プラガヴィア首長国連合

Last-modified: 2016-05-14 (土) 01:50:16
国名プラガヴィア首長国連合
国旗upe.png
国歌連合賛歌(我らの神はここにいる)
首都アルハーシュ
元首アブティ・バルバサール・バンコレ代表首長
政体絶対君主制

概要

 プラガヴィア中部の半島南西部とその対岸に位置する6つの首長国からなる連合国家である。

歴史

 現在の首長国連合の領域において古代文明間の海上交易の中継拠点として栄えたのが最古の記録である。その後古代文明の衰退とともに没落し,ヤーディシア大陸西部における中世時代と同時期にはオアシス群に少人数単位の部族集団が暮らしている程度であった。
 中世後期になるとオアシス群に先住した部族と後から移住してきた部族が混じり合い次第に統合されていき現在の首長国に繋がる4つのグループが形成される。

 近世になるとヤーディシア勢力が海上を席巻するようになり各部族グループは海賊となりヤーディシア勢力と激しく対立するようになった。とくに影響下に置いたハンフルトを起点とする海上交易網の再構築とその権益獲得を狙うリーゼンバウム侯爵家に目の敵にされ,当時のフリードリヒ2世がフォロノワ皇帝の許可を得て艦隊を編成し鎮圧にでる。侯爵は陸上の制圧はできなかったもののお互いに疲弊し休戦協定を結ぶ。この結果、部族グループは首長国として国の体裁を取りリーゼンバウムの交易網に組み込まれる。

 近年のプラガヴィア大陸全体での独立運動による周辺国家の独立を受けて個々の首長国ではそれらに太刀打ちできないと判断し政治・外交・軍事・経済の連携と強化を行うため首長国連合を結成した。 

政治

首長国連合を構成する各首長国は世襲の首長による絶対君主制に基づき統治されている。
連合政府は外交・軍事・通貨・教育に権限を持ち大まかな制度は連合内で統一しているが経済・資源開発・インフラ・社会福祉は各首長国に任している。

首長会議

首長国連合の最高意思決定機関。構成する各首長国の首長によって構成されている。国家元首である代表首長はアルハーシュ首長国首長(バンコレ家),宰相はドルゴバ首長国首長(アデード家)が世襲で次ぐのが慣例化している。内閣に相当する閣僚会議は代表首長が任命する。

連合議会

 一院制の議会で各首長国の人口比で議席が割り当てられている。議員は各首長国首長が任命するが国民の選挙による指名か首長の選任かは各首長国の判断に任せている。議員になるものは各首長国の有力者がなることが多く彼らの懐柔という側面がある。

外交

民族

 アルフ人

 褐色の肌と比較的とんがった耳を持つ。髪の色は色素の抜けた銀や逆に濃くなった黒髪。 彼らの話す言語は周辺地域で話されている言語と大きな差はないので相互意思疎通が可能である。

 フォロノワ系リーゼンバウム人

 白人移民。リーゼンバウム銀行関係者が赴任してくること多いが最近ではアルデナ戦役(リーゼンバウムとナレス(後のエタリア)の紛争)で家や土地を追われた人たちが一念発起して移民する場合が増えている。

地理

 以下の首長国によって構成されている。なお、国名と首都名は一致している。

アルハージュ(№24)

 首長国の中で最も国土大きく政治力の強い首長国。 首長国首都が連合首都でもある。

ドルゴバ (№27)

 経済力が大きい首長国。もともとはアルハージュから分岐した勢力なので同首長国とは連合結成前から友好関係がある。

オルカーン(№25)

 首長の権限が比較的弱い。首長国化する前から話し合いで方針を決めていた。国民の多くが指名した人物を連合議会議員に任命している。

クフェルト(№28)

 エンヴィル家が統治する首長国。 聯合内で一番農業が盛んである。

カトゥラ(№23)

 北方にカトゥラ山を望む湾岸国。かつての古代文明間の交易都市の遺跡が存在する。

ディルレーン(№46)

 上記の首長国が属する半島の西側対岸に位置する首長国

経済

 海上交易の中継や石油資源,真珠の採取が主な産業である。

リーゼンバウム銀行

 リーゼンバウム侯爵家が経営する銀行。各首長国に対して財政・金融・経済的支援を行い顧問銀行の地位を獲得している。その見返りとして詐欺行為や故意の債務不履行を行う(または行おうとしている)首長国内の顧客に対して資産差し押さえと私刑を執行する権限を有する。

軍事

連合国防軍 

 首長国連合の軍隊で陸海空軍と警察軍から構成される。また各首長国にも首長国軍を保有しており地域コマンドと呼ばれている。

フェアード中戦車別名:侯国軍Ⅳ号戦車。アルデナ戦役における侯国軍主力戦車。近隣諸国が共産陣営からT-34を購入するという情報から購入。結局、近隣諸国がT34を購入しなかったため過剰反応だった
アルハ—シュ級軽巡通商破壊艦隊並びに護衛艦隊の旗艦として建造。3連装15センチ砲を3基持つ

リーゼンバウム侯国プラガヴィア軍団(RPK)

 侯国の海外派遣部隊。機甲師団と歩兵師団1個ずつと2個航空連隊から構成される。司令官のモリン中将はアルデナ戦役で活躍したが上層部とそりが合わなかったため自ら願い出てやってきた。