南ヤーディア人国

Last-modified: 2015-11-05 (木) 11:58:00
国名南ヤーディア人国
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国歌
首都
元首ウラジーミル・ウルゴノヴィッチ国王
政体立憲君主制

概要

北部及び東部一帯はフォロノワ帝国に属し、南部は異教徒による帝国に支配されていた地域。老いた異教徒の帝国は老人としてその生涯を閉じた。それと同時に起きたメルコフの失脚は民族主義者の台頭を呼び、北部及び南部地域は帝国からの独立を成し遂げ、帝国主体とする連邦構想から外れた。彼等が望んだのは宗教や文化は否ざるが民族的に同様であった隣人との協調を選んだ。そしてフォロノワ帝国の解体から数年四つの民族は互いの宗教・言語・文字・文化が異ながら南ヤーディア人というアイデンティティの下国民議会にて選出されたウルゴノヴィッチ家の若き男ウラジーミル公爵を、「南ヤーディア人の偉大なる守護者にして国民議会によって選定された王」へと王冠が饐えられた。
しかしウルゴノヴィッチ家の主要産業の独占を皮切りに家族、氏族による要職独占、軍隊を私的化、国王の大権の下自分の出身民族の保護は他民族の反発を招いた。

政治

議会は形だけの物であり国王大権の下あらゆる法案が破棄され、議会の存在すら危ぶまれる。一院制で国王の氏族或いは出身民族によって牛耳られた南ヤーディア人同盟が国王の大権の元下達される令をただ黙々と採決している。一方でフォロノワ帝国で唱えられた社会主義思想の流れをくむ南ヤーディア社会労働党が勢いを増している。

民族議会

500議席
与党
南ヤーディア人同盟(242)
スチャラヴィカ人民党(68)
野党
南ヤーディア社会労働党(50)
民族解放党(10)
国王指定議員(130)

民族

スチャラヴィカ族
西部(18)一帯に定住するフォロノワ系民族。人口の43%を占める民族。肌は白く、黒い眼をし頭髪は茶色い。信仰する宗教は円十字正教徒会
ヴィグルダ族
北部(22)及び東部(23)一帯に定住するフォロノワ系民族。人口の38%をしめ中世期にフォロノワ帝国の支配下にに組み込まれた。信仰する宗教歴史以外はほぼスチャラヴィカ族と同一といっていい民族。
ウリム
本土全体に点在し、人口の11%をしめる。老人の帝国のかつての支配者のなれの果て。国王の下達により民族の調和がなされていると言われているが事実上迫害を受けている。
ヴェータ
フェザーン大陸出身の一族。南部(24)一帯に定住し肌は浅黒い。民族の構成比率は8%をしめヴィグルダ族やウリムとは違いスチャラヴィカ族同様の宗教を信仰する。故に国王から手厚い保護を受ける。

軍事

国王の統帥権により国王を長とする。元将軍らで構成される元帥会議の進言により運営される。この元帥会議並びに付属機関が事実上の軍政並びに軍令機関として機能している。だが元将軍は皆スチャラヴィカ族の高位にあるものが金で買い取った或いは国王の庇護の下得た階級でありそれはまさしくこの国家の縮図となっている。

馬鳥

ヴェータ人と共に渡来した馬に変わる移動手段。足腰が強くまた熱帯地域をものともせず歩きとおす。ただし動きは遅く輸送用或いは限定下での騎兵突撃に使われることあがる。