スプラッシュ・クイーン(デュエル・マスターズ)

Last-modified: 2024-04-11 (木) 02:51:38

登録日:2015-03-12 (木) 15:49:24
更新日:2024-04-11 (木) 02:51:38
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Tag: 水文明 スプラッシュ・クイーン デュエル・マスターズ デュエル・マーシャルズ DM DM種族項目 水文明の種族 デュエマ 転生編 種族カテゴリ 種族



誰にも見えないからといって、誰にも触れられないわけではない。



スプラッシュ・クイーンはデュエル・マスターズの種族の1つである。

概要

水文明の種族で、初出がDM-14と割と後発の種族。
登場期からシー・ハッカー?のあってないような存在意義を奪った「システムクリーチャー偏重」の種族。
ウィニー~中量級が多数を占めるため、パワーは低い。

あと女性クリーチャーしかいない。ヘドリアンとは対照的である。
しかし女性の姿は擬態であり、実際はクラゲのような生命体である。

進化クリーチャーに《アドミラル・クイーン》と《マーシャル・クイーン》が存在し、
これらの進化先として珍重される。新規が出るたびにこれらのデッキが注目を浴びるが、メタに登ったのは
【星龍マーシャル】の流行った「デュエル・マーシャルズ」期くらいなもの(しかも裁定変更で弱体化した)。

命名ルールは「カクテルの名前」。ただし《ブラッディ・メアリー》はファンキー・ナイトメア?であるため注意。
多種族では「麗姫」を冠詞とする。進化クリーチャーは「~・クイーン」。

種族名でいやらしいことを考えたやつは屋上。


著名なクリーチャー

マーシャル・クイーン》は別ページで解説する。

その優雅さこそが最大の罠。
マリブ・ダンサー 水文明 (3)
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 3000
ブロッカー
このクリーチャーがブロックする時、カードを1枚引いてもよい。
このクリーチャーは攻撃することができない。

アクア・サーファー?》の彼女。ブロックするだけでカードを引けるという一種のスロートリップ。
下位種に《コスモ・ポリタン》が存在し、あちらは《マーシャル・クイーン》の進化元にも適する。

《ピニャコ・ラーダ》や《ローザ・ロッサ》というライバルが厳しいものの、
いざという時は手札一枚に変換できてしまうのは強みでもある。

ブルー・モヒート 水文明 (5)
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 3000
自分のターンのはじめに、自分の手札を裏向きにして相手に1枚選ばせ、それをすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが進化ではないクリーチャーであれば、自分のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻してもよい。そうした場合、手札から見せたクリーチャーをバトルゾーンに出す。

手札のクリーチャーとバトルゾーンのクリーチャーを入れ替えてしまうという珍しい能力持ちのクリーチャー。
手札に重量級を積んでおけば、デカブツを踏み倒すことができ、自身の効果でセルフバウンスすることで使いまわせる。

専用デッキ【ブルー・モヒート】ではこの特性を活かして様々な大型を踏み倒すのが特徴だが、
基本はあまり大型にこだわらず、cipを使いまわすクリーチャーとしてもちいたほうがいい。
進化を踏み倒せないため、スプラッシュ・クイーンでは珍しく《マーシャル・クイーン》との相性は悪い。

つい、合成したくなる。
ファンタジー・ハート 水文明 (7)
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 2000
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。
TT-バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体選び、その2体をバトルさせる。

合成とはいったい…うごごご
不死鳥編?期で登場した「初の」強制バトルクリーチャーにして、
不死鳥編期に生き残っていた珍しいスプラッシュ・クイーン。

強制バトルは今では火の十八番になっており、水でやりたければ《キサナティック・X》のほうが使いやすい。
ただし、元祖のカードとして、今後も名前は残るだろう。

ところで本当に合成とはなんだったのか。

時空の踊り子マティーニ 水文明 (3)
サイキック・クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 1000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
覚醒-自分の「ブロッカー」を持つコスト4以上のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
覚醒後⇒《舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》

軽量のサイキックサイクル水担当(ひっくりかえると光のメカ・デル・ソル?になる)。
「キルマティーニ」や「マティーニタッチャブル」などで採用されるクリーチャーで、そのコストの低さこそが要。
一応ひっくり返ればそれなりのブロッカーとして運用できる。

闘竜麗姫アントワネット 水/火文明 (3)
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/ティラノ・ドレイク 2000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーが破壊された時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
►自分の手札をすべて捨て、同じ枚数のカードを引く。

《霊騎秘宝ヒャックメー》と並ぶ、【カウンターマッドネス】の起動役。
こちらは《光牙忍ハヤブサマル》や《超鯱城》で積極的に相手ターン中に破壊させるテクニックを絡めなければならないが、
ヒャックメーより確実性が上がる特徴があり、一長一短。

なおデュエル・マスターズはMTGの影響を受けているが、このカードは珍しくまるでコナミのように
「特殊裁定」が出ているカードでもある。
というのは、本来捨てた枚数をカウントすべきドロー能力であるにもかかわらず、
アントワネットのドローは「実際に墓地に置かれた枚数」をカウントするという違いがあるのである。
(他の類似効果は捨てた枚数のほうをカウントする)

このため、アントワネットの効果ではマッドネスを出すとその分ドロー枚数が下がってしまうのである。
もっとも、他の裁定に合わせると一気に化け物と化してしまうので仕方のない部分ではあるのだが。

世界創世は、ここから再び始まる!この一族だけの!
アドミラル・クイーン 水文明 (6)
進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 4000
進化-自分のスプラッシュ・クイーン1体の上に置く。
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。
TT-プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自分自身のマナゾーンから好きなカードを2枚選び、手札に戻す。

水文明では(いなくはないが)珍しいランデス能力を持つ進化クリーチャー。
【アドミラルロック】の核であり、《メタルコックのタイマー》と組み合わせて早いうちに相手のマナゾーンを
禿げ上がらせてしまいたいところ。

何気にタップ能力であるため、使うと攻撃できないためか、重量級進化であるもののブレイカー能力を持たない。
なおアドミラルは「海軍将校」や「戦艦の艦長」という意味であり、スプラッシュ・クイーンという名前にはふさわしくないほど
かなり物騒な名前であったりはする。フレーバーもやや過激。
なお対となる《マーシャル・クイーン》は「陸軍元帥」。




…時は経ち2020年。十王篇にてようやくフィーチャーされ、フィニッシャーとなりうる新規カードも用意された。それがこちら。

海姫龍 ライベルモット・ビターズ SR 水文明 (5)
進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン・ドラゴン 7000
S・トリガー
進化:自分のスプラッシュ・クイーン1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を3枚まで裏向きにして、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに加え、その後、同じ数のシールドを手札に戻す。(そのS・トリガー」を使ってもよい)

種族欄を見ていただきたい。スプラッシュ・クイーンはただ帰ってきたのではない。ドラゴンを引き連れて帰ってきたのである。種族名は元々の種族にドラゴンをつけただけ、という安直シンプルなもの。他にもドリームメイトやヒューマノイドなどの最近あまり見かけなかった種族もドラゴン化している。

性能としては《マーシャル・クイーン》のコストを増やし、S・トリガーをつけて全体的にアタッカー向けにしたようなもの。あちらをバトルゾーンに出した時の能力でこちらも出せるため、打点増強と更なるトリガー乱射を行える。




誤字・脱字はありのまま受け入れるものではない。ただ追記・修正するためのものだ。



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