グラフ・ラザール・ド・カリオストロ

Last-modified: 2018-10-21 (日) 17:38:03

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ヨーロッパの小国・カリオストロ公国の伯爵家当主。
火事により亡くなった大公に代わり、事実上の国の支配者となっている。
作中では一貫して「伯爵」もしくは「閣下」と呼ばれており、ファースト・ネームを呼ばれる場面は存在しない。
剣術でルパン三世を追い詰める場面がある等、戦闘能力も高い。
また、オートジャイロを所有し、作中では遊覧飛行を行なっている。

 
 

映画『ルパン三世 カリオストロの城』

本編開始から7年前の火事により大公夫妻が亡くなったため、摂政として公国の実権を握っていた。
裏では本物以上とも言われる偽札「ゴート札」の密造に手を染めており、世界各国の暗部と繋がっている。
表向きは紳士的に振る舞うが、その本性は強欲で冷酷非道である。

 

伯爵家に伝わる「金の山羊の指輪」の所有者であり、対となる「銀の山羊の指輪」を持つクラリスと政略結婚をすることで、2つの指輪に秘められたゴートの秘宝を手に入れようと目論む。同じく秘宝を狙うだけでなく、クラリスの救出も企むルパン三世を何度も撃退し、ついに1968年9月13日夜に結婚式を挙げる。

 

cloak_castleofcagliostro.JPG

 

式中では黄金のヤギが装飾された黒いマスクに、大きな紫色のマントで身を包んでいた。
しかし、式中に再びルパンが襲撃したことにより指輪が盗まれたため、ルパンとクラリスが逃げた先である時計塔の内部へ向かう。そしてルパンと対面し、マントを脱ぎ去った後、剣を取り出し最終対決を迎える。指輪の秘密とクラリスを交換しようと持ちかけてきたルパンを騙し討ちにし、クラリスと共に湖へ叩き落として遂に2つの指輪を手に入れたが、先祖の残した財宝の真実と指輪が時計塔の仕掛けの作動スイッチとなっていることを知らなかったため、逃げる間もなく動き出した時計の長針と短針の間に挟まれて圧死した。

ゲーム『ルパン三世 カリオストロの城 ~再会~』

作中時間が死後の設定であるため、直接登場はしないが、非業の死を遂げた無念から亡霊となって、夜な夜なカリオストロ城に出没しているらしい。

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