登録日:2014-03-01 (日) 16:15:16
更新日:2024-03-16 (土) 23:55:21
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Tag: ディメンションミラー トリプルデラックス 全部こいつのせい 危険物 呪い 呪いのアイテム 悪魔のアイテム 星のカービィ 未だに消えぬ呪い 特級呪物 鏡 鏡の大迷宮 願い
ディメンションミラーとは、『星のカービィ 鏡の大迷宮』に出て来る象徴的なアイテムである。
効果としては
「自分の心の中で強く望んだものが映し出され、それを現実に変える事の出来る並行世界『鏡の国』に行ける」
という星のカービィシリーズによくあるような夢のあるアイテムであり、プププランドのはるか上空に安置されている。
外観もカービィシリーズによくある可愛らしい星や天使の羽で装飾されており、ファンシーな感じである。
…ただそれだけなら何の問題もなかったんだが…………
ある時ダークマインド?という悪意の塊にその機能を支配され
「映った者の悪意や欲望を増幅し、その影を映し出して実体化する」
という能力に変化してしまう。
しかもその影は本人の持つ能力と同等という厄介な代物。
どのような手段でかは分からないがメタナイト?はそれを察知し鏡の国を救うために単身鏡の国に向かうも、
そこで映し出された力を望む自分の影であるダークメタナイト?に敗れてしまい、自身は鏡の中へと封印されてしまう。
そのダークメタナイトがカービィを襲撃したことで「鏡の大迷宮」の事件がおきた(詳細は該当項目参照)。
最終的にダークマインドはカービィ達により撃破され、鏡の国に囚われたメタナイトも救うことが出来た上に、
EDでは鏡の国を守る守り人に「シャドーカービィ」も現れて大団円で物語は終結する。
(ちなみにダークメタナイトと違い、カービィは本当に純粋な心を持っていたため、シャドーカービィは単に悪戯っ子程度の悪さしかしない)
めでたしめでたし。
追記・修正おねしゃす。
それで本当に終わったのなら、だけど。
10年の歳月を経て、『トリプルデラックス』にて再び登場。
なぜか本作ラスボスのクィン・セクトニア?の自室に飾られていたという衝撃的な事実が発覚する。
実は、鏡の国はプププランド上空に同じく浮かぶ浮遊大陸フロラルド?の近くに存在しており、
美を求める女王のためにと、タランザ?が鏡の国より持ち出し、彼女にささげものとして献上していたのだった。
時系列的には
鏡が願いを叶え続ける
↓
ダークマインドによって鏡の機能が壊れる
↓
ダメナイトが生まれる
↓
ダークマインド討伐、カービィとメタナイト脱出
↓
タランザによって鏡が持ち去られる
↓
セクトニアの手元へ
↓
いろいろあってセクトニア討伐
↓
デデデでゴー!
という流れであろうか。
それはいい。
問題は鏡にデデデ大王?が映ったとき、ブラックデデデ及びダークメタナイトが現れたという点。
そう。
『ダークマインドによって歪められた、悪意や欲望を具現化する機能がそのままになっている』
ということである。
その鏡を自室に飾っていたということは「セクトニアと同じ能力を持った、セクトニアの悪意・欲望を増幅した影」の実体化が間違いなく起こった筈だがまさか…
真相は例によって語られないままである。
こうなってしまってはもう映ってしまったものを不幸にするだけだろう。最早悲劇としか言い様がない。
どこかのハンマーを持った誰かさんが自分の影に打ち勝ち、鏡を割ってくれるまでは…。
以下、更なるネタバレ
『みんなで!カービィハンターズZ』でも、ディメンションミラーらしき鏡が登場している。
ハンターズZは、既存のシリーズとは世界観自体異なるため、同一のものかは不明だが、
完全に闇に染まったかのように黒く染まり、形状も鋭利に変化している。
本作でも、プププ王国に騒動を巻き起こしたダークタランザを出現させるなど、騒動の元凶に。
そして、その内部には……。
■そもそも誰が作ったの?
- 伝説のアイテム
- 邪悪なものに対するセキュリティがお粗末
- チート一歩手前の能力
などなど、ハルカンドラ?製のアイテムに共通した能力を持っていることからそうでないかと推測は出来る。
しかしこれも公式から発表がないので推測でしかない。
なんにせよ傍迷惑極まりないモノである。
小説?『大迷宮のトモダチを救え!の巻?』にも重要アイテムとして登場している。こちらの世界では機能は元通りになっている様子。
追記・修正は自身の影をぶっとばしてからお願いします。