よかもん志演義

Last-modified: 2018-11-25 (日) 19:43:51

よかもん志演義


宇宙世紀0078

ジオン公国軍と地球連邦軍との小さな衝突から

押し問答している後の火の国よかもん隊初代隊長ぷりんの姿があった。

それを興味深く見ていた緒方拳、Noria_sは意気投合し

ashtonも合流し火の国よかもん隊を結成。

隊を大事にするぷりん隊長達の歴史が始まった。

その後も続々と隊員は集まり

賑わいを見せた。

現在は、緒方氏も去り、隊長も去ってしまい
かつての繁栄は衰えたが

長兄ashton副隊長や古株、中堅、そして新しい隊員達が
今も支えている。

まだ先ではあるが新しい隊長を決めるために
隊長選挙が行われる。

危惧すべきは反骨の相のある コスルが立候補しようと
している事だ。

果たして、火の国よかもん隊はこの危機を乗り越えることができるのか。

宇宙世紀00XX 某月

それからしばらくして

事態を憂慮したよかもん市民たちは

ぷりん隊長の捜索を「宇宙の果てまでイッテQカップ」という番組に依頼し

なんと出演者の宮川大助兵衛がぷりん隊長を発見!

ザビ家を語るコスル・ザビの野望を打ち砕くべく

ぷりん隊長が立ち上がる。

対するコスルも、コスルミクスという政策を打ち出し

景気の上昇を訴える!

メディアはこぞって景気上昇を唱えるが

実際は計算式などを変えて多く見せるようにしただけであった。

毎週マスメディアと税金で会合し、飼いならし圧力をかけ

ラーメン大学の建設地を格安で賛同者に売ったり

よかもんミツヒタパナソニーヘヴィ重工業の製品に

本国のジオニック社の子会社の部品を使うように

圧力も行っている。

司法にも幅広く子飼いの者を参入させ

グレーな部分に介入させない外道の者だが

果たして、ぷりん隊長は勝てるのか??

よかもん隊、よかもん市民たちの運命はいかに!?

宇宙世紀00XX 某某月

市民達の抵抗むなしく

権力と圧力と不正選挙でコスル・ザビはよかもん隊隊長として

就任した。

不正選挙に弁護士達も立ち上がったが

関わったとされる人物達は

「記憶にない」「覚えていない」などを繰り返し

刑事司法に介入し圧力をかけ

検察の動きを制限、古の梟雄※1、董卓※2の再来と言われた。

また、ここまでの手回しの良さに

謀略に長けた人物が味方したとも噂されている。

評論家によると知力87以上と推測された。

この権力主義に支持率は35%に低下したが

これもマスコミによる上方修正で

実際は6.9%にも満たないという。

本来、政治はその支持率と信用性が重要であるが

意にも返さないやり方は独裁とされた。

また消費税を5%に増税。

他の自治区と比べると低い様にも思えるが

他は生活必需品などには課税がなく、

嗜好品などにかかるだけで

よかもん拠点はすべてに課税。

個人取引にも目を光らせた。

これにより実質消費税30%に達する。

庶民が気づきにくい所を貪り圧制を始めた。

この締め付けに庶民達は

よかもん拠点から脱走をしようと考え始める者も増え始めていた。

 

※1梟雄(きょうゆう)強く荒々しい頭領。
※2董卓(とうたく)中国は後漢末に登場する将軍。
地方の将軍であったが時と利を得て帝を擁し
実権を握り贅の限りを尽くし都を恐怖のどん底に陥れた。
最後は養子に討たれ、都民からヘソに火をつけられ
肥満していた董卓は3日燃えていたという。

宇宙世紀00XX 某某月月

民主主義を称えつつ独裁主義のコスル・ザビのやり方に反発し

多くの人々が脱走した。

しかし、既に察知していたコスル政府は

脱走犯取締役隊長、亀甲柴 理仁(きっこうしば りひと)を派遣し

すべて捕らえる事に成功し、縛った。

重罪に処されると人々は嘆いたが

3か月後全員が無傷で釈放された。

人々は安心したが

釈放された人々はすべてコスル政府を支持し

自分達の罪を無罪としてくれた政府に感謝していた。

反政府派の人々は青ざめた。

おそらく洗脳したのだと。

だが、政府はもっと驚くべき行動に出た。

なんと前隊長であるぷりん氏を総帥に迎えたのである。

これにより一気に支持率は120%に増加。

コスル・ザビは自ら丞相と名乗り

ぷりん氏の最高補佐官になった。

人々は困惑したが、安心と安定と安全を疑わずに信じた。

政府はこの勢いに乗じて消費税を8%に増加。

支持率は下がると思いきや

マスコミの上方修正や

街角インタビューで政府を支持する捏造インタビュー等で

支持率は上昇と報道された。

捏造インタビューには無名の劇団員や

マスコミ関係者を使い人々を

サブリミナル洗脳した。

コスル政府は最高の支持を得ていたかに見えたが

反政府運動を掲げる者達は

ぷりん氏の一筋の涙を見逃さなかった。

宇宙世紀00XX 某某某月月

ぷりん隊長の復帰で市民は民主主義の回帰だと

街中は祭りやパレードが行われ

ぷりん隊長も出席。

議会では

政治家、公務員、議員達の給料を

景気に応じた変動制にし、

それにより消費税の廃止が可能だと

国民主体の政策が議論された。

自分達を潤すにはまず、国民から潤すという事を掲げた。

これはかつて人類がまだ西暦の頃に

日本で政治家の権力が頂点を極め、暴政が行われ

多くの国民が苦しみ、

あろうことか権力者達の政策に

寿命コントロールというものが掲げられ

国民たちは知らぬ間に危険な添加物を食べ、

人体に有害な農薬で作った作物を食すことによって

平均寿命を下げ、年金がもらえる年になると

亡くなってしまう。

これらの政策を極秘裏に彼らは行い、

自分達は安全な食料ルートを確保していた。

10年後なんとか彼らに鉄槌が下ったが

その失われた10年で日本は疲弊し、復興に

40年かかった。

政治家から権力をはぎ取るにはとても時間がかかる。

日本人が多いよかもん拠点では

この過去の過ちを繰り返してはならないと

為政者が権力を持つことに危惧していた。

よってこれらの政策が掲げられたが

政治家達は連邦との戦を考えれば

景気云々ではなく、ジオン公国の為にが第一であると

反対多数で否決された。

丞相に就任したコスル・ザビは

大変渋い顔をして

「大変残念ではありますが、やはりジオン公国が我々のいえ、

スペースノイド達の希望であるがゆえに仕方がありません」と

コメント。

マスコミは一斉にこのコメントを素晴らしく見えるように編集。

多くのよかもん拠点市民に

「仕方がない」というすりこみ作業に移った。

またぷりん隊長にも「苦しい時ですが頑張りましょう」と

言わせることに成功。

反コスル政府活動家達はもうお終いだと嘆いた。

それからほどなくして

小隕石がよかもん拠点に衝突して

拠点に多く見つかる宇宙人の化石倉庫が大破。

よかもんの首都である くまもんシティの

高級料亭「赤烏丸亭」で宴会をしていたが

大した被害じゃないと宴会を続け、

二次会、三次会まで行った。

翌日に死者が多数出ていたことが判明し

市民から責任が問われた。

宇宙世紀00XX 某某某月月月

市民から責任が問われる中

宇宙スペースコスモリーグで(フットボール)

ロアッソ火の国が1部に昇格し

町中が沸いた。

キャプテンのashtonが会見を開き

「ぷりん隊長、よかもんの為にがんばりました」と

コメントし、大いに盛り上がった。

コスル丞相は飲食店に補助金を出し

格安で提供させ、よかもんは大いに盛り上がり

連日、市民は飲み酔いしれた。

そして先の責任問題はかき消され

マスコミは一切報じなかった。

この頃、よかもん拠点では新しい紙おむつ

フンドシーンが発売されたが

あまりはやらなかった。

軍拡も進められ、MS-06 ザクⅡの外見そのままで

中身をまるで別物に替えた。

連邦は外見で判断し大打撃を受ける。

バイブレーションソードも開発し

超振動ブレードでガンダリウム合金も泥の様に切り裂いた。

宇宙の真空では使えないが

地球での音波兵器セイレーンを開発し

パイロットに直接ダメージを与える事に成功。

セイレーンを受けた連邦パイロットは

誰もが「PPAP」とつぶやきコンビニ弁当、ビニ弁しか食べなくなった。

ビニ弁は消毒液を大量にかけ、食中毒を防止していたが

添加物など多いので

多くの連邦兵が体を壊した。

宇宙世紀00XX 某月日

コスル政府はメディアと御用学者を利用し、司法に介入し

誰も逆らえなくなり、まさに平家にあらずんば人にあらず、

西暦時代の日本の自民党であらずんば人にあらずのように

コスル党関係者でなければ人にあらずとなった。

しかもカリスマであるぷりん隊長を傀儡(くぐつ、かいらい)とし

民衆の支持を得、まさに怖いもの知らず。

しかし人という者の仲には不正は許さないという

正義感のある者が産まれ出ずる。

エルリック・スノーデンヤキニクというコスル政府の諜報官が

自分の仕事にコスル政府に疑問を持ち、地球に亡命した。

これにより脱走犯取締役 亀甲芝 理仁は降格となり、縛られた。

エルリックは地球で

サイド3群よかもんシティは不正により政権を維持し

インフラに強力な爆弾を仕掛け

元代表であったぷりん氏を脅し

誰も逆らえないようにしていると暴露。

コスル反対派はぷりん氏の涙の訳を知ることとなるが

コスル政府はメディアでこの事は一切報じず

外部からの通信をミノキシジルスキー粒子で妨害し

外部からの情報を

コスル政府の息のかかったメディアからのみとした。

コスル反対派はエルリックの情報を元に

コスル・ザビを内乱罪で訴える計画に入った。

内乱罪とは権力、武力を用い暴動を起こし

国家に著しい不利益と損害を与えた罪である。

ただ、権力の行使目に余るものの

暴動には至っておらず

また、司法も同じ穴のムジナであるがゆえに

現段階では非常に難しいといえる。

この頃、よかもんシティでは

プラレスが流行っており

初代プラレス王に柔王丸がなった。

宇宙世紀00XX 某月日日

民主主義を謳いながらコスル政府の独裁は続いていたが

コスル政府を揺るがす事件が起きた。

過去に、コスル・ザビ事務所が

よかもん市長選挙に自分の擁立者を勝たせるために

別の立候補者を中傷するビラを

極道の者達に任せた。

依頼金は500万ギラであったが

コスル事務所はケチって300万しか払わず、

コスルの自宅に火炎瓶が投げられた。

裁判となったがこの事件はマスコミは報道せずに

忘れられていたが

その事件を追う、ジャーナリストが

タイタニックのポーズを取っている時、何者かに押され

高さ1.919フィートの高さから落下し

重傷を負った。

ジャーナリスト達は怒り、コスル政府に牙を剥いた。

この事により反コスル政府の者達も一緒になり

デモを始めた。

コスル政府は警察を動員し

デモを天狗熱の蚊が発生していると中止させたり

人通りの少ない所でしか許可を出さなかったり

対立が続いた。

マスコミは一切これを報じなった。

しかし警察の中からも疑問が出始め

宇宙警察に密かにコンタクトをとり

ギャバン氏やシャリバン、シャイダー氏が

極秘に調査に入ってきた。

この頃、ツィマッド社からドムがロールアウトされ

よかもんメカニックはすぐにばらして改造した。

胸の出力の低いメガ粒子砲を拡散電磁波砲に改造し

敵機の電子系統に損害を与えるようにした。

電子系統に損害を与えるのでフラッシュと同じように

カメラが一時使用不能になる。

この内臓武器をアソビスギと名付けた。

またエースパイロットである
バルフィッシュ鬼面組組長専用にカスタマイズされ
実戦配備された。

よかもん隊も隊員が増え

軍事力を拡大し、予算を大幅に増やした。

その為、更に重税が課せられたが

その度に コスル政府はぷりん氏に演説を行わせ

民衆の怒りを収めた。

宇宙世紀00XX 某月日日日

反論するもの、批判するものを悉く粛清し

歯向かう者無しといわれるぐらいコスル政府は

栄華を極めた。

しかし慢心したのか、コスルは不摂生を繰り返し

なんと原因不明の鼻の穴が臭くなる病気にかかった。

鼻の穴が臭いというのはつまり、

通常時、睡眠時、いつでも

オートで臭いということ。

コスルは入院となった。

人々は内心喜んだが

報復を恐れ、声には出さなかった。

しかし喜びもつかの間、ドリアンや鉛筆の芯の臭いを嗅いで

臭い匂いに耐性をつけたコスルは難なく復帰した。

この頃、ズムシティ・ザコシショウという人気芸人が

よかもんシティにやってきて

大盛り上がりをみせた。

ズムシティ・ザコシショウは

西暦時代のお笑い芸人、ハリウッド・ザコシショウの子孫にあたる。

ハリウッド・ザコシショウは

謎のギャグ、「ハンマカンマ」で一世風靡した。

そしてこのハンマカンマは後のハンマハンマというMSの名前の由来となった。

宇宙世紀0079 某日

本国であるサイドスリーのジオン公国への膨大な貢物、献上品、納税、ふるさと納税等により

コスル政府の貢献度はザビ家に認められ

ガルマ・ザビ少将、地球方面軍司令官麾下の

海兵部隊の海将に就任が決まった。

それに投じられた市民の税金は計り知れなかったという。

本人は海帥及び大海帥を手をスリスリしながら言ってみたが

ギレンに睨まれ、諦めた。

海将となったコスルが地球に行くのではないかと

反コスル政府派は思ったが

コスルは自分のAIと称し

腹心の者を数名送り自身は地球にはいかなかった。

反コスル政府派は

ジオン公国への貢物の額面の多さを追求したが

コスル政府は貢献度が増し、

他の都市よりも優位に立ち、軍事面、技術面でも

優遇されることを約束されたと報告し

市民の支持は下がる事はなかった。

TVでは

今回のコスル政府の行動を

・評価する

・評価しない

・どちらともいえない

という西暦の時代に国民洗脳するための

アンケート結果システムを復活させた。

確かにアンケートは行うが

非常に少数で、自分達の傘下の人達にしかやらせていない。

しかし国民は騙され、これが世論の声だと納得してしまった。

さらにスペースカー会社の乙産自動車のCEO、

タンスニ・ゴーン氏が逮捕のニュースが流れ

この件の追求はさらに影を潜めた。

いわゆるスピンオフという

国民を違うニュースに誘導する権力者の常套手段である。

今、よかもん市民達の話題はゴーン氏の逮捕で持ちきりで

反コスル政府派の追及もここでまた頓挫した。

そしてコスル専用ズゴックがロールアウトし、

連邦の海軍を駆逐。

パイロットはコスルとなっていたが

本当は富士瀬 スバルという英才教育を受けた若手パイロットだった。

これによりまた、よかもん市民の支持率があがった。

またこの頃、

よかもんシティでは食パンの4枚切りが流行る。