太陽の輝き 白鳥歌野

神花解放後

基本データ

運用法や相性のいい勇者等

恒常ガチャにラインナップされている、緑属性・範囲型のSSR。
半公式の呼び名である勇者服SSRうたのんといえばこのうたのんのことを指す。
神花前のイラストは、西暦時代に諏訪と四国間で行なっていた勇者通信の様子が描かれている。
勇者通信とは、バーテックスの本格侵攻開始後、結界内に立て篭もった
いくつかの地域の安否を定期的に確認するために行われていた無線通信による定時報告の事。
四国の勇者乃木若葉はこの勇者通信を通して白鳥歌野とコンタクトを取り、
お互いの安否を確認したり、うどんと蕎麦どちらが優れているかを討論しあったりしながら親睦を深めていき
やがてお互いの顔も知らないけれど、かけがえのない無二の友人となっていく。
のわゆ原作でこの辺りのやりとりを知っていると、ゆゆゆいにてついに顔を合わせた二人のやりとりがまた違って見えること請け合いである。
なお勇者通信を行う際、我らが王。は猫をかぶっていたのか標準語オンリーで会話をしていた。
その為、邂逅した時に飛び出したルー語には流石の風雲児も呆気にとられる事となった。

リーダースキルは緑と青属性の勇者の踏ん張りとHPを強化する。
完全に守備を固める目的の構成となっている。
火力よりも死なない事を優先する必要があるステージで選択肢に入ってくるだろう。
当然ながら踏ん張り強化は[痛恨]アビリティとは噛み合わせが悪い。リーダーに勇者服うたのんを採用する場合は編成に注意が必要。
また、意外と陥りがちなのはフレンドから借りてきたゲスト勇者がこの勇者服うたのんであり、踏ん張り強化により[痛恨]が発動しないというパターン。
普段は気にすることもない、むしろありがたい効果であるが[痛恨]を主軸に据える編成ではよく確認する事をお勧めする。

アビリティは5段昇段時に大円範囲にダメージを与え、自ペアの必殺技再使用時間に短縮をかける。
正直に書くと非常に使いどころが限られるアビリティ。
ダメージ量は本人のATK基礎ステの高さも相まってまずまずとなっている。
…のだが、発動が5段昇段時の一度きりというのがなんとも心許ない。
おまけに昇段時、つまり敵を撃破し昇段経験値が一定値に達したタイミングでの発動の為
いざ発動させてもダメージを食らわせるべき敵が範囲内に居ない*1といった事態がまま起こり得る。
理想としてはボスを殴りながら範囲攻撃で雑魚を巻き込み昇段、アビリティを発動させボスに直撃させるといった形を目指したい。
ただ、たった一度のダメージの為にそこまでお膳立てするのは非効率的。あくまでおまけ程度に考えている方が良いかも知れない。
必殺技短縮の方も、短縮は数秒であり併せて効果時間の指定もある上発動は5段昇段時の一度だけで重ねがけも出来ないとあまり実用的ではない。
効果時間は20秒のため、昇段後に一度短縮の恩恵があれば御の字といった具合だろう。
無理やり活かすのであれば再使用時間が20秒より短い必殺技を所持した勇者を編成する必要が有る。
が、これも手間に見合った価値があるとは言い難い。

必殺技は大円範囲にダメージを与え、自ペアに2秒移動停止のペナルティを課す。
威力は平均的、射程範囲はなかなかに広い。けれどゲージ消費が特筆して軽いわけでも再使用時間が短いわけでもない。
一応ノックバック属性が付いているが、追加効果もなくデメリット付きとちょっとだけ運営さんに恨み言を言いたくなるような散々な内容となっている。
強みを挙げるとすればこのうたのんか恒常SSRであり、覚醒が比較的容易な点であろうか。
うたのんはATK、HP、踏ん張り、移動速度、CRTどれを取っても高水準であり、+1ごとのステータスの伸びも異常に高い。
基礎ステータスが伸びれば必殺技の与ダメージも当然跳ね上がる。
対青属性の切り札となってくれるだろう。

総じて、必殺技やLS目当てにメインに編成するよりはサブに編成してその有り余る女子力と高ATKを活かす方が向いている。
範囲型のタンクであるため、編成するだけで女子力の補強と攻撃範囲のカバーが容易に行えるのは魅力。
また、サブ勇者の踏ん張りはメインの勇者に加算されるという検証結果がある。
Sに届く踏ん張りを加算できるのはうたのんならではの強みと言える。

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