ジーゼン・ヴェルディ協同共和国

Last-modified: 2015-06-26 (金) 01:54:40

概要

北ヤード海の島国であり、「白き島々」の異名を持つ。ヤード人とカフレリア人、フィル人の三民族が対立していた影響で争いが絶えない島々でもあり、昔は「血みどろの島々」であったと言う。しかし大陸国の崩壊に伴い次第に融和へと向かうようになり、統一的な共和国を建国するに至った。国名に「協同」を冠するのは融和への願いからである。

政治

基本的には議院内閣制であり、議員は一院制で議席は357である。特徴的なのは元首である大統領で、三民族が交互に大統領を送り出し、大統領の出身民族ではない民族はそれぞれ第一首相と第二首相を送り出す、事実上の三頭政治が行われている事である。因みに現大統領のマルヤーナ・ラテュはフィル人である。
議院は現在与党である全国協同党(中道左派)が210議席で以下野党第一党である新自由党(中道右派)が122議席、労働者党(左翼)が15議席、全国民連合(右翼)が8議席、無所属が3議席である。民族政党は原則認められていない。

外交

基本的に中道的であり、経済は資本主義的ではあるが資本主義陣営とは距離を置いている。また、社会主義とも距離を置いており、自らを「第三の道を往くもの」としており、同じ非同盟主義国家に対しては非常に友好的な態度をとる。

地理

北ヤード海にある群島、ジーゼン・ヴェルディ諸島を唯一の領土とする。人が定住する地としては最北にあるとも言われている。極北の島々である事からその大地は不毛であり、木は生えない。よって森の代わりに草原がある。
気候は典型的なツンドラ気候で冬場は-30度を下回ることもある。夏も平均最高気温が10度にならない。また、極地に近い為に太陽が沈まない白夜と太陽が昇らない極夜がそれぞれ四か月ほどある。

主な都市

  • ロンウェルヴィーン
    協同共和国の首都。静かな港町である。極地観光の拠点として賑わいを見せつつある。フィル人の町であったが、融和の際に海外との交流の際にある程度大きな港あって便利だ、と言う理由で首都とされた後に多くの人々がこの町に移住した。なので現在は三民族が混在している状態である。
  • バレウツブルク
    第二の都市で民族対立時代はヤード人の最大拠点であった。今もヤード人が主体であり、ヤードの文化を各所に見受けることができる。
  • ニルオーレス
    炭鉱の町でカフレリア人が多く住んでいる。
  • ピャミーデン
    フィル人の町で民族対立時代は砦が存在した。

経済

漁業が盛んで極北の海の豊かな資源を求めて多くの船が港を出る。他に良質の石炭を産出する鉱山が存在する。
通貨はクローム(Krome)。

言語

ヤード語、フィル語、カフレリア語が話されるが三民族の共通言語としてジーゼン語(ヤード語とフィル語の混交言語)が存在する。尚、カフレリア語はフィル語に近い。

陣営

資本:30% 共産:10% 非同盟:60%