バニーガーデン

Last-modified: 2024-05-24 (金) 01:20:20

登録日:2024/05/20 Mon 00:10:24
更新日:2024-05-24 (金) 01:20:20
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バニーガーデン』とはqureateから発売されたゲーム。
Nintendo Switch版は2024年4月18日、Steam版は4月19日発売。
ダウンロード専用タイトルで価格は2980円。

【概要】


ジャンルは心が清らかなお紳士様向けの恋愛ADV。
……要は女の子と仲良くなることを目的とした恋愛シミュレーションに分類されるゲームなのだが、本作最大の特徴はヒロインが大人のお店『BUNNY GARDEN』で働くキャストのバニーガールという点。当然ながら全員成人女性。
学園生活を通じて同級生達と健全に仲良くなっていく甘酸っぱい青春……などあろうはずもなく、
プレイヤーは週の大半を労働に費やさなければならず、そうして得た賃金で妙に高いお酒を注文したうえで地道に会話を重ねることや、プレゼントを貢ぐことでヒロインの好感度を上げていくのである。いやに現実的で生々しい

本作の目玉であり象徴とも言えるのがPTA(パンツたくさんありがとう)システムである。
お酒の注文時やミニゲームの最中にキャストのパンツがチラッと見えたりチラッとどころじゃなく見えたりするわけだが、
なんと履いているパンツのデザインが日によって変化するのである。これまた現実的だがこちらは嬉しい

バニーガールとの触れ合いを楽しみたい貴方。
お酒はまだ飲めないけれど大人の世界を体験したい貴方。
色とりどりのパンツで目の保養をしたい貴方。
『BUNNY GARDEN』へのご来店をお待ちしております。

【あらすじ】


「終わってるのかもな、俺の人生」
仕事で重大なミスを犯してしまったことで会社を解雇された主人公・乾田杯人。
傷心の中ヤケ酒を求めて街を彷徨い歩いていた杯人は声をかけてきた見知らぬ女性によってとある店へと誘われる。
そこはバニーガールとお酒を求める紳士達が集う憩いの場『BUNNY GARDEN』。

「人生、終わってないですよ」
『BUNNY GARDEN』で働く三人のバニーガールとの出会いは杯人の人生に如何なる変化をもたらすのか。

【登場人物】


キャラクターデザインは乾和音が担当。
キャストの名前は本名ではなく所謂源氏名。彼女達の本名を知れるかは貴方次第。

  • 花奈(CV. 星谷美緒)
    茶髪を編んでお下げにしているバニーガール。巨乳。
    人当たりの良い朗らかな性格で、落ち込んだ様子の杯人を見るに見かねてBUNNY GARDENを紹介した。
    舞台女優となる夢を追うべく故郷を離れて単身上京。
    普段は標準語を話しているが、酔った時などふとした拍子に故郷の方言が飛び出してくる。
    ペットとしてチワワのワワちんを飼っているらしい。ヒモ彼氏の暗喩などと邪推した貴方は心が清らかではない。
    主人公への素面の時の呼び方は「杯人くん」。酔ったときは「杯ちん」
  • (CV.鈴木絵理)
    金髪をサイドテールにしたバニーガール。巨乳。
    容姿・口調共に如何にもなギャルだが、実はアニメや漫画が好きなオタク。
    所謂オタクに優しいギャル…と言うより凜自身がオタクなので優しいギャルのオタク。
    自身の趣味に関しては特に隠しているわけではないのだが、ギャルだからオタク文化とは相容れないといった偏見を持たれることは好まないらしい。
    ちなみに渋谷や遠坂などでよく見る『凛』ではなく『凜』。
    主人公への素面の時の呼び方は「杯ちゃん」。酔ったときは「杯人様」
  • 美羽香(CV.田澤茉純)
    黒髪ショートなバニーガール。巨乳。
    良く言えばクール、悪く言えば愛想の無い性格で毒舌気味な接客態度にもそれが滲み出ている。
    両親を既に亡くしており、若くして小学生の妹を養育している苦労人。
    そんな境遇からか三人の中で一番の古株なのだが、後輩である花奈や凜と比べてトークスキルに長けているとは言い難い点に少し思うところがある様子。
    一方で料理は作るのも食べるのも得意という意外な一面を併せ持つ。
    主人公への素面の時の呼び方は「杯人」。酔ったときは「杯人ちゃん」
  • 乾田杯人(かんだはいと)
    プレイヤーの分身となる酒を飲むために生まれてきたような名前の主人公。
    仕事のミスにより職を失い、失意に暮れていた際に花奈と出会ったことがきっかけでBUNNY GARDENを訪れる。

    友人の手伝いをすることで趣味にお金をかけられる程度の収入は得ているが、その使い道は主にBUNNY GARDENでの豪遊かギャンブル。
    プレイヤーの行動次第ではどのキャストとも親密になれないどころか、借金を重ねた末に海が恋人になってしまう。
    一方、入店するに当たって身だしなみを細かくチェックして整えたり、どんなにキャスト勢のトークで誘惑されようとも、
    鋼の理性であくまでも客とキャストの距離を保って一時の癒しとして割り切るなど、店を利用するお手本のような紳士でもある。
    キャストと楽しい時間を過ごしたあとはスッパリ切り替えてやる気を出して仕事を頑張る、いくら節度があっても夜のお店にドハマリしてることに目を瞑れば仕事もプライベートもかなりの真人間。
    キャストからフルボイスで名前を呼ばれる都合上、名前の変更は出来ない。

【主なゲームシステム】


5月から9月までの期間を過ごし、限られた時間の中でキャストを攻略していくことになる。
月曜日から金曜日までは労働という体でオート進行し、賃金の支払われる土曜日とその翌日の日曜日は自由に行動が可能となる。

  • 入店
    BUNNY GARDENを来店する。
    入店時にはその時点で一番好感度の高いキャスト(デフォルトでは花奈)が出迎えてくれ、自分とキャストそれぞれのお酒を注文することで会話やプレゼントの贈呈が可能となる。

    注文出来るお酒は数百円程度のものから十万円を超えるものまで様々。またおつまみを注文することも出来る。
    お酒はキャストの後ろの棚にあり、安い酒は上の棚に、高いボトルなどは下の棚に配置されている。
    これはどういうことかというと、高い酒を頼んだ場合キャスト陣は取るために後ろを向いて前にかがむ必要がある。
    つまり高い酒を頼むと、よりパンツが見えやすくなるようになっている。

    お酒とおつまみにはそれぞれキャストの好みが設定されており、自分のお酒は高いものを注文した方が好感度が上がりやすいが、キャストの分に関しては金額よりも好みを把握することが重要。
    お酒を選ぶ際にキャストの分を注文しないと他の客の対応を優先され、別のキャストが対応に入ってくれる。
    ビジネスライクな態度に少し傷付くかもしれないが、攻略するキャストを変更したい時には敢えてこの選択をしてみよう。
    土曜日はキャストの誰かひとりが休みで不在の日もあるのでその時に別のキャストを試すのもいいだろう。

    お酒の注文→会話のサイクルは一度の来店で延長込みで三回までできる。当然延長には追加料金がかかるが。
    また好感度が高いと、日曜日にキャストからVIPルームで飲まないか誘われることがあり、了承するとその日はそのキャストとずっと過ごすことができる。ルーム代にさらにお金はかかるが。
    VIPルームでは普段と違うアングルでキャストとトークが楽しめるほか、「何かが始まりそうです」と特別な出来事が起きることがある。
    三回目の行動後は、キャストからの好感度次第ではチェキの撮影や手押し相撲、ツイスターといったちょっとエッチなミニゲームにお誘いしてもらえる。勿論有料だが。
    さらに、アフターと称して店外デートを行えることも。当然支払いは全てこちら持ちだが。

    そしてここからが重要なのだが、店内での支払いは会計になるまでいくら使ったかわからない。
    所持金がどのくらい減ったかは、その時が来るまではプレイヤー側で計算しておくしかない。
    そのためテンションや性欲に身を任せてボトルやおつまみをバンバン注文しまくったりミニゲームで豪遊すると、会計の時に肝が冷える羽目になる。
    赤字になりたくなければ、どれくらいお金を使ったか大まかでもいいのでしっかり頭の中で計算しておこう。
  • ショップ
    キャストへのプレゼントを購入することが出来る。
    基本的にはプレゼントは好感度にのみ影響するが、下着やストッキングを贈ると実際にそれらを履いてくれるという変化がある。
    また、一度エンディングを迎えるとスカウターラブカウンターの販売が解禁され、購入することでキャストの好感度が可視化されるようになる。
  • ギャンブル
    所持金を賭けてギャンブルを行う。
    スロットやポーカーなどのゲーム性は特に無く、勝ち負けも金額も完全にランダムで決定される。
    そしてセーブ&ロードでやり直すことに特に制限は掛かっていない。
    一日に10回挑戦するとその時点で強制的に一日が終了してしまうので要注意。
  • 派遣
    土曜日のみ選択可能。
    土曜日、日曜日の二日をかけて追加で労働を行うことで収入を得るが、
    「限られた時間を消費するわりにそれほど高い収入はない」
    「しかも、店に行った場合に起こる収入増のチャンスをフイにすることになるので、実質的な収入は見た目以上に低い」
    「そもそもギャンブルで稼いだ方がいい」
    といった理由で実用性は乏しいコマンド。

【その他】


エンディングは全6種類。
うち二つはバッドエンドに該当するが、お金の大切さを痛感出来る本作らしいシビアな展開なので興味のある人は確認してみよう。 
キャストの3人を攻略したあとは「成金モード」が解禁され、なんと主人公が5000万円を持った状態でプレイできる。でもストーリーは変わらないのでやはりクビにされて意気消沈な状態でスタートを切る
このモードでは資金が実際無限に等しいので、好きなだけ豪遊するのがいいだろう。

アフターでの行き先の一つのナイトプール。
背景によく注目してみるとあの三人組などどこかで見たことのある人達が……。

元々はもう少し後に発売予定だったが、「お紳士様、お淑女様から『早くバニーガーデンに入店したい!』という熱い要望が多数あった」ためかなり前倒しで発売された。
その割には目立ったバグや実装不足などが見受けられないあたり、優秀な開発陣である。
また、qureateのゲームはSwitch版の発売後数週ほどしてからSteam版が発売されるというパターンが多いのだが、
本作に関しては発売前から話題性が高かったことを意識してか、Switch版発売の僅か一日後にSteam版が発売となった。

ゲームを進めると各キャストのASMRを聞けるようになるが、こちらは特別に許可の出ている配信者を除いてネット上での公開が禁止されている。
BAN対策の配慮……というわけではなく、実際にゲームを購入してプレイした人間のみのお楽しみにしたいとのこと。
配信プレイは勿論、許可された配信を所謂切り抜き動画に含めるのもNGなので注意。


追記・修正はボトルを注文してからお願いします。


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