ユナン共和国

政治

平時の政治は全て貴族中心の元老院及び平民中心の民会で決定される。
政治決定は元老院と民会両議院の一致が原則であるが、相互に違う決定をした場合、護民官は元老院の決定を取り消すことができるが、元老院がそれに異議を唱えた場合、執政官と護民官の協議で決定する。
国家元首は執政官であり、通常の行政事務を執行する。原則として議院の決定に反する命令はできない。任期は1年、元老院議員から選出される。
護民官は元老院のいかなる決議をも拒否する権限がある。また、身体の不可侵権が保障されており、国費で護民官専用の警備兵が付けられる。任期は1年、民会から選出。
有事の際には臨時執政が設置される。任期は半年だが、4回まで任期を更新できる（つまり最大2年間）。臨時執政の設置はそれそのものが戒厳状態であり、その決定は超法規的であり、あらゆる機関を通さず命令ができる。その命令は護民官でも拒否できない。ただし、任期満了後、その業務は財政を含めて全て元老院に報告しなければならず、その報告次第では弾劾の対象となるため、私利私欲のために権力を乱用することを防止する制度となっている。

軍事

軍隊は自警団程度のものが存在する。武器は自弁、軍服は支給されるが数は満足にないため、自宅で製作するために型紙が配布されている。