種別
本ゲームには、大きく分けて全国どこでも参加できるイベント(以下、便宜上「マンスリーイベント」と記述)と実際に特定地域に出向く必要のある「デジタルスタンプラリー」の2種類がある。
マンスリーイベント
概ね毎月3週間程度の期間をとって開催されるイベント。参加地域は問わない。
更に大きく分けて以下の形式があるが、いずれも報酬は「イベントストーリー」「フレンド/プレミアム/ラッピングガチャチケット」「ねこぱんち」「レーダー/レーダーブースター」が中心となる。
2020年からは全ストーリー開放後と終盤(最後の場合もあり)の報酬に称号が用意されている。
また、大半のイベントは複数回チェックインし続ける前提で報酬が設定されているのでグリーンライセンス状態だとストーリー全開放すらままならないケースは多い。
ポイント(距離イベ)
駅にアクセスすることでポイントが獲得でき、累積ポイントが一定数に到達するごとに報酬を獲得。また終了時に累積ポイントランキングに応じて報酬が獲得できる。
獲得ポイントは一日の移動距離が長いほど多く獲得できる。
移動すればするほど獲得ポイントが加速度的に増えていくため、簡単に言えば、「たくさん移動してこまめにアクセスする」のが稼ぐコツ。
このため、期間中はひたすら定期券や一日乗車券で新快速などに乗って往復しまくる(通称「新快速シャトルラン」)のがランカーの常となっている。ただしきちんと有効なきっぷを買いましょう。不正乗車ダメ絶対
コロナによる自粛期間中は、上記とは逆に「移動しないほどポイントが増える」仕様に改められて実施されたことも。
ポイント(アクセス回数)
距離イベの亜種で、その日のアクセス回数により獲得ポイントが増加する。
ストーリーのメインでんこ(主演でんこの方が少し高め)の編成や、モチーフとなったフィルムを着用させることで獲得ポイントはさらに増加。
加えてアイテムを獲得することでボーナスポイントが入る。アイテム発見数に応じて進捗が進むミッションが設定されていることも。
とにかくアクセスしまくるだけでいいため、初心者でも簡単に完走しやすい。
ちなみにランキングや勲章、順位に応じたアイテム配布は存在しない。
新駅イベント
「新駅」にアクセスすることでポイントを獲得。以下同文。
新駅は「今日初めてアクセスする駅」「イベント期間中初めてアクセスする駅」「今までで初めて訪れた駅」の3つに分けられ、後者ほど高得点。
このため「とにかく行ったことのない場所へ行く」「同じ道を戻らない」ことが稼ぐコツ。同じ路線を往復しても片道分のポイントしか入らないためシャトルランは意味がない。
その性質上、青春18きっぷ?期間中など遠征しやすい時期に開催されるのが通例となっている。
またシャルロッテなどの「ランダムで駅にアクセスするスキル」を活用するのも手ではあるが、これによってアクセスするとイベント新駅駅や今日の新駅ポイントアップ期間であっても最低得点になってしまうので注意。
その性質上、まだ訪れたことのない駅が多い初心者ほど有利といえるイベントとなっている。
チーム対抗戦
イベントに参加すると複数あるチームのいずれかに配属され*1、チームごとの合計ポイントを競い合う。
ポイント集計は「ラウンド」ごとに行われ、ランキング報酬もラウンドごとに集計する。
ポイントの獲得手段は「味方チームメンバーとエンカウント」「敵チームのリンクを奪取」「敵チームのでんこを倒す」の3つで、後者ほど以下略。
また前のラウンドで敗北したチームは次ラウンドのチームポイントにボーナスがかかる。
ちなみに期間中はアクセスするだけでボーナスポイントを獲得できる駅もあるが、地域差が大きくポイントも莫大ではない。
総じてとにかくアクセス数を増やすのがコツとなるイベントだが、運の要素も絡んでくる*2ためマスター達からは若干不評気味。
事実、プレイ人口が少ないアワメモだと地獄だろうからか2019年9月のイベントを最後に数年間実施されていなかった。…が、仕様を調整の上2023年1月に久々に復活した。
属性イベント
同じ属性の駅4駅にアクセスするとポイントを獲得できる。
ポイントを獲得するとコンボが発生し、コンボが続いている間はコンボ数(最大30コンボ)によって獲得できるポイントが増加する。
しかし最後にポイントを獲得してから1時間経過するとコンボは途切れてしまうため、次々にアクセスすることが肝心。
なお同じ属性の駅に4回連続でアクセスする必要はないが、廃駅は属性なし扱いなのでノーカウント。リンク中の駅への再アクセスもダメなので、往復乗車や環状線などでは不用意にリンクしてしまうと逆に不利になってしまう。
また一部駅にチェックインすると獲得できる魔剤アイテム(当該イベントでのみ使用可能)を使用すると、1駅アクセスでもポイント獲得・コンボ増加ができるフィーバーモードを発生させられる。
実質的に進捗が4倍となるため、フィーバーモード発生中にシャルを着弾するように調整したりなつめを発動させたりして荒稼ぎしまくろう。
アイテム集め
駅にアクセスするとイベント用アイテムが獲得でき、獲得したアイテムを使用することでポイント獲得。
アイテムの使い道は「道具などの制作」だったり「でんこへのプレゼント」だったりとさまざま。
進捗によって報酬が獲得できるが、ランキングは存在しないため自分のペースで進めていこう。
…ただしイベントによっては完走するには結局ランカー並のアクセス数が必要になるけど。もっとも最終ミッションは「やりこみ勢へのプレゼント」といった側面が強いので達成できなくても大丈夫。
オーダーミッション/セレクトミッション
イベントページのリストからミッションを受注し、達成でポイント獲得。
ミッションはさまざまで、「8回アクセス」といった簡単に達成できるものから「400km移動」といった一日では達成が難しいものまである。
もちろん難しいミッションほど多くのポイントが獲得できるが、何日もかけて大型ミッションをクリアするよりも小さなミッションを繰り返しこなしていく方が効率がいいことも。
このあたりはその日の移動状況によって変わってくるため、自分の予定に合わせたミッション選びが重要となる。
ミッションはオーダーミッションなら全種類の中から選択、セレクトミッションなら「初級」、「中級」、「上級」から1つずつ、計3種類まで同時進行可能。ただしキャンセルすると進捗は消えるため注意。
こちらも累積ポイントの進捗報酬のみ。…だったが、2022年6月の8周年記念イベントではランキング報酬及びイベント勲章が実装された。
ビンゴ
最初にイベントページからビンゴカードを入手する。
3回アクセスするごとに数字を1つ、1日4回まで獲得できる。なおカードを受け取っていないと数字は出現しないので貰い忘れに注意。
カードにその数字があればチェックが入り、1列(5チェック)が揃えばビンゴとなり報酬を獲得できる。
これもビンゴ数に応じた報酬のみで、称号も12ビンゴ(コンプリート)達成時の1種類しかない。
ビンゴといっても毎日確実に12回アクセスしていれば必ず全ての報酬が得られる。その性質上ライセンス課金の有無による有利不利が存在しない。
スロット
3回アクセスするごとにメダルを1枚、1日4回まで獲得出来る。そのためこちらもビンゴ同様無課金でも最大限楽しめる。
メダルを1枚消費してスロットが回せ、絵柄が揃うと報酬獲得。何も揃わなくても参加賞はある。
リーチになるとカットインが入ることも(外れることもある)。
報酬は特賞がグレードアップチケット、1等(7)が20奪取erポイント、2等(その他絵柄)が5奪取erポイント、3等(何も揃わない)が1奪取erポイント。その他回した回数に応じてガチャチケット等も獲得可能*3。
ガチャ以外で奪取erポイントを獲得する唯一のチャンス。ラッピング引き換えチケットも夢ではない(勿論1回の開催では買えないが)。そして10未満の奪取erポイントを獲得することになるが、交換所のレートの関係上5未満の端数は次のスロットまでは使うことが出来ない。
当選確率については1等までならそこそこ当たるが特賞はまず当たらない。なんせ交換所での価格は1200ポイントなのだから。
肝心のスロットだが、実はメダルを消費して回し始めた時点で結果が決まっておりその後のリールを止める動作はただの演出。つまり目押しは一切効かない。その証拠にリールを止める前にページを閉じてもメダルが消費され、報酬が付与されている。
スタンプラリー
イベント期間中に指定された場所でチェックインすることでミッションが達成でき、報酬を獲得できるイベント。
対象地域の範囲はイベントによってさまざまで、全国各地にミッションが設定されているものから特定地域を巡るものまで幅広い。
またイベントによっては駅以外の特定座標(イベントによって変わるが基本的には中心から約200m以内)でチェックインを行う必要があるケースもあるため、挑む前にイベント内容をよく確認して計画を立てて攻略することをおすすめする。
…というか無計画で地方に行くと最悪遭難します。マジで。最低限沿線のダイヤは把握しておくのが吉。
参加できる地域が限られているためか報酬も豪華になる傾向があり、マンスリーイベントでは獲得できない「ライセンス」や「オモイダース」の他、コラボイベントではでんこや限定ラッピングを直接入手できることも。
鉄道会社公認キャラクター就任イベントもこの形式。
その際にはグッズや記念乗車券も発売される。
イベントの性質上聖地巡礼と相性がよく、FAガールを筆頭に各種コラボイベントはこの形式で開催されることが多い。
期間限定ガチャでしか入手手段のないスペシャルでんこの保証という側面もあるため、運よく近所で開催されたらぜひ立ち寄ってみよう。
また、アワメモではステーションオーナー*4主催のものも存在する。対象エリアや報酬はステーションオーナーが決定する。
レイドバトル
奪取er協会の活動を妨害する組織「IKS(移動個別化推進委員会)」の刺客「IKS.gear?」と対決するイベント。前半と後半の2回に分けて開催されるのが特徴。
駅へのアクセス時(スキルによるアクセスは除く)に対象とエンカウントし、レイドバトル専用編成*5を組んで攻撃する。
育成レベルで戦闘力が決まり、それにより与えられるダメージが決まる。また対象には弱点属性、弱点タイプが存在するのでそれにより更に与ダメージを増やすことが出来る。
攻撃時にはアタックエナジーを1消費する。アタックエナジーは2時間で1回復し、最大5まで保持出来る。専用アイテム「アタックエナジーゼリー」で全回復出来る。
一人で倒しきれない場合は他のマスター(電友・近隣にいるマスター)にバトルの救援を要請出来る。
対象を撃破するとポイントが入り、それに応じて報酬が手に入る。
対象は6時間経過で逃走するのでそれまでに倒そう。
エナジー回復アイテムはポイント報酬でも手に入る他課金でも入手可能…というかイベントの完全攻略は課金前提。
目玉報酬は前述のIKS.gearであるが、最大強化のためにはかなりやり込む必要がある。幸いにも、入手だけならなんとか自然回復とポイント報酬の回復アイテムで賄える。
詳細はIKS.gearの項目も参照のこと。
交流バトル
レイドバトルを派生させたような形式で、こちらは他のマスターと対決する。
エンカウントする条件もあちらと同じだが、相手がいなかった場合(不在駅アクセス時・ルートビューン使用時)と相手の所持でんこが3体未満の場合は対象外の代わりに、自分のでんこのリンクを切った相手も対象に入る。スキルでアクセスした場合も対象外だが、飛び先でリブートした場合はエンカウントする。
そうしてエンカウントした相手はイベントページのマッチング画面に表示されるため、そこから相手を選ぶこととなる。
交流バトル専用編成は最大3体までで、その並び順ごとにバトルする。最大5種類まで組み合わせを保存できるため、相手に応じて切り替えていくのも良し。相手マスターは6時間経過でマッチング画面から消えるのでそれまでにバトルを仕掛けよう。
バトルを仕掛ける際にはバトルエナジーを消費する。…のだが、燃費はアタックエナジー以上に悪く、なんと4時間で1回復・最大3という少なさ。そのため最後まで攻略するにはレイドバトル以上に課金が求められる。
戦闘力はレベル依存なため、レイドバトル同様バージョンアップさせたでんこが多いほど有利な作り。また属性ボーナスも存在し、通常のバトルと同じく属性で有利を取れるなら30%増加。この他にもタイプによって戦闘力が増加する条件が決まっている。
- アタッカー→50%の確率で+20%
- ディフェンダー→相手が同じ属性なら+30%
- トリックスター→相手編成が全員同じ属性なら+30%
- サポーター→自編成が全員同じ属性なら+10%
そのため理論上はレベル100の相手をレベル70~80でも撃破可能。しかしマッチング画面では3体合計の戦闘力・相手の勝率・勝利時の獲得ポイントしか確認できず、各でんこのレベルと配置順までは分からない。
勝つと相手の戦闘力と勝率に応じたポイントを入手できる(最低150pt)。負けた場合は一律100pt。
なお、自分が仕掛けられたバトルは勝率のみ記録され、バトルエナジーは消費されないがポイントも獲得できないので要注意。
負けた相手には「リベンジ」で再挑戦もできる。仕掛ける際にはバトルエナジー1つと負けた際の戦闘力に応じたバッテリー*6を消費。ここで勝てれば勝利時と同じポイントを獲得可能だが、全体の勝率には影響しない。なおリベンジには制限時間はなく、イベント終了までいつでも挑める。また相手編成を直接見られるのはリベンジ限定なので、しっかり対策を練ろう。
また、集めたポイントを消費してアイテムと交換可能。目玉はイベント開催と同時にバージョンアップが実装されたエクストラでんこと、エクストラでんこ専用のバージョンアップチップ。その他グレードアップチケットや特注品ねこぱんち、フレンドガチャチケットがラインナップに入っている。交換期限はイベント終了日から1週間後まで。