★ルール等に対する疑問とその回答です ... 最新追加分はこちら
質問内容および回答につきましては一部編集しております。必要に応じて出典を参照してください。
(出典がないものは「常見問題-FAQ 」が出典元です)
タイトル | 質問内容 | 回答 |
真の風景の開放について | PCはどこまで真の風景を開放できますか? 総合ステータスは残りますか? それとも、総合ステータスを開放するまで存在できるのでしょうか? | 基本的には―― 総合ステータス=魂の故郷から自分が創った風景 ――は残して余生を過ごすみたいな感じをイメージしています。 PCは最後に自分の魂の故郷もしくはその風景に近しい場(場所や人や生き物や、それぞれPCにより様々でしょう)と寄り添うことで旅の終わりとするという感じです。 そして、その一生の終わりに、残された総合ステータスを解放し、自分が魂の故郷としていた風景を余生の地へ刻み消えていくということになるのでしょう。 ただ、それはPCが望んだということで混沌の呪縛を鎮めるために解放するのもプレイヤーの任意です。 もちろん、そのPCにとって最後の[旅]ということになってしまいますが、それを禁止するルールはWローズにありません。 |
魔法風景の自分自身への使用について | 魔法風景を自分自身に放てますか? 例えば、表の風景に「切り裂かれた」などの魔法風景を受けた場合、その様相に、止血や応急手当などの魔法風景を自分自身で上書きできますか? 可能な場合、「切り裂かれた」に対して響き合いは必要でしょうか? また、この行動を行った場合、敵に攻撃の権利や気づきは発生しますか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/魔法風景について) | a)ローズガーデンで作成した魔法風景を自身にかけることは可能 b)語りによって、その風景を変えるにふさわしい行動結果が導かれた場合、「切り裂かれた」という現実(実際に起こったことで心に刻まれた事実)は変化しなくても、そのことと実際に応急手当してもらったこととは別。ちょっと難しい言い方で済みませんけれど、過去に起こったことは簡単に変質させられない=表の風景を変えられないのですが、それと、応急手当をしてもらったということはまた別のことになるという感じです。 その場合「切り裂かれたけど応急手当てしてもらった○○」という[表の風景]にはならないんですね。あくまで魔法的な心傷として刻まれてしまった風景ということなので、そのものを変化させるのには魔法的な手続き(癒し歌とか、自分や誰かから新たな魔法風景を放つとか)が必要になってしまうという感じです。 |
透色の様相へ攻撃が命中した場合について | 真の風景が空欄の場合でも、攻撃が命中すれば表の風景に魔法風景が上書きされてしまうようですが、(リプレイの安っぽい耳のシーン)透色の様相に命中した場合はどうなるのでしょうか? 1、命中はハズレたことになる。 2、透色の表の風景に上書きされる。 3、命中した透色の様相の前後のナンバーどちらかに命中する。 (出典:掲示板(お尋ねごと)/透色について。) | 「透色」=「最終的にたどりついた真の風景」とお考え下さい。とはいえ、そこに「表の風景」は上書きされ得ます。 いわば、いったん悟ったようでも、あるきっかけで俗物化してしまうことも有り得るという感じでしょうか。 とはいえ「旅に出た回数」は変化しないので、透色が多いほど、回復も早くなるでしょう。 |
総合ステータスにしか風景を持たない存在(ビーイング)について(1) | P50の反発的存在(ビーイング)との深い交流についての原則を、総合ステータスにしか風景をもたない存在(ビーイング)へ愚直に適用すると、PCが[魔法風景]を放とうとすると、[総合ステータス]が自動的に上書きされてしまい、存在(ビーイング)からPCへの[魔法風景]を放ち返すことが出来ないように感じたのですが、そのような解釈は成り立ちますか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/リストにない存在(ビーイング)との深い交流について) | 実際には存在(ビーイング)リストにあるものは、総合ステータス以外にも複数の風景をもつ存在(ビーイング)の全てを網羅したものでなく、一部だとお考え下さい。また、総合ステータスにしか風景をもたない存在(ビーイング)は、たしかにアムンマルバンダが風景魔法を放てば反撃はできません。 ただし「深い交流」とはP50にあげた三原則のみに限るわけでもありません。いわゆる「ルール的に」三原則は守らねばなりませんが、その他にも「深い交流」とみなせるような行動をPCがとった場合、いきなりその存在から魔法風景が放たれることはあり得ます。 たとえばPCが出会ったのが「禁じられた魔導書」だったとします。これを横目で見るだけで手に取らないでおけば、それは「浅い交流」で何も起こりません。でも、これを家に持って帰ったり、まして熟読した場合、そこに発生したのは「深い交流」と見なせます。その場合は、この「魔導書」という存在(ビーイング)から魔法風景が発せられるでしょう。いわば呪いとかの類です。 風読み役が全くいないプレイだと難しいですが、風読み役がいる場合は、こうして出会った存在(ビーイング)の本質をその時の風読み以外の人間に隠すことで、こうしたギミックの仕込みが可能です。 |
総合ステータスにしか風景を持たない存在(ビーイング)について(2) | 正誤表のPage33によると[気づき]は記入しないことになっていますが、この場合p33やp49で設定されている [気づき]が活用される場面はほとんどない、と言うことでしょうか?(回復できる[様相]がもともとないので)。 (出典:掲示板(お尋ねごと)/リストにない存在(ビーイング)との深い交流について) | 総合ステータスにしか風景をもたない存在(ビーイング)は、その表の風景が書かれた瞬間に変質してしまいますから、原則「気づき」が発生することはありません。ただし、その存在(ビーイング)以外の他の存在(ビーイング)によって新たな上書きや消去が起こることはあり得るのではないでしょうか。 もっともP50「虚無の六」にあたる言葉が書かれ現世より滅していなければの話ですが。 |
地図の時代設定について | 地図にフェリアがありますが、時代設定はフェリアの存在する四王国時代以前ですか? それとも、年表にある大旗戦争後「混沌の呪縛」について言及されている頃ですか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/地図と時代について) | 時代設定は特に定めず、もの語りしたい時代をプレイするというイメージです。よって、あの地図は「フェリアがあった時代の一地図」という位置づけです。 |
冒険マップ上の移動について | ・冒険マップシートとユルセルーム全土の地図から、朝/昼/夜の一時刻のアムンマルバンダの移動速度を見積もると、時速30kmぐらいになりそう。 (出典:掲示板(お尋ねごと)/アムンマルバンダの移動方法 ) ・移動する距離が短い(狭い範囲)のことになりますと、それだけ対象者は集中してあたりを観察して周囲との交流も短い時間で深いものとなるように感じました。 (出典:掲示板(お尋ねごと)/[移動]に[日中]全てを費やすことについて ) | (1).第1案:[移動]においては、そこで次のエリアに行くまでの間「イベントとしてカウントできる印象的出来事」=「その道中、どれだけ心にふれる出来事があったか」をダイスもしくはカードを引いて出た数で決める(そして、その数に等しい「夢見舞い」が行える[夜]がある)。 また、より厳密にリアルを求める向きには、次のエリアまでの距離をザックリ大中小などレベル分けし、各レベルによりダイスや引くカードの数を変える。 (2).第2案:距離感が大きそうなエリア間に関しては、その間にさらに各[朝/昼/夕]各々の時間経過に対応してエリア細分する(要はスゴロクのマス目を増やす)。 ――のどちらかで良いのではないでしょうか。 私としては(1)が、より「Wローズらしい」と感じております。 というのも換言すれば(1)は「その、ある場所からある場所に移る際、[もの語り]のカケラたりうる要素のみ、その[旅の現実]としてカウントする」ということだからです。 本作は、全てこうした[旅人]の主観的立ち位置で[世界]が成り立っています。 本作においては旅情シミュレーションを創るという意識はありましたが、それは必ずしも「旅行シミュレーション」という概念に同義ではありませんでした。 物語本の中で「書かれるページ数=語られる時間や移動した距離」でないのと同様、移動と時間、およびそれらを取り巻く周辺状況(天候/地形/健康状態/補給等)により、物理的スケール合わせを厳密にシミュレートするというアプローチには必ずしも準拠しておりません。 そういったパラダイムからは色々「ゆるく」なっております。 物理的客観性を周知網羅して再現しないと「もの語り」としてのリアリティが得られないという立ち位置ではないと申しましょうか。 プレイに支障が出てしまうと感じられない最低限のレベルで客観的統一基準は担保されれば良いと思いますので、各自の許容できる範囲内でアレンジなりカスタマイズすればよいのではないかと。 もしくは従来のTRPGのように、ここからここに移動するには、だいたいこれぐらいの時間がかかると「場合場合で決めていく」のが良いかと思います。 で「そろそろ夜だよね」ということになれば「夜」にできる行動をとるみたいな。 |
タイトル | 質問内容 | 回答 |
「妖魔たち」について | 「妖魔」とは一体、ユルセルーム世界では何を指すのか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/ 言葉決め表:クラブのQ(p.163)ページの[Q-8]について) | あくまで科学者とか法律家さんのするキッチリした「言葉が指す意味の定義」とは異なり、普通にユルセルームに住む人がどんなふうに会話の中で、こうした言葉を使っているかというお話しになりますが…… 「妖魔」→魔族の中で、なんか自分らにとって「邪悪」だったり「気持ちの悪さ」が強調される際の呼称。 「幽魔」→魔族の中で、メディートの統べる霊界の影である幽魔界の存在であることを強調するときの呼称。 ……という使い分けがあります。 なので、妖精族がふだん「妖魔」と呼称している魔族でも、人間族からしたら「幽魔」と呼ばれることが多かったりする例もあるでしょう。 |
風景魔法について | 風景魔法は「魔法」として描写されるべきなのか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/風景魔法について) | 魔法であるとしても、しなくても、語り次第でどちらでも可能です。 その時々で語り手が決めて語れば良いです。 (例)「やさしいヒナゲシ」という魔法風景を、 「草の枯れた荒野で、傷心してたたずむアノ人への贈り物として魔法行使した場合」 語りとしては、 「枯れ草の中に咲く、やさしい色のヒナゲシを見つけ、 これをやさしくすっとさしだす」 ほうが、 相手の目の前でヒラヒラさせたハンカチや手とかから いきなりヒナゲシが飛び出してくるよりステキかもしれません。 さりげない偶然や流れの変化みたいなのも、広い意味で「風景(情景)を左右する魔法の一種」としております。 |
存在(ビーイング)と風景魔法について | 風景魔法(魔法風景を他者に放つ)は、アムンマルバンダであるPC以外も使えるのか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/風景魔法について) | 存在(ビーイング)は風景魔法を使えます(PCのように風景言葉を取り込んだり、変異混成したりはできませんが)。 ある存在(ビーイング)が持っている魔法風景とは、その存在(ビーイング)が外部に与える影響力そのものなので、存在(ビーイング)の方からは勝手に魔法風景を放つことができないとかいうことはありません。 その状況と語りが許せば、いきなり襲いかかってもいいわけです。 |
表の風景の回復について | 上書きされた表の風景を消すには? (冒険で受けてしまったダメージの回復について) (出典:掲示板(お尋ねごと)/上書きされた表の風景を消すには) | 「弱点言葉」のダメージのみ、クエスト解決時に自動回復(真の風景を復活)します。 それ以外は気付き歌などで自力回復させる、または「あえて回復させない」のいずれかを選びます。回復しない場合は次の[旅]へ持ち越すことになります。 (持ち越す場合のメリットとしては下記の通りです。 (1).次のクエストにとって都合の良い[表の風景]であると ハッキリしている時 (2).もともと憑依されたのが余り使い勝手の良くない [真の風景]をカバーしてくれるものの場合 等々) |
存在(ビーイング)との交流について | 反発的存在(ビーイング)と深い交流を行いたくないときにどうすればいいか? (出典:掲示板(お尋ねごと)/存在と関わらない方法について) | 反発的・非反発的存在(ビーイング)とは、風景魔法により攻撃(汚染)されないという意図で、「深い交流をしない」としてスルーすることはできます。 ただし、PC側がそう言い張っても、相手の反発的存在(ビーイング)の[深い交流]から逃がれられない、または先へ進むために逃げて通れないことがあります。 相手がイキモノなら、その意志で、相手側から響き合い要素をみつけて風景魔法を放ってくる場合もあり得ます。 また相手がイキモノでなく障害物/障害地形といった存在(ビーイング)なら、目的地へ行くのに(いつかは)それらと[深い交流]で対決せざるを得ないこともあり得ます。 |
反発的存在との交流について | 「塞ぐもの」以外の反発的存在(ビーイング)との深い交流でも同じように「生まれる風景」を設定し、ローズガーデンへ取り込む事は可能か? (出典:掲示板(お尋ねごと)/反発的存在との交流について) | 反発的存在(ビーイング)との深い交流でも、生まれる風景を設定&取り込むことが可能です。 あらかじめ遭遇予定の存在(ビーイング)があるなど事前準備にこれるなら、この生まれる風景や、表の風景、真の風景の幾つかを付箋などで隠し、条件をみたす交流/語りができたら、それを明らかにしていく=正体をばらしていくなどの工夫をするとセッションが盛り上がるでしょう。 |
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