水上のお姫様 伊予島杏

神花解放後

基本データ

運用法や相性のいい勇者等

2018年7月に開催された「プールで大はしゃぎガチャ」にて登場した青属性、遠射型の限定SSR。
杏のSSRとしては5種目、青属性としては3種目。
イラストはガチャのタイトル通り、水着を着てプールで大はしゃぎしている様子が描かれている。
神花前、後共にタマっち先輩が収まるのか心配していた杏のボヨヨヨヨンを存分に堪能できる。
同学年なのに…ずるいよう…
神花後には最近3のつく日に大活躍中でお馴染み、サンチョの巨大ビニールボートも登場している。
お嬢様のおつかいで買いに行けるものな辺り、やはりサンチョは既製品のキャラグッツなのだろうか。

リーダースキルは青属性の勇者の攻撃ペースを強化する。
元から手数はトップクラスの杏自体にはやや恩恵が薄い。
強化値自体は35％と大きい為、ここは高ATK低攻撃ペースの勇者と合わせてあげると存分に効果を活かせるだろう。

アビリティは敵撃破時という緩い条件で、自ペアにATK上昇、移動速度上昇、踏ん張りダウンの３つの効果を付与する。
敵を撃破する度に付与され、ぐんぐんATKと移動速度が上昇する。
…ように見えるが、制限時間が5秒の為イメージほど効果が重複する事は稀。
大抵のステージでは雑魚の登場間隔に数秒のブランクがあり、またステージ内に侵入してくる雑魚の数は
常に一定を保つようになっている為、効果を重ねようにも的が居ないという事態になり易い。
また[撃破]アビリティは敵を通常攻撃で倒した時のみに反応して発動する為、必殺技で一網打尽にして大量に重ね掛けをするといった抜け道も使えない。
現実的な範囲で2～3回分重複させてATK+30%ほどなら立ち回り次第で期待できるか。
ATKステの低い杏にとってあって困る効果ではないので、敵の処理を優先的に回す等の工夫で常にアビリティが発動している状態をキープしたい。
踏ん張りダウンのデメリットについては例によって痛恨アビリティの発動補助に利用できる。
特に柿のんや勇者服風先輩等は杏の低い女子力を補いつつ
杏のLSとアビリティによって低い攻撃ペースをカバーし、元から高いATKを更に伸ばす事ができる為高相性。

必殺技は28倍ダメージを敵全体に与え、自ペア以外に自然回復効果を、自ペアにCRT減少効果を付与する。
注目点は攻撃範囲。ワザリングハイツでお馴染み勇者服杏と同じ敵全体＝画面全体指定となっている。
敵と自機の位置関係がどうなっていようとヒットさせられるのは最大の強み。
倍率はATKステの低い杏にしては抑えめ。自身のアビリティによるATKバフも加味したとしてもそこまでダメージは伸びない。
またワザリングハイツと異なりノックバックはほとんどない。
主用途は溢れてしまった雑魚の処理になるだろう。
再使用時間は平均より長め。連発はできないので使い所はよく見極めよう。
仲間に付与する自然回復効果は30秒と長く、相当量の回復を見込める。
自ペアには付与されない点は注意が必要。自前で回復手段を用意する、ハート瓶を拾わせる、
遠射型なのを活かし後方で使用し、敵との接触自体を少なくする等の対策が必要になる。
一番のネックは自ペアに付与されるCRT減少効果。
マイナス40%もされては元が中程度の杏はおろかCRTトップクラスの勇者でさえ凡庸なレベルまで落とされてしまう。
SR刑部狸（青）等で補えない事もないが、クリティカルによる撃破ボーナスは他のペアの役割と割り切って
クリティカルが出ずとも問題ない精霊やサブ勇者を選定するのも１つの手。
技レベルを上げれば減少量を20%まで抑えることができるのでどうしても気になる人は最高級技うどんを使うのもいい。
名前の元ネタは恐らく2003年にフランソワ・オゾンを監督として作られたミステリー映画「スイミング・プール」及びそのノベライズ版から。

総じて、LSによるペースアップ、アビリティによる火力と移動速度強化、カバーしきれなかった時の仕切り直しが出来る敵全体対象の必殺技等
敵ボスへのダメージを与える役というよりは雑魚掃討と神樹様防衛に向いている。

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