登録日:2010-04-23 (金) 23:26:25
更新日:2024-04-01 (月) 18:24:07
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Tag: 成歩堂龍一 逆転裁判 主人公 格差社会 弁護士 所長 ピアニスト ナルホド なるほどくん お人好し 異議あり! 待った! まるほどう 青 くらえ! ここだ! 4は黒歴史 とんがりヘッド ツッコミ ボケ 豚骨派 ロバート・B・ナルホドー ノレホド ナクホド 巧舟 近藤孝行 鳥海浩輔 成宮寛貴 梶裕貴 蘭寿とむ 不憫 段ボールのバッジ←それは偽物 格ゲー参戦 異世界にも飛ぶ 運は悪いけど強い ロジャー・スミス 勇盟大学 貧乏 ハリネズミ PXZ2 貴重な一般人枠 高所恐怖症 スポンサーに異議を申し立てる男 発想の逆転 オウムを尋問した弁護士 シャチを尋問した弁護士 タヌキ型ロボットを尋問した弁護士 ドシャブリ 初代主人公
「成歩堂龍一(なるほどうりゅういち)」とは、カプコンから発売されているゲーム『逆転裁判?』シリーズの主人公である。
●目次
概要
声:巧舟(ゲーム『1』~『4』)
近藤孝行(PV・特別法廷・特選裁判・コンサート・ゲーム『5』以降・ドラマCD・『PROJECT X ZONE 2』・パチンコ版)
鳥海浩輔?(『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM3』)
梶裕貴(テレビアニメ版『逆転裁判』)
演:蘭寿とむ(宝塚版)/成宮寛貴(映画版『逆転裁判』・ゲーム『レイトン教授VS逆転裁判』(声での出演))
英語版、フランス語版、及び宝塚版での名前は「Phoenix Wright(フェニックス・ライト)」。
チキン・ライスでもチキン・フライドでもない。
一応、「成歩堂龍一」とは別人という扱いである(『蘇る』の公式コラムより)。
真っ青なスーツと殺傷能力の高そうなギザギザ頭がトレードマークの弁護士。
身長は176cmあり、意外とガタイが良いがケンカは強くない。
真宵をはじめとする周囲からの主な愛称は「なるほどくん」。変わり種では、巌徒海慈からは「ナルホドちゃん」、美柳ちなみからは「リュウちゃん」、ゴドーからは「まるほどう」、夕神迅からは「成の字」等と色々な呼ば方をされている。
劇中では殆ど苗字で呼ばれ、下の名前で呼ばれることはあまりない。
英語版等ではPhoenixを略して「Nick(ニック)」。
普段は少し冷めた一面も見せるが、お人好しで熱血漢。
彼が引き受ける依頼はどういうワケかいつも絶望的な状況でありながら、
ありえない程の強運と《ハッタリ》、そして師匠・綾里千尋?直伝の《発想の逆転》で、様々なピンチを切り抜けていく。
基本はツッコミ役でボケた言動をする真宵や糸鋸にツッコミを浴びせるが、稀に自分もとんでもないボケをかますことがある(主に選択肢で間違えた時)。
非常な悪運の持ち主(冥?曰く「運がいいのか悪いのかわかりにくいオトコ」)で、
(1)証拠隠滅の為に違法改造されたスタンガンで気絶させられたが、ものの数分で復活(命を狙われなかっただけでも十分ラッキーなのだが)。
(2)消火器で殴られても記憶喪失になっただけで済む(後に自然回復した)。
(3)断崖絶壁から、生きて帰った者はいないと言われる激流に転落して川下り。命に別状はなく風邪をひいただけで済む(流石に集中治療室行きになったが)*1。
(4)車にはねられて10メートルも飛ばされた挙句、電柱に頭をぶつけたにも拘わらず足首を捻挫するだけで済む。
(ex)『UMC3』では有名ヒーロー達とリアルファイトし、地面にメリ込むなどした割に足をひねっただけで済んだ。
等々、異常に頑丈な体の持ち主でもある。
そしてこの悪運の強さは、後の自身の事務所の後輩弁護士である王泥喜?と心音?にもさりげなく引き継がれてしまっている。
(1話のムービーから階段の頂上から転び落ちても無傷で済んだ心音、途中真犯人に瓦礫で頭を殴打されても軽症で済んだ王泥喜など)
風邪は人生で計4回しかひいたことが無いらしいが、ひくたびに何故か不幸な事件に巻き込まれている。
その背後には決まってあの男の姿が‥‥。
彼が扱った事件は作中では有名とされているものが多く、
また名うての「天才検事」を次々と打ち破ったこともあり、弁護の道を志す者で彼を知らない人間はいないらしい。
須々木マコ?のような傍聴マニアのファンもいたりいなかったり。
が、その知名度の割には依頼が来ることは少ないようで、おかげで生活はそれほど裕福ではなく、「どうしよう…今月の家賃」と嘆いていたことも。
もろもろを水で我慢する生活を強いられることもしばしば。
むしろ、成歩堂に毎回負けていた御剣の方が断然高給取りである。この差は一体‥‥*2。
彼が《弁護士》を目指した理由は、小学生時代に給食費を盗んだと学級裁判にかけられ、
クラスの生徒全員や先生からも疑われ「絶対の孤独」を味わった時、弁護士の息子である御剣怜侍に助けてもらったことが始まりである。
勘違いされがちだが、この時点では彼は弁護士になる事をまだ決めてはいない。
月日が流れ、役者の道を志し勇盟大学芸術学科に在籍中、御剣が検事になり、
あの手この手で強引に有罪をもぎ取っているという黒い噂を聞き、その真相を確かめる為、
そして彼が思い悩んでいるならば助けになる為に、弁護士になる事を決意する。
嫌いなものは「裏切り」と「毒」。理由は、最も深く人を傷つけるものだから。
タバコも嫌いで、事務所にも灰皿を置かないほど。
なお、お酒に関しては勝訴祝いの翌朝に「昨日は騒ぎすぎた?」と言っている辺り、
飲酒が苦手というわけではなさそうである。モチロン、劇中で成歩堂が飲酒するシーンは一切ない。
高所恐怖症でもあり、高い所に上ったり、または体調不良になった時は何故か顔色がビリジアンになる。
好物はリンゴとウインナー、「ぶどうジュース(比喩)」。
好きな麺類はビーフン。風邪薬は「カゼゴロシZ」のファン。
そしてラーメンはトンコツ派である。
大学生時代に恋人?がいたことが描かれているが、具体的な女性の好みは不明。
ちなみに、美人に見とれて目がハートになる演出も考えられていたが、ボツになった。
家族構成については、兄弟はおらず一人っ子ということ以外、詳しいことは不明。2-2の発言から母親はいる模様。
これは「プレイヤーの分身」という位置付けによるものと思われる。
また、先祖には激動の明治時代を生きた「成歩堂龍ノ介?」がおり、子孫と同じく若くして弁護士となり法廷で活躍していた。
主な活躍
・逆転裁判?
初めての法廷?で殺人容疑が掛かっている親友「矢張政志」を弁護するため、華麗に(?)法廷デビュー。
初裁判にして無罪を勝ち取るが、その直後に千尋が何者かに殺害され?、
容疑者であるその妹、綾里真宵?の弁護をすることに。
この裁判を終えてから、真宵とともに《成歩堂法律事務所》を開業することとなる。
その後も、若きエリート検事や四十年無敗を誇る天才検事?を相手に勝利を納めるなど、その戦歴は輝かしい。
‥‥そして、鳥(オウム)を尋問した初めての弁護士となった。
『3』の後を描いた『なるほど逆転裁判!』でもあまり裕福とは言い難い生活を送っているが、
この頃は輪をかけて酷く、一時期ガチで事務所の家賃の支払いにも窮していた。
・逆転裁判2?
今作も初っ端?から悪夢を見た挙句何者か?に殴られて記憶喪失になる、
新たなライバル検事?にムチでしばかれるなど散々な目に遭う。
それでも、倉院の里で起きた殺人事件?や、サーカスで発生した奇妙な殺人事件?を解決に導いた。
本作から、ある事件の調査中に手に入れた「勾玉」とそこに込められた春美?の霊力によって、
人の心を閉ざす錠《心理錠(サイコ・ロック)》が見えるようになった。
勾玉に込められている霊力が近くにいる人が心に隠している「ヒミツ」に反応し、それが赤い錠となって成歩堂だけに見えるというもの。
証拠品をつきつけるなどして錠を解除することで、相手が隠していた事実を聞き出すことが可能。
「それ、法廷パートでも使えよ」とは言ってはいけない。きっと射程範囲外なのだ。
最終話?では「正当な弁護とは何か?」という問いに成歩堂は直面する事となる。
そして彼が出した「答え」とは……。
・逆転裁判3?
本作ではなんと、大学三回生の頃に殺人事件?の容疑者になっていた事が判明。
その時に成歩堂の弁護をしたのが、まだ新人弁護士だった綾里千尋だった。
この頃のリュウちゃん‥‥もとい成歩堂には「恋人?」がおり、
同性ならまだしも、異性である千尋ですら苛立たせるほどの物凄いノロケぶりを見せている。
しかしまあ、突然裁判所の資料室で美少女に告白されたかと思えば、更に手編みのセーターを貰ったり、
毎日手作りのお弁当を作ってもらったりとラブラブな生活を送ってたら、こんな風にもなるものだろうか。
第3話?では成歩堂のニセモノ?が登場。
この頃には、世間でも成歩堂の名は結構有名になっているようだ。
しかしそのニセモノは本人とはあまり似ておらず、ニセモノが持っていた弁護士バッジはなんと段ボール製。
更に言えば、その時の裁判の面子は裁判長?・亜内検事?・マコという、
成歩堂と面識のある知り合いばかり。(全員視力が弱いが)ダレか一人くらい気付いてやれよ‥‥。
尚、このそっくりさんネタは後の『特別法廷』(2008 オーケストラコンサート版)にまで引っ張られることに。
今回は全編を通して自分に強い怒りを持っている検事?と対峙する事となる。
最後?に待っているのは初めての、誰の助けも借りない一騎打ちの法廷。
そして、その結末は‥‥‥。
・逆転裁判4?
時系列は『3』終了から7年後。
成歩堂龍一の物語は『3』で終了ということで、この作品から新主人公の王泥喜法介が登場。
そして驚くことに、成歩堂はある殺人事件?の被告人として登場するのだが‥‥
彼はなんと弁護士を辞めてピアニストになってしまっており、
『3』までとはまるで別人のようなその変貌ぶりに、多くの古参プレイヤーを驚かせた。
ファンからの愛称は「ダルホドくん」。
更にみぬき?という「娘」がいたり、「法律事務所」が「芸能事務所」になっていたり?と、
彼の生活も大きく変わってしまっていた。
いったい、7年間の間に彼に何が起こったのか?
全てのコタエは『逆転裁判4』をプレイして、キミ自身の目で確かめよう。
ちなみに全くの余談ではあるが、もし仮に3作目までと同じ時系列の世界と考えると、彼の年齢にムジュンが生じている。
『4』における成歩堂の年齢は「33歳」となっているが、彼の生まれた月の予想からすると本来ならば「34歳」になっていなければおかしい。らしい。
その辺りは考察サイトで扱われているので、興味のある人はググってみよう。(ただしこれらのムジュンは『逆転』シリーズではよくあること。)
・逆転検事?
御剣がしょっちゅう「あの男」と言っているが、作中には登場しない。
しかし、第3話のある一時期だけバンドーランドでボートを漕ぐ成歩堂らしき人物の姿を見かけることができる。
真宵や春美と思しき人影も一緒にいるようだ。
・逆転検事2?
御剣が「影響を受けた恩人」として何度も話に出すが、やっぱり姿も名前も出てこない。
しかし、第5話である場所を探すと真宵らしき人物と一緒にビッグタワーを見上げている姿が確認出来る。
タワーをのぼることは多分無いだろう。
・逆転裁判5?
『4』から半年後、ある理由から再び弁護士に復帰。
本作では主人公として登場するが、エピソードごとに操作キャラが変わる形式となっているため、
旧作と比べると成歩堂の出番はやや少なめ。
また、本作から声優の近藤孝行氏が成歩堂のボイスを担当。その他のキャラクターの音声も声優が担当するようになった。
弁護士に復帰して《成歩堂なんでも事務所》の所長となり、
部下の王泥喜法介や新キャラクターの希月心音を見守る上司となる。
『4』のような黒い一面はほぼ見せなくなり、所長らしく王泥喜や心音にアドバイスすることも。
格好は『3』以前に近い服装となっており、前髪が少し垂れスーツは前を開けて水色のベストを着ている。
また娘のみぬきの写真が入ったロケットは今の写真に変わっている。
所長としての貫禄も相応に付き、王泥喜や心音視点では『4』で見せた大物臭も健在。
ツッコミ体質も健在なので、操作キャラになるとすぐにカリスマブレイクするが。
年下の夕神検事?からは「いい加減現実を見やがれ!おめえさん、34になるんだろ!」とツッコまれ、
大ダメージを受けていた。
弁護士としての腕は衰えておらず、昔からの《ハッタリ》や《発想の逆転》なども健在。弁護士として法曹界の暗黒時代を正すよう尽力する。
ただ、今回は運の悪い事故に巻き込まれないため、悪運が強いままなのかはわからない。
また、『4』の時点で幾らか匂わされていたが、
「弁護士バッジ」を失ってからも、時々「知人」から頼まれて法曹関係の仕事の手伝いや、
アメリカで法律の勉強や裁判制度を見るために渡米していたことが判明。
決してピア二ートではなかったのである。
その渡米の中で希月心音に出会い、彼女を救い、彼女の弁護士への道を開いたという。
この件の詳細は今のところ不明だが、今後語られることがあるかもしれない。
本作では有料のDLCが配信されており、そのうちのひとつの追加エピソード『逆転の帰還?』では、
弁護士バッジを取り戻したばかりの成歩堂が主人公。
弁護士に復帰したばかりの成歩堂にやってきた依頼は、なんと動物のシャチの弁護だった。
そして、例によって法廷ではシャチを尋問した。
このほかにも『1』~『3』の時のコスチュームが配信されており、コスチュームを変更してゲームをプレイすることも可能。
また、「クイズ逆転推理」を全問クリアすると、『3』の大学生時代の成歩堂が着ていたイタい服装を入手できる。
・逆転裁判6?
本作ではタイトルロゴに成歩堂のシルエットが使用されているが、王泥喜とのダブル主人公として登場。
第1話と第3話は成歩堂が操作キャラに、第2話と後半のエピソードでは王泥喜が操作キャラとなり、ストーリーが進行する。
修行中の真宵を迎えにやってきた「クライン王国」で、飛び入り参加した裁判を解決に導く。
数年前のある事件をきっかけに弁護士がいなくなってしまったというクライン王国は、
成歩堂の登場によって変わっていくこととなる。
その後も、真宵が巻き込まれた殺人事件を解決した成歩堂だったが、ある「依頼」を受けて日本に帰還する。
ストーリーの終盤では、とある『秘宝』の所有権を巡り権利を主張する政治家の顧問弁護士として、
同じく権利を主張する人物の弁護を行う王泥喜とシリーズ初の「民事裁判」を師弟、あるいは主人公同士で争うこととなる。
この時いけしゃあしゃあと言い放った「僕が証拠や証言なしに、法廷に挑むと思ったかい?」につっこんだ古参プレイヤーは多かった事だろう。
(ある理由により満足に戦えなかったこともあるが)最終的にはプレイヤーキャラクターである王泥喜に敗北。
そして、本作最後の事件では、自分の因縁に絡んだ裁判に挑む王泥喜のサポートに回る。
最終的に『6』においては『3』までや『5』のような主人公としての活躍よりも、王泥喜の師としての活躍が主となった。
本作の彼は35歳とすっかり中年に差し掛かった年齢に。しかも、腰に爆弾を抱えていることが判明。
激しい運動はできなくなっている(もともと運動神経が良い方ではないが)。
28歳になった真宵とはすっかり熟年夫婦のような雰囲気だが、
お互いの関係性には誰も触れることはなかったので、恋愛感情があるのかは謎のまま。
ちなみに、作中で成歩堂は真宵のことを「大事な友人」と語っている。
その他の出演作
・ULTIMATE MARVEL VS CAPCOM 3?
なんと、「ガタイが無駄に良い弁護士」と言われ続けていた彼が「ナルホドくん」名義で遂に格ゲーに。
名だたるアメコミのヒーローやヘラルド、そしてカプコンの人気キャラクターに混じって、
真宵と共に《成歩堂法律事務所》の宣伝にやって来た。
‥‥正直、真っ青なスーツを着た一般人でしかないので、めちゃくちゃ浮いている。
以下の3つのモードを使い分けて戦うテクニカルキャラクターで、
- 「探偵モード」:比較的防御性能がよく、彼が戦う上で必要な証拠品集めができる
- 「法廷モード」:証拠品を利用した多彩な攻撃ができる
- 「逆転モード」:切替条件付きで時間制限もあるが、法廷モードの完全上位互換
普段は「探偵モード」と「法廷モード」にしかなれず、それぞれあまり性能もよくないため本作最弱クラスでしかないが、
「探偵モード」で特定の証拠品を揃え、かの名台詞「異議あり!」を相手にブチ当てることで「逆転モード」になり本作最強クラスと化す、というロマンキャラ。
「逆転モード」だと極悪人は勿論、法律が効くかさえ怪しいロボットや魔界の住人、宇宙的存在まで割と余裕で裁いてしまえるが、
「逆転モード」に必要な証拠品が手に入るかは運頼みであり、「異議あり!」もなかなか当てにくいので、
結局低性能な「探偵モード」と「法廷モード」をうまく扱いこなす必要があるという超上級者向けキャラである。
なお、成歩堂本人は戦っている訳ではなく、あくまで「弁護をしている」だけ。
なので、彼の攻撃技はパンチやキックではなく、聞き込みをしたり書類を突き付けたり証拠品を突き付けたり、
『逆転裁判』本編を彷彿させるアクションとなっている。
(それでも証拠品からビームを出すなど結局やりたい放題だが‥‥)
成歩堂自身が攻撃しない代わりに、真宵ちゃんや裁判長を召喚して攻撃してもらうことも。
シナリオモードでは専用のエンディング以外に、とあるキャラのエンディングにヒラヒラの彼と一緒にゲスト出演している。
なんでも全世界のお姉様方が歓喜したとかしてないとか。
H&Hではギンギラギンのクローンが登場。つるっとしていて正直笑える。
鳥海氏が成歩堂の声を演じているのは、今のところ本作のみ。
・レイトン教授VS逆転裁判?
レベルファイブの『レイトン教授』シリーズとのコラボ作品。
真宵とともにストーリー・テラーの支配する世界「ラビリンスシティ」に飛ばされ、
同様に飛ばされてきたレイトン&ルークと時に対立し、時に共闘したりしながら、
「魔女」の容疑をかけられた少女・マホーネの弁護を担当する。
弁護士会の出張で真宵と共に飛行機に乗ってロンドンへ向かっていた所、
ある事件に巻き込まれ、目がうつろなマホーネの弁護を担当することに。
勝訴後、控え室に置き去りにされていた本を開くと、まばゆい光に包まれ、2人はどこかに消えてしまった。
この作品では成歩堂の声を当てているのは実写映画版の成宮寛貴なので、ちょっと棒読み。
ちなみに、旧作風のタクシューボイスの「クラシックモード」が検討されていたそうだが、間に合わなかった模様。
・PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD?
真宵と共にソロユニットとして参戦。
ペアユニットでないのは、ペアユニットだと技を大量に用意しなければならず、
オリジナルの技を大量に用意してもオリジナリティが損なわれることから、ソロユニットになったとのこと。
一般時のための戦う手段など持たないのだが、上述の『UMVC3』での格ゲー出演の経験を買われ、同作で見せた様々な技を再現して戦う。
ちなみに弁護士が並み居る戦士に交じって戦える理由はそちらでは特に語られていなかったが、
本作では真宵の勾玉にモリガンの霊気をふきこんでもらったことにより、
トノサマンの様に戦ったり異議ありで敵をなぎ倒すという能力を現実化させた、と言う設定である。
多種多様な現実世界・異世界のキャラクター達と共に戦いに参加することになる。
バイオテロ事件主犯の疑惑がかかった平八の弁護をするために待ち合わせをしていたらゾンビに襲われるわ、
ゾンビから逃げようとマンホールに隠れたら魔界に迷い込むわ、シャドルーに雇われたバレッタに狙われるわ、
味方の(一般人からしたら)無茶な行動に付き合わされるわ、相変わらずの巻き込まれ体質っぷりが大いに発揮されている。
一方で、言葉の矛盾点を突いて相手の企みを見破ったりと、他のキャラにはない活躍を見せる。
過去に東城会絡みの裁判で真島の兄さんを弁護したことがあるようで、その縁もあって何かと信頼されている。
ボイスはPVから演じ続けている近藤氏が当てている。
ちなみに、パートナーの真宵のボイスも、PV準拠の花村怜美氏。
三部作最後のセリフ。ネタバレ注意。
命あるものが、自分を守るため戦うのは、当然のことだ。
”人間”だからこそ‥‥だれかのために、戦える。
‥‥だれかのために、どれだけ強くなれるか‥‥?
それこそが人間の価値。
弁護士は、つねにその価値を試される、戦士なんだ‥‥
戦いの末に結ばれた<<絆>>は、
たとえ、断ち切られても‥‥
かならず、よみがえる。‥‥何度でも。
千尋さん、真宵ちゃん、春美ちゃん、神乃木さん‥‥
‥‥そして、真宵ちゃんのおかあさんが‥‥
それを教えてくれた・・・・
異議あり!
ナルホド「この項目は、明らかにムジュンしています!! 弁護側は追記・修正を要求します!!」