「巨大決戦」による、OCGとの裁定の差異が生まれた問題

Last-modified: 2018-11-28 (水) 17:06:51

「巨大決戦」によるOCGとの裁定の差異が生まれた問題

「巨大決戦」と「M・HERO 闇鬼」のコンボの抑制のため、裁定を変えた問題。デュエルリンクスにおいて、カードの規制でも、スキルの弱体化でもなく、直接裁定を変えるのは極めて異例であり、結果的にOCGの裁定とは違う、いわば「デュエルリンクス独自裁定」が下ることとなり、ややこしい事態となった。

巨大決戦のスキル効果については、ページ最下部に記載。

OCGでの攻撃力が倍になった「M・HERO 闇鬼」の直接攻撃時の挙動

OCGでは、「ダメージ計算の倍率は重複しない」裁定となっている。
つまり、OCGで「巨大決戦」と同じ効果が発動した状態で「M・HERO 闇鬼」が直接攻撃を行った場合、5600のダメージを与えるのが正しい挙動である。それを踏まえてデュエルリンクスの裁定を確認してみよう。

デュエルリンクスでの攻撃力が倍になった「M・HERO 闇鬼」の挙動

デュエルリンクスの裁定変更では、「攻撃力の倍化・半減はそれぞれ1度行われる」裁定となる。
これにより、「巨大決戦」で倍化した「M・HERO 闇鬼」が与えるダメージ5600が、「M・HERO 闇鬼」によるダメージ半減効果により、2800になるということであり、OCG裁定とは明らかに違った裁定となる事がわかる。

OCG側の対応はどうなるのか

デュエルリンクスとOCGの間で、裁定をうやむやにするとは考え憎く、OCGがデュエルリンクスにあわせる形で裁定の見直しを行うのかが注目される。

一応、デュエルリンクス始動で細部の処理が変わったカードに「道連れ」があるのだが、裁定変更に関しては今回が初である。

「巨大決戦」:ライフポイントが倍以上多いプレイヤーに与える戦闘ダメージが倍になるスキル。