcastの先行入力を行っていると、trinketは発動してくれない。
    これはキーの押し方が連打派であろうが、タイミング派であろうが事情は同じになる。
    なおinstant spellは先行入力が存在しないので、その後は必ず発動する。
  • その為、結局trinketのCDに注目していないと、次のinstant spellのcastまで
    trinketの使用が遅れることになってしまう。10秒も遅れると損失は大きいので注意。

Use trinket(含Eng hands)複数装備上の問題