『仮面ライダーカブト』の登場人物。
ZECTの特殊戦闘部隊『シャドウ』の隊長格、完璧な連携『パーフェクトハーモニー』を信条としており乱れを許さない完璧主義者、影山を初めとしてシャドウのメンバーに非常に慕われている、料理が得意。
ZECTにもシャドウにも属さず自由きままに動きシャドウも出し抜く天道総司を執着するようになり、豆腐料理対決を初めとして様々な形で天道を倒そうとする。
しかし拘りすぎたのが仇となり自らが調和を乱す存在となってしまいザビーの変身資格を剥奪、矢車自身も過ちを認め隊長から降りていった。
その後は反省してシャドウを立て直そうとするが、新たなリーダーになった影山に利用され騙される形でZECTを追い出された。
地獄兄弟
「お前らは良いよなぁ…どうせ俺なんか…」
追放から数十話ぶりに再登場したが、まるで別人のようにやさぐれて卑下する性格になってしまい、その手にはホッパーゼクターが握られていた。
影山を同じ闇に落ちた存在として再び拾い、地獄兄弟となる。
だがこの状態になってもワームを倒し人を守る姿勢自体は変わっていないので、悪に落ちぶれたわけではない。
終盤には自分達でも拝める光として白夜を目指そうとするが、影山がネイティブに近付いてしまったので自ら手にかけ、闇の中で影山を看取った後1人どこかへ消え去った。
最終話の後日談にも登場していない。
ジオウ『カブト編』
ゲスト登場、影山を失って自暴自棄になってしまったのか影山に擬態したワームを弟として扱い、影山ワームが導く仲間が大量に連れた巨大隕石を激突させようとしていた。
アナザーライダー『カブト』の適合者でもあるが、お馴染みキックホッパーに変身することも。
ジオウとウォズに隕石を破壊され、カブトに選ばれた加賀美にアナザーカブトとして敗北。
影山ワームに縋るが、ワームにも「弟なんかじゃない」と拒絶され、拠り所を失った矢車は虚ろな目で夕闇へ向かって消えたのだった……
「矢車……すまない……」
仮面ライダーザビー
ザビーゼクターで変身した姿、蹴りを得意としており、ザビーの変身者としては1番最初。
変身エピソードは短く、カブトに拘りすぎて連携どころではなくなってしまった為ザビーゼクターに見放されてしまい、加賀美の元へ渡った。
仮面ライダーキックホッパー
「今俺を笑ったか?」
地獄に堕ちた矢車の新たな変身、後にパンチホッパーも登場し2人1組の仮面ライダーに。
キャストオフは存在しないがスペックは他のライダーに引けを取らない、『ライダージャンプ』からの『ライダーキック』が必殺技。
アナザーカブト
「笑えよ、誰か俺を笑ってくれよ…」
ジオウのアナザーライダーとしての姿、加賀美曰く「カブトもどき」
ワームがカブトの皮を被ったような見た目をしており、元々少し壊れていたせいかアナザーライダー特有の精神異常は見受けられない。
しかしワームで地球を滅ぼそうとすることはタイムジャッカーも想定外だった。
クロックアップが使用出来る。