豊かな愛 伊予島杏

神花解放後

基本データ

運用法や相性のいい勇者等

2018年3月27日開催の第八回 「絢爛 大輪祭」（所謂レジェンドフェス）にて登場した大輪祭限定SSRその16。
杏のSSRとしては四種目、青属性としては二種目。
これによりSSR雪女郎（青）のレベルを1上げることが可能になった。
イラストはタマっち先輩と一緒にキャンプを楽しんでいる様子が描かれている。
川の水が冷たい季節であること、二人が長袖であること、二人だけでキャンプに出掛けていることなどから
大輪祭タマっち先輩の時に行ったキャンプ中の出来事と思われる。
「流石にもう水が冷たい」と言っている事から秋から冬に差し掛かる時期にキャンプをしたのだろうか。
登場時期を考えると大輪祭あんずんは3月、大輪祭タマっち先輩は2月に登場しているので秋どころか冬真っ只中である。ゆるキャン△
必殺技の元ネタは恐らくアン・ブロンテ著の長編小説「ワイルドフェル・ホールの住人」から。

リーダースキルは後列の勇者のATKを+30%する。
基本的には前列～中列で戦う事が多いと思われるのでお呼びがかかる事は少ない。
しかし花結いの章などでは遠射で対処する必要のあるアジタートやアニマートといった敵が登場している。
これらの敵を相手に遠射メンバーメインで戦う際は大いに仕事をしてくれるだろう。
青属性は遠射が豊富なのもメンバーを合わせやすく追い風となっている。

アビリティはボス出現時に自ペアの攻撃ペースアップと敵移動停止の二つの効果が発動する。
ペースアップは初期値で40％とかなり高い。
元から手数が多い勇者と合わせるよりは、ATKが高く手数が遅い勇者の補助をしてあげたほうが
敵の防御バフに阻まれることも無くなり対応できる場面が増えるだろう。
敵移動停止はこの杏の目玉の一つとなっており、ボス出現時に戦場全体に効果を付与する為ボス以外に雑魚の進行も停止できる。
ボスを出現と同時に停止させ釘付けにする事が出来る為、そのまま必殺技を連続で叩き込むチャンスタイムとなる。
問題点は敵の移動速度のせいか、アビリティの処理の関係かは不明だが敵の停止位置にばらつきがある点。
止めるのが早すぎてしまい、遠射と範囲の攻撃は届くが近接の攻撃は届かないといった半端な位置に止めてしまう事が頻発する。
上記のようなパターンでも、大体の必殺技は届くと思われるのでボスに必殺技の先制攻撃を加える用途と割り切ってしまう方が安全。
足を止める効果自体は強力であり、ボスがフラフラと横移動を繰り返して狙いがズレるといった状況を無くし、
ステージの流れをある程度統一出来る為、周回作業をパターン化し易くなる。

必殺技は自機の前方2マス前に直径3マスよりやや広い円を描く範囲にダメージを与え、敵全体に踏ん張りダウンと自ペアに被ダメージ増加の効果を付与する。
注目点は倍率。なんと初期値で60倍、技レベル20時点で120倍まで到達する。
未覚醒で四神花済みのこの杏のATKは10250の為、
段位は一段、得意でも不得意でもない属性相手、LSは考慮しないという条件で計算すると
(10250/5)×120=でおおよそ246000ダメージとなり、同条件の勇者服東郷さんの国防砲の実に1.7倍のダメージを与える事ができる。
(※誤解のない様に注釈すると、勇者服東郷さんはATKの基礎ステータス及び覚醒時のATKの伸びが非常に大きい為、覚醒を重ねていくと
同条件でも基礎ステータスが低くそこまで劇的にATKが育つわけではないこの杏よりもダメージが出るようになる。
比較には出したが決して国防砲が劣るという訳ではないので注意されたし。あくまで未覚醒時点での比較である。)
付与する効果も中々に強力。敵全体に踏ん張り減少の効果を与えるのだが、ダウン量は初期レベルで20%、技レベル20時点で40%になる。
敵全体と指定がある為必殺技の範囲外にも効果があるのは嬉しい。
杏自体のCRTは中程度の為、CRTの高いアッキーや風先輩、タマっち先輩らと合わせて使うと敵のスタンを誘発させやすくなる。
加えてノックバック属性も持つ為、敵を弾き飛ばして戦線を立て直すのにも使用できる。
但し前述の通り自機の前方が指定範囲の為神樹様に張り付いた敵を剥がす目的では使用できない。
これだけの好条件が揃っている引き換えにデメリットも存在する。
まずはゲージ消費が4と重い事。別途ゲージ確保手段がなければ早々に弾切れする。
そして最も厄介なのが自ペアへの被ダメージが20秒間＋1000される効果。
敵の一発一発の攻撃に+1000ものダメージが追加されるのは女子力の低い杏にとっては死活問題となる。
幸いにも遠射型のため、ここはセオリー通り遠射ペアを組んで交戦機会の少ない後方から戦うのが良いか。
テニス風先輩の様な女子力を盛りにもって尚且つCRTも高い勇者と敢えて組んで無理やり前線に出す手もなくは無い。
以上のように威力と引き換えにそうそう考えなしで使ってもいいという効果にはなっていないので、編成段階でフォローの方法を考えておくと良い。

コメントフォーム