カステイラ

Last-modified: 2024-03-20 (水) 22:55:40

登録日:2009-05-28 (木) 17:00:36
更新日:2024-03-20 (水) 22:55:40
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…想像して欲しい

表面にあるザラメがほどよく焦げて甘さとほろ苦い味が口のなかでとろけ合う
そしてすかさず牛乳をゴクリ…

至福の時である

ちなみにレンジでチンするとフカフカで美味い
そしてそこにすかさずホットミルクをゴクリ…

至福の時である

急いで食べようとして紙ごとガブリ…
そしてすかさず牛乳をゴクリ…

至福の時である

夏は冷蔵庫で冷やすと程よい固さでしっとりとして美味い
そしてすかさず冷えた牛乳をゴクリ…

至福の時である

ただでさえ美味しいにも関わらずチョコチップが入っているものがあるらしい
それを当然牛乳と一緒にゴクリ…

至福の時である

なんと抹茶?味のものまであるらしい
甘さと茶葉の渋い味が口のなかでとろけ合う
そしてすかさず牛乳をゴクリ…

至福の時である
 

時には趣向を変えてシュークリームを食してみよう

芳醇なヴァニラの香りと新鮮な卵の風味が心地よいカスタードと、それを包む軽い歯触りのシュー生地とが溶け合い、えも言われぬハーモニーを奏でる

…美味い

シュークリームとはこれほど美味い物であったか

初めての経験に衝撃を覚えつつカステイラをガブリ
そしてすかさず牛乳をゴクリ…

至福の時である

我々を幸福にさせてくれる合法ドラッグ、カステラの古風かつ優雅な呼び方。

その歴史は古く、室町時代ポルトガルからの宣教師により長崎周辺に広められたとされている。
その為、分類上は和菓子(明治以降に伝えられた菓子を洋菓子とする)。

材料は基本的に卵、小麦粉、砂糖。

このシンプルさが日本でも淘汰されなかった主因である。

洋菓子では牛乳が多く用いられるが、カステイラでは使われないことも牛乳との絶妙な組み合わせが成立する要因だろうか。
 
この菓子を作り上げた先人達と日本に広めた宣教師達には全力で敬意を表すべきである。

実はカステイラというのは現在私たちが「カステラ」と呼んでいるものが乗っていた皿に描いてあった「城」(castle→castilla)のことだったようだ。
伝道者は皿の模様を指さし、翻訳役は乗っていた菓子をカステラだと思ったらしい。

勘違いからカステイラという素晴らしき言葉が生まれたのだった……

余談だが「カステイラ」と言えば、老舗・文明堂の
「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」~♪
のCMを思い出す。

実は全国的に有名な上記のフレーズ。

長崎兵庫では流れなかった為、知らない人も結構多かったりする。

ちなみに長崎で同様のものは「♪間もなく3時~カステラタイム(ママおやつ)カステラ一番、電話は二番 文明堂のカステ~ラ」

というもので、
 
兵庫では「カステラ一番、電話は二番、神戸のカステラ文明堂」

とナレーションが入るものだった。

さて、カステラといえばこの絵本を思い出した人も多いのではなかろうか?

ぐりぐら である。

大きなたまごを見つけて、巨大ななべでつくるふわふわの黄色いカステラ
幼心においしそうに見えたものである。

追記・修正はお上品に


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