昴海国

Last-modified: 2017-05-26 (金) 01:00:11

昴海国

  • 概要
    東ヤーディシアの白海島・北湖島・海参威(ハイシェンエイ)半島北部を領土とする国。古くは海参威半島全域とその周辺も支配する国家であったが、衰退の一途を辿り、大陸では風前の灯火となっている。そんな中で、衰退した国を憂いた第13代王、太玄裼は自らと家族を不老不死にすると言う禁術を行うも不完全な形となり、彼自身と妻を生贄に彼の一人娘を半不老不死にする結果に終わった。この異常事態に高官たちはショックで心を閉ざしてしまった一人娘、太晨琳を一先ず王に据えて高官たちで作る円卓会議で政治を進める事とした。しかし、高官たちは汚職政治を進め、更に国を崩壊へと向かわせようとしていた。そんな中で心を開いた太晨琳は国家の状況を掴むと表向きは心を閉ざした振りをしつつ、政権掌握の為の工作を続け、遂に民衆の支持の下高官たちを追い詰め、血の粛清により葬った。衰退しきった国家を少女王はどこまで持たせられるのか、それとも...
  • 政治
    王たる太晨琳の独裁であり、全ては御前会議での彼女の承諾の署名から始まる。
    しかし、太晨琳はある程度の政治権限の分散は考えているようだ。
    • 太晨琳
      昴海国王家直系の血を受け継ぐ最後の王。父である太玄裼の禁術により寿命が無くなり、傷の再生力が上がったものの、成長は幼いままで止まり、人の血を吸う、つまり吸血を定期的に行わなければならない体になってしまった。なお、吸血を受けた人間には血を吸われただけで何の効果もなく、一回に必要な血の量は少ないため、失血死の危険性はない。少し気持ちが良いらしいが依存性などはない(彼女曰く「お風呂に入っている時みたいな感じ」)。
  • 地理
    • 上京龍郷府(43)
      白海島にある、外城・内城・宮城の三重の城壁を持つ都城で、最盛期の繁栄を伺うことが出来る。
    • 外京西海府(25)
      最盛期は大陸における中心都市として隆盛を極めたが、現在は鷹・満天星との交易で一定の繁栄を保っているような状態である。また、両国の緩衝地帯としての役目もあるとされる。一応長い歴史を持つ都市でもある。
    • 北湖島(44,45,46)
      下京雀翠府(44)を中心としている島。昴海人はほぼ下京雀翠府にしかおらず、国を持たない諸部族の島である。
      昴海の衰微によってその保護体制も不安定化しているとされる。