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添付「大長編ドラえもんシリーズ」に登場するキャラクター。
登場作品 
漫画「ドラえもん のび太の大魔境」
のび太がいつもの空き地で拾った野良犬。見た目は普通の白い小型犬だがその正体はバウワンコ王国の王子で前国王であるバウワンコ108世の息子。文武に長け、優しさと勇敢さを兼ね備えていて責任感も強く、民衆からの人望も厚い。悪大臣ダブランダーのクーデターにより前国王の父が暗殺され、自身も棺に閉じ込められ生き埋めにされかけるもトラブルによって国外へ流れ着き、日本の貨物船に乗って日本にたどり着いた。ほんやくコンニャクを使用せずに日本語で会話しているのは、日本に向かう船の中で覚えたためである。
人間界では普通の犬として振る舞いながらドラえもんたちを国へと導き、無事に帰国。正体を明かした後はのび太たちの助けを借りてダブランダーの野望を阻止するべく活動を始める。真面目で凛々しい姿は王子そのものであり、剣の名手でもある反面、所々抜けていたりする。「ペコ」という名前は正体を知らないのび太が「ずっとハラペコだったから」と付けたもの。事件解決後は、民衆からの歓迎と祝福の下、新国王「バウワンコ109世」として正式に即位した。
アニメ映画「ドラえもん のび太の大魔境」
声 - 清水マリ
原作漫画と概ね設定に変更はない。
アニメ映画「ドラえもん 新・のび太の大魔境 ～ペコと5人の探検隊～」
声 - 小林ゆう
ダブランダーの陰謀によりサベールに一騎打ちを挑まれるが、対決の途中に崖から転落し、王国から人間界へ流された。やがて日本とアフリカを結ぶ貨物船に迷い込み、日本まで来た。
本作でも剣の名手でもあり、バーナードとブルテリに襲われていたチッポを剣術を駆使して助けたが、他作品とは異なり剣術を披露したのはこの1シーンのみ。新たに追加されたのび太との会話では、父親である王を救えず、姫や国民の苦しみに対して無力な自分が指導者にふさわしいのか苦悩していると語っていた。最終決戦後に城のバルコニーからスピアナ姫やドラえもんたちと共に集まった国民たちの声援に応えていた（その代わり、旧作、原作でのパレードがカットされている）。ドラえもんたちとの別れの後、新国王バウワンコ109世として王国の復興への誓いを宣言した。
