Type 16 MCV

Type 16 MCV

↑緑で表されている部位が複合装甲でこれらの部位はHEAT弾のダメージ軽減が行われる。

↑モジュール配置的に正面を貫通されるとエンジンが、側面からは燃料タンクが、後方からは弾薬庫がそれぞれ危険になる。
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基本情報

初期ステータス

最大ステータス

武装

※2025/7末のアップデートまでは（）内

弾薬

・大砲の名前に変更

※榴弾・成形炸薬弾・焼夷弾 等用

・機関銃の名前に変更

・機関銃の名前に変更

※車両の武装量に応じて追加、削除を行って下さい

装備

太線の装備は優先して強化していくのがおすすめ

ゲーム内の説明

日本陸自の主力を担う、16式機動戦闘車──それは“疾風の狙撃手”。装輪装甲の俊敏なボディに105mmライフル砲を搭載し、時速100kmで戦場を駆けるその姿はまさに機動の鬼。軽量ゆえの展開力と、正確無比な一撃で敵を貫く火力を兼ね備え、現代戦における「速攻と制圧」を体現する存在。

都市部での歩兵支援から、複雑地形での偵察・即応任務まで──そのすべてに対応可能な万能の戦士。戦車では重すぎ、装甲車では力不足な場面で真価を発揮する、究極の“スピード・ファイター”だ。

評価

• 耐久
  車体全面にダメージ軽減50%、さらに複合材パネルが装着された部位はHEAT減衰25%と軽装甲車両としては全体的に打たれ強い。
  特に車体正面の装甲厚はこの手の車両としてはかなり硬い方で、車体上面は角度が鋭くパーンツィリなどがもつ高貫徹力のAPDSを弾く。車体下部も12.7mmまでの機銃はほぼ無効化し、装着された複合材パネルのお陰でHEAT砲弾のダメージを抑えられる。
  また、弾薬庫や燃料タンクの状態異常耐性も以前より強化されており破片防止ライナーも強化すればより強固になる。
  ただしこれらの評価はあくまで軽装甲車両の括りの中で硬いと言うだけで、M10ブッカーのようにMBTとは比べられるものではないので凸のし過ぎに注意。

• 操縦性
  装輪装甲車は大抵の場合、前進だけが高速で後進は遅い（大体1/3~4）のが普通なのだが本車は初期状態でも46km/hという高速で後進が可能。また砲塔旋回も高速で一部のMBTと大差無くなり前述の後進速度も相まってNDK攻撃がしやすい。
  砲の俯仰角も小さめの砲塔にしては広く取れるので地形によって撃てないシーンが減り、ヘリコプターなどへの対空攻撃もしやすい。

• 火力
  主力武装となるJCV 105mm砲は再装填3.8秒と快速。装備される弾薬ではType 93(B)APFSDSの貫徹力550mmが上限となる。Mk1のAPFSDSより明らかにMBTの貫徹できる部位が広がるため解放を強く推奨。
  他のType 91 HEAT砲弾やType 75 HESH砲弾もダメージ量は充分。特にHEATはモジュールダメージが最大強化値で5031となる為、モジュール耐久値を上げる装備を軽視している車両に対してはほぼ確実に火災や誘爆などの損害を与えられる。
  主砲の精度は基本でも高いが装備で+20%でき、主砲の拡散も60%軽減し、散布界も10%+3%縮小できるので狙撃運用だけでなく機動攻撃も可能。ただしHEATなどの弾速が遅い砲弾は拡散が広がりやすく精度も落ちるので場面に応じて使い分けたい。

• 総評
  高回転率・高精度の主砲を用いて狙撃したりNDKを仕掛けたり、ヒット&ランで撹乱したりという軽装甲車両の理想的な戦法を実行可能な硬めの装輪装甲車。
  ネックだった防御力も改善されており数値以上にMBTの砲弾に耐えることができる。ただし、あくまで多少耐えやすいだけなので基本的にはMBTとの真っ向勝負は避けたい。
  アップデート以前とは全く別物にまで進化した本車は、運営がいかに日本を気に掛けているかを感じさせる調整がされている。装輪装甲車自体がまだ活躍しやすい環境とは言い難いが、本車はただのコレクション以上の車両になったと言えるだろう。

史実

16式機動戦闘車は、防衛省が開発した装輪装甲車。
これを作った経緯としては普通科の装甲車両では対戦車戦や火力支援の面で火力が不足していた。「じゃあ戦車を作ればいいじゃん」となるが国家レベルの事業であるためそうもいかない。一から戦車を作るとなると予算もかかる上に戦車だと機動性が、特に戦略的機動性に欠け、普通科分隊に随伴するとなると扱いづらい。さらに昨今中国の尖閣諸島の件など段々きな臭くなってきた時期でもあり島嶼防衛の点で見てもより戦略的機動性が必要とされ戦車と装甲車の間を取ったようなポジションとして生まれたのがこの16式機動戦闘車。
武装は主砲として国産の52口径105mmライフル砲と同軸機銃として7.62mm連装を装備。さらに砲塔上部には12.7mm重機関銃M2を搭載する。砲塔両側面には4連装発煙弾発射機がそれぞれ装備。2006年時には配備先が機甲科部隊となっていたが、2007年時には隣国と近接する北海道と九州に戦車を集中配備し、迅速かつ柔軟な運用をするため道路での走行に優れた機動戦闘車を全国的に配備する方針に。2023年までに約200両ないし約300両の配備が検討中。戦車が目立ちがちだが陸上自衛隊の主力戦力の一端を担う車両。

小ネタ

こいつの武装は現代の主力戦車たちがよく装備している滑腔砲ではなくライフル砲となっている。理由は「退役した74式戦車の弾薬が余ったためそれを転用するから｡」と言われがちだが基本的には16式の想定戦術として「高い機動性で狙撃ポイントに着き、待ち伏せて高い精度のライフル砲で確実に狙撃する｡」と言った感じ。もちろん74式の弾薬を転用するということも考えるられているかもしれないが、おそらく先ほどの理由の方が大きいと思われる。

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