グリーヴァス将軍

Last-modified: 2018-12-18 (火) 17:24:02

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『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター。

 
 

シリーズ内のクローン大戦においては冷酷無比なサイボーグ将軍と言われ、分離主義勢力独立星系連合のドロイド軍指揮官として活躍した。元々は惑星カリーを故郷にする爬虫類種族カリーシュの将軍だった。

 

自らをドロイドと称しており、敵であったとしても賞賛に値する者に対しては敬意を払う傾向がある。身体能力が非常に高く、壁面や天井を蠍のように縦横無尽に這い回ったり、宇宙空間でもかなり自由自在な行動が可能。戦闘では通常2本のライトセーバーだけを用いるが、本格的な剣戟の場合には四刀流で襲い掛かる。一方で、総司令官として討ち取られるわけにはいかないという自覚からか、形勢不利と見るやドゥークー伯爵の指示に従い、部下を押しのけてでも一人だけ逃げ出すことが多い。

 

とりわけジェダイ狩りに強いこだわりを見せ、「ジェダイ・キラー」と呼ばれていた。クローン大戦中も、殺したジェダイのライトセーバーやパダワンの頭髪などを戦利品として収集する事を楽しみとしていた。普段は自身のマントの中にライトセーバーを納めている。

 

また、「ゴア」と名付けた巨大なモンスターをペットにしており、惑星ヴァセックにある根拠地への侵入者を餌として与えていた。

 

登場作品

スター・ウォーズシリーズではプリクエル・トリロジーに登場する。設定上は映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でのジオノーシスの戦いにも参戦していたが、目撃したジェダイは皆殺しの憂き目にあったため、共和国軍やジェダイたちにその存在を認知される事はなかったという。

 

映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

[添付]

カイル・ローリング
マシュー・ウッド
日本語吹替後藤哲夫
 

銀河元老院最高議長パルパティーンを誘拐したが、二人のジェダイ、アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービの活躍によって阻止されたため、自身の旗艦「インヴィジブル・ハンド」もろともジェダイと最高議長を葬ろうとするが、この試みもアナキンの発揮した驚異的な操縦技術によって潰えてしまう。墜落寸前の艦より一足先に脱出したグリーヴァスは、占領した惑星ウータパウに大量のドロイドを隠し、直ちにダース・シディアスへ報告、次なる行動の指示を受けた。しかし共和国はグリーヴァスの潜むウータパウをつきとめ、すぐさまジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービ将軍率いる大部隊が派遣される。オビ=ワンに対決を挑まれたグリーヴァスはこれに応じるが、やがて自身の不利を悟り逃走を図る。しかしオビ=ワンの激しい追撃により次第に追い詰められていき、最終的に装甲を引き剥がされて露出した内臓をブラスターで焼き尽くされて絶命した。

アニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』

[添付]

英語版声優ジョン・ディマジオ(シーズン2)
リチャード・マッゴーネイグル(シーズン3)
日本語版声優菅生隆之
 

共和国を攻撃し勝利し続ける中、グリーヴァス将軍は共和国の首都コルサントへの奇襲・銀河元老院最高議長パルパティーンの誘拐を実行に移した。コルサントの奇襲は結果的に失敗に終わったが、議長の誘拐には成功し、2人のジェダイを殺害しジェダイ・マスター、シャク・ティを戦闘不能に陥れた。

アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』

[添付]

英語版声優マシュー・ウッド
日本語版声優後藤哲夫
 

ドロイド軍の総司令として度々登場。初出は分離主義勢力の秘密兵器「マレヴォランス」の司令として。シーズン1~5にかけてオビ・ワン、アソーカ、フィストー、イース・コス、アディ・ガリアなどと交戦し、ジェダイ騎士ナダー・ヴェブを殺害、コス、ガリアを生け捕りにしている。共和国軍を苦しめる強敵として描かれるが、軽口を叩いたり文句を言ったりする部下(大抵バトルドロイド)を八つ当たりで破壊したり、戦況が不利になるとあっさりと自分だけ逃走するなど小物のような描写も多い。

関連キャラクター

  • オビ=ワン・ケノービ?
     
  • アナキン・スカイウォーカー?
     
  • アソーカ・タノ?
     
  • パルパティーン最高議長?
     
  • ドゥークー伯爵?
     

関連ワード

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