ブルガンヴィア公国

Last-modified: 2020-10-29 (木) 01:08:24
国名ブルガンヴィア公国(Duché de Bregainvilla)
首都ジルベーニュ(Gilbergne)
国家元首マクシミリアン・ジルベール・ブルガンヴィア公爵
通貨ブルガンヴィア・エキュー

概要

フェイルディラシア大陸西南部にあるブルガンヴィア地方を統治する君主国家である。
ブルガンヴィアはトラニア語で「ブルガン人の街」を意味する。

歴史

公国成立前からブルガン人が古代より定住していたが中世に差し掛かるとノルト系のヴァイキングの侵入を受ける。
これを打ち破り従属させたクロード勇敢公がブルガンヴィア公爵になったことを公国の起源とする。
ガルマニアとクラトニア両王国に挟まれ地政学的に重要な地域であったため両陣営から圧力を受ける。
ジルベール武勲公が公爵になると中小貴族をまとめ上げ中央集権的な軍政機構を構築し常備軍を編成。
公爵自ら率いる軍勢でガルマニア・クラトニア両陣営を現在公国本土と呼ばれる地域から駆逐した。
(皮肉にもジルベール武勲公の活躍ぶりがロストアルテミス後のガルマニア・ファッショ政権の手本として扱われる)

ロストアルテミス後はクラトニアとガルマニアのファッショ陣営に組み込まれ実質的属国として扱われる。
核戦争時に当時の公爵であるアルフルート悲劇公が外遊先で行方不明となり傍系であるものの唯一の男子であった現公爵である
マクシミリアン・ジルベール・ブルガンヴィアが継承した。

政治

公国議会

立法府としてジルベール武勲公が中小貴族と都市および農民代表を集めて開いた会議を前身とする公国議会がある。
公国議会は地域代表と功績のある政治家によって構成される元老院と国民から直接選挙で選ばれた議員で構成される代議院の二院制である。

内閣

首相は公爵によって代議院第1党党首が任命される。

  • ティエリー・クロード・ブノワ
     現職の公国首相。民主保守党党首。元公国軍中佐で公爵の戦友であった。

公爵

公国の君主にして象徴。君主大権を保持しているが議会や内閣に信託している。

  • マクシミリアン・ジルベール・ブルガンヴィア
    現公爵。先代公爵のはとこの長男にあたり傍系であったが継承権が男子のみであったため継承した。継承前は公国陸軍に所属した。
    温和な顔であるので継承後は髭を生やしている。
  • エファー・ヴァランティーヌ・ブルガンヴィア
    公爵妃にして先代公爵の長女。継承法の改正で彼女が公爵位を継承する予定であったが核戦争で改正前に空位になったため
    マクシミリアンが後を継いだ。50代後半とは思えない美しさを保ち「ブルガンヴィアの魔女」と呼ばれている。
  • テオドール・クロード・ブルガンヴィア
    パンシオン伯爵にして公爵法定相続人。マクシミリアンの長男。

地理

ブルガンヴィア地方は南部が海に面し、北西部にトラニア半島・北東部がガルマーニュ(ガルマニア)地方に囲まれ,日照日数が長く冬も温暖である。
雨は春秋に集中して降ることが多い。

ジルベーニュ

公国首都。公国本土のほぼ中心にありジルベール武勲公時代に本営として建設された。当初はヌーヴェルヴィル(新都)と呼ばれていたがジルベール武勲公からあやかり現在の名前になった。

アンシャンヴィル(Ancieville:古都)

中世時代の首都。本来のブルガンヴィアと呼ばれる街である。古代から中世にかけてのブルガン人や古代帝国の植民都市遺跡が各所に
眠っており積極的な工事が行われず(核戦争の攻撃対象にもならなかったため)古い町並みが現在まで残っている。

パンシオン(Pansion)

ブルガンヴィア最南端にある港町。広大な湾が形成された天然の良港でフェイルディラシアだけではなくカイバーオーシャンやセイルナシアとの
交易の中心になっている。

軍事

最高指揮権は公爵にあるが首相に信託し予算や開戦・和平は公国議会の承認が必要であることが慣習になっている。

文化

宗教

クラトニアの隣国のためメトラ教徒の国民が多い。