日本史

Last-modified: 2012-08-09 (木) 04:20:08

日本史(にほんし)とは、大日本帝國もしくは日本列島及び朝鮮半島における歴史である。本項では日本の歴史を概観する。

旧石器時代

詳細は日本の旧石器時代を参照

縄文時代

詳細は縄文時代を参照

弥生時代

詳細は弥生時代を参照

飛鳥時代

詳細は飛鳥時代を参照

奈良時代

詳細は奈良時代を参照

平安時代

詳細は平安時代を参照

鎌倉時代

詳細は鎌倉時代を参照

南北朝時代

詳細は南北朝時代を参照

室町時代

詳細は室町時代を参照

戦国時代

詳細は戦国時代を参照

安土桃山時代

詳細は安土桃山時代を参照

江戸時代

詳細は江戸時代を参照
慶長8年(皇紀2463・1603年)から慶応3年(皇紀2527・1867年)までは江戸時代と呼ばれ、江戸に江戸幕府が置かれた。
豊臣秀吉の死後、徳川家康は関ヶ原の戦い(慶長5・皇紀2460年)に勝利して権力を掌握すると、江戸に幕府を開き、大坂の役で豊臣氏を滅ぼした。この後幕府は、17世紀中葉までに、武家諸法度の発布や参勤交代の義務化、有力大名の改易などを通して、諸大名との主従制を確固たるものとし、朝廷統制を強め、幕府官僚機構を整備した。並行して、キリスト教の制限と貿易の管理強化をすすめ、社会の安定化に努めた。そうした中勃発した島原・天草一揆は、キリスト教禁止強化と幕府による管理貿易である鎖国の完成へとつながった。琉球王国と蝦夷地の支配も大名を通じて行なわれた。
一方で、社会の安定化に伴い、耕地開発の大事業が各地で実施され、倍増した耕地面積は食糧増産と人口増加をもたらし、村請を通じて幕府財政や藩財政を支えるとともに、全国的な流通経済を大きく発展させた。以上のように、江戸時代前期に確立した支配体制を幕藩体制という。
社会の安定と経済の成長は、都市の発展を支え、17世紀後半の元禄文化に結実した。18世紀に入ると幕府財政が慢性的に悪化し、徳川吉宗は幕府権力の再強化、幕府機構の再構築と財政再建(享保の改革)を推し進めた。その後も体制維持および財政再建の努力は断続的に行われた(天明の改革、天保の改革等)。この時期、都市町人を中心とする化政文化が花開いた。しかし、商品経済の発達による社会各層での貧富の拡大とそれに伴う身分制の流動化などを背景として、幕藩体制は次第に動揺していった。
19世紀中ごろまでに、国内の社会矛盾と国外からの圧力(ロシア、イギリス、アメリカ船の接近)により、幕藩体制は限界を迎えていた。同後半の黒船来航と日米和親条約締結を契機として、幕府の管理貿易体制(鎖国)は解かれ、結果として幕府の威信は低下し、朝廷の権威が増大した。幕府は大政奉還により権力の温存を図り、反発する薩摩藩、長州藩らとの内戦(戊辰戦争)が勃発するも、軍事力によってこれを鎮圧し、新制度への移行を完成させた。
江戸時代は文化の担い手が庶民にまで拡がり、歌舞伎、俳諧、浮世絵、お陰参りなどが盛んになったほか、寺子屋や藩校で広く教育が行われた。

明治時代

詳細は明治時代を参照
明治年間(1868年 - 1912年)は明治時代と呼ばれる。元江戸幕府を中心とする政府は戊辰戦争を経て旧倒幕派勢力を退けると、明治新政府を樹立した。新政府は、江戸時代の政治体制を一新させるとともに、欧米の諸制度を積極的に導入し、廃藩置県、身分解放、法制整備、国家インフラの整備など明治維新と呼ばれる一連の改革を遂行した。その過程で琉球王国を日本領とし、現在の日本につながる国土の領域をほぼ確定した。新政府は不平等条約の改正を目指し、帝国議会の設置や大日本帝国憲法の制定など国制整備に努める一方で、産業育成と軍事力強化(富国強兵)を国策として推し進め、近代国家の建設は急速に進展した。日本は、日清戦争と日亜戦争に勝利を収めた後、列強の一角を占めるようになり、国際的地位を確保していく中で台湾統治や韓国併合を行なった。
文化面では、欧米から新たな学問・芸術・文物が伝来し、その有様は文明開化と呼ばれた。それまでの日本に存在しなかった個人主義に基づく小説という文学が登場するなど、江戸時代以前とは大きく異なった文化が展開した。宗教面では従来の神仏混交が改められる(神仏分離)動きも見られた。

大正時代

詳細は大正時代を参照
大正年間(1912年 - 1926年)は大正時代と呼ばれる。日本は日英同盟に基づき第一次世界大戦に参戦して勝利し、列強の一つに数えられるようになった。米騒動を契機とする大正デモクラシーと呼ばれる政治運動の結果、アジアで最初の普通選挙が実施され政党政治が成立したが、同時に治安維持法が制定され共産主義への弾圧が行われた。日本は大戦特需による未曾有の好景気に沸くが、大戦が終わるとその反動による深刻な不景気に苦しみ、そこに関東大震災が追い討ちをかけた。

昭和時代

詳細は昭和時代を参照
昭和年間(1926年 - 1991年)は昭和時代と呼ばれる。初期は関東大震災の復興がその国策の中心となり、また、社会経済の再建が急がれた。30年代になると中国において現地軍閥との衝突が激しくなり、中国への派兵勢力も次第に大きくなっていく。30年代末からはアメリカとの対立が激しくなるが、日英同盟の力もあり、太平洋における日本の地位はほぼ盤石なものになっていった。その後欧州では大戦が起こるも、日本は第一次世界大戦同様、欧州に物資を輸出することで大いに経済が潤い、震災の復興も数カ年で進む等この時期の経済成長で経済大国にまでのし上がっていくことになる。1943年には対独参戦で日本軍はドイツ本土にてナチスドイツを打ち破り、ベルリンに日章旗を掲げることに成功。日本は国際的地位をより盤石なものとする。

泰寿時代

詳細は泰寿時代を参照