1・2・3(ポケモン)

Last-modified: 2024-04-27 (土) 14:08:50

登録日:2022-06-06 (月) 00:04:16
更新日:2024-04-27 (土) 14:08:50
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Tag: OP 新無印 アニポケ ポケットモンスター サトシ ゴウ コハル ポケモン 主題歌 松本梨香 山下大輝 そらる まふまふ 鬼龍院翔 西川貴教 西川くんとキリショー カオス やりたい放題 からあげ姉妹 乃木坂46 生田絵梨花 松村沙友理 キャラソン クライマックス 再登場 アニメ 主題歌 オールスター 1・2・3 After the Rain



1・2・3で飛び込め!
いつか描いた未来が僕の
ポケットにあるから



『1・2・3』とは、歌い手であるそらるとまふまふが結成して活動している『After the Rain』の楽曲であり、かつアニメ・ポケットモンスター(新無印)?におけるオープニング曲である。本項目では基本的にアニメポケットモンスターのOP曲?として取り扱う。



馴染み深いゲームボーイのあの音から曲がスタートし、所々にゲームやアニメの音源が組み込まれている。

作詞・作曲を行ったまふまふ氏は初代ポケットモンスターの第1話をリアルタイムで視聴しており、現在もポケモンが好きとのこと。そのことから、昔から今もポケットモンスターの世界に入っている人と、これからポケットモンスターの世界へと飛び込む人の両方を意識した楽曲となっている。



なお、この曲はアニメポケットモンスター内で様々なアーティストに歌い継がれており、

第一期:After the Rain(そらる×まふまふ)

第二期:西川くんとキリショー(西川貴教?×鬼龍院翔?)

第三期:からあげ姉妹(生田絵梨花×松村沙友理 from乃木坂46)

第四期:サトシ?ゴウ?(CV:松本梨香?&山下大輝)

の順でそれぞれ歌い継がれており、歌手が変わる度に曲はアレンジが加えられている。


◆第一期

歌:After the Rain(そらる×まふまふ)
作詞・作曲・編曲:まふまふ

1話のみED?での使用。OPとしては2話から31話まで使用され、これが原曲Ver。
使用される前までは一部から不安の声が流れていたらしいが、それを遥かに凌駕する曲、所謂掌返しをするしかない神曲となっており、作詞作曲者のまふまふ氏、まふまふ氏と共に歌唱したそらる氏の二人には素晴らしいの一言である。

新たなシリーズの始まりを告げるかのような明るい曲調と映像で、各地方の御三家が登場したり、謎すぎるダンスを披露したり、OP?の最後の方では本編でのワンシーンが流されている。?ガラル地方?が舞台の回では、ザシアン?ザマゼンタ?のカットになっていた。

この頃のコハル(新無印のヒロイン)はまだポケモン?にすら興味を示していない立場で、サトシとゴウのポケモン好きも理解を示していなかった頃だったので、サトシ?とゴウが坂道で転げ走っているのを結構な白い目で見ていた。だが謎ダンスは普通にやっている。ちなみにワンパチ?はただ寝転がっているだけでサボっているが、かわいい。
また、ゴウのヒバニー?は17話と早いタイミングでラビフットに進化したが、OPの映像の差し替えはなく、ずっとヒバニーのままだった。

ちなみに、こちらの曲はYouTubeの『まふまふちゃんねる』にも投稿されている。新無印寄りのタッチでキャラクター化された二人が描かれ、背景には二人の好きなポケモンが詰め込まれたアニメのようなMVとなっている。本記事を見た人は視聴してみてはどうだろうか。


◆第二期

歌:西川くんとキリショー(西川貴教×鬼龍院翔)
作詞・作曲:まふまふ
編曲:まふまふ、田中秀和(MONACA)

32話から49話まで使用された2代目。
『西川くんとキリショー』とは、西川貴教(T.M.Revolution)と鬼龍院翔(ゴールデンボンバー?)の二人がコラボしたことで実現したユニットのことである。この2人はまふまふ氏からのリクエストとのこと。
西川貴教本人は「なんで僕なの?」と驚いていたそうだが、それはこっちのセリフ。この二人のようなタイプの歌手がアニポケのOPを担当することはなかったため、人選を含めて驚きの声が上がった。
なお、原曲(初代)からキーが-3されている。

キーが下がったことと歌手の影響で、原曲よりもかっこいい寄りな感じで疾走感のある曲となった。

各地方の伝説ポケモンと、サトシとゴウの手持ちポケモンが揃って登場。
そしてしれっとまだ進化していないのにルカリオ?とエースバーンが登場。進化は読めた展開だったが、ゲットしてからそんなに時間が経ってなかったので驚いた人もいたことだろう。
結局この2匹は[[45話>ソード&シールド(アニポケ)]]で進化している。一応新OPになってから13話が経過していたのでやや遅かったのだが。

また、キバナ?ダンデ?も登場。自撮りをしてこちらの世界で言うInstagramに投稿しているようなカットがあったが、本編でそのようなシーンはなかった。後にキバナの自撮り設定はしっかり出たけど。

そしてOPに登場する再登場組一発目*1として????組が登場。
リーリエ?のみ不在なのは、父親探しのためアローラ地方?を離れていたためと思われる。

今作のサトシのライバル枠?としては、ガラル地方のジムリーダー?であるサイトウ?が選ばれてOP及び本編に登場。複数回バトルを繰り広げた。

セレビィ?は32話のみ通常色で、33話以降は映画に合わせてなのか色違い?の個体となった。



こちらもYouTube『西川貴教 Official YouTube Channel』にてMVが配信されている。



……のだが、歌を担当した二人が出演したMVは、私たちが説明することができないくらいカオスなものとなっている。初めからいきなりプールで西川氏がとてつもない筋肉を見せつけたり……。



ちなみにちゃんとアニポケとコラボレーションしたMVも同チャンネルに投稿されている。


◆第三期

歌:からあげ姉妹(生田絵梨花×松村沙友理 from乃木坂46)
作詞・作曲:まふまふ
編曲:APAZZI、Akira Sunset

50話から99話まで使用された3代目。
現時点で唯一の女性ユニットで、使用期間も一番長い。
乃木坂46に所属していた生田絵梨花と松村沙友理がユニットを組み、『からあげ姉妹』の名義で本曲を出した。使用期間中に2人とも乃木坂46を卒業したものの、クレジットの『from乃木坂46』表記はOPが変わるまでそのままであった。
なお、原曲からはキーが+1されている。

キーが上がり、歌唱が女性となったことで明るい曲調となった。

このOPのサビでは、ダンデが車を乗りこなし運転。
しかし、例によってアニポケでも方向音痴?の設定が加えられており、OPでもそれを遺憾無く発揮。
この前振りは本編では100話まで持ち越されている。

以前登場したコルニに加えて、当時アニポケ未登場だったカロス?四天王?ガンピ?と、長らくアニポケでの登場がなかったアイリス?シゲル?が姿を現し、無事本編にも登場した。アイリスとシゲルの2人は100話以降にも登場している。

また、ガラル御三家で唯一未登場だったサルノリ?も登場した。メッソン?時同様サトシがゲットするのではないかという予想もあったが、サトシはこのOP初出の50話でウオノラゴン?をゲットして手持ちを埋めたため結局ゴウがゲットし、ガラル御三家は全てゴウのポケモンとなった。

ジョウト?の三犬(ライコウ?エンテイ?スイクン?)も登場。
まさかのスイクンはゴウがゲット。
そして、ミュウ?セレビィ?ジラーチ?シェイミ?ビクティニ?フーパ?ゼラオラ?ザルード?と各地方の幻のポケモン?達も登場している。映画にしか出ていないようなアニポケ本編に未登場の幻ポケモンもいた。

そしてこのOPはXY編?のOPである「V(ボルト)」以来の、ラストにタイトルロゴが表示される形式となっている。
人やポケモンなどが盛りだくさんの大ボリュームとなっているので、探してみるのもありだろう。

こちらのMVもYouTube『乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL』にて動画が投稿されている。


◆第四期

歌:サトシ&ゴウ(CV:松本梨香&山下大輝)
作詞・作曲:まふまふ
編曲:田中秀和

節目の100話から最終回の136話まで使用。
136話はEDテーマとして新無印編のダイジェスト披露と共に流れた。
本作の主人公であるサトシとゴウのデュエット曲となっている。
デュエットの歌い継ぎということで、以前からサトシとゴウもカバーするのではないかとの予想はあったが、満を持して実現した。
このOPは初出1週間前の99話放送後に『Pokémon Day』を記念して、ポケモン公式Twitterにて冒頭部分が公開されていた。
サトシ役の松本梨香氏にとっては、同じく主人公だったヒカリ?との『ハイタッチ』以来のデュエット曲で、OP曲を務めるのは[[SM編>ポケットモンスター サン&ムーン]]1話~60話で使用された『アローラ!!』以来約4年振り。サトシがOPを歌っていなかった期間としては歴代最長となったため、待望の声が多く挙がっていた。
なお、原曲からキーが-2されている。

OPの映像、曲調からクライマックスのような雰囲気となっており、特に映像はとてつもないボリュームとなっている。まさにサトシとゴウらしい情熱の曲に仕上がった。大勢のスタッフ様や絵師様がこのOPに関わっているとのことである。



まず、サトシとゴウの幼少時代が描かれる。サトシは初めてのポケモンとしてピカチュウを貰い10万ボルトを喰らっている様子、ゴウは目標であるミュウを見つけて追いかける姿がそれぞれ描かれた。
そしてゴウのポケモン?が各地方毎に登場。ホウエン地方のシーンはAG編OP『アドバンス・アドベンチャー』のオマージュとなっており、シンオウ地方のシーンではコハル、ヒカリ?も一緒。アローラ地方のシーンではサトシのアローラのポケモン?も登場した。
ちなみにゴウのポケモンはゲットしたら随時追加されている。

サビに入る手前の部分では、ゴウとエースバーン、インテレオン、サルノリがあの[[XY&Z>XY&Z(ポケモン)]]のOP冒頭をオマージュしたかのようなシーンを見せる。
そしてゴウの目にカメラが行くと、奥ではモンスターボールを持っているサトシがダイマックスバンド、Zリング、メガグローブを装着し、ボールを地面に叩きつけて手持ちポケモン6匹?を登場させる粋な演出が行われる。ちなみにウオノラゴンはゲットされた後もOPでずっと出番がなく、今回やっとのことで登場できた。

また、そこからサトシが帽子を後ろに回すシーンは初代OP『めざせポケモンマスター?』のオマージュとなっている。更には本編で見たことないくらいにイケメンなサトシになっている。とてつもなくかっこいい。

サトシがダイマックスボールを投げてサビに入ると、サトシのポケモンたちが技を繰り出す。
ネギガナイトはスターアサルト、ゲンガーはキョダイゲンエイ、メガルカリオはてっていこうせん、カイリューはドラゴンクロー、ウオノラゴンはエラがみ、そしてピカチュウは1000万ボルトを繰り出す。
最初は1000万ボルトを打った後、7色の電気が流れて長めの余韻があったが、マスターズエイト判明後はサトシ以外のマスターズエイト7人が映し出される演出が解禁された。
ちなみにマスターズエイトは、ダンデ?シロナ?ダイゴ?ワタル?カルネ?アラン?アイリス?、そしてサトシの8名である。

次にゴウがエースバーンを繰り出し、ツルギ、アサヒと共にレジ系に立ち向かっている姿が描かれる。
かと思ったらすぐにキョダイマックスしたダンデのリザードンの炎の演出と共に、サトシがダンデに立ち向かう姿に変わる。こちらもマスターズエイト判明後は、残りのマスターズエイト6人が追加された。
そしてそして、サトシとゴウのイケメン顔が目的を前にして横並びに。

更に次はコハルとイーブイがコンテスト衣装を着て踊り、ブイズがイメージ映像で揃い踏み。
このシーンもファンサービスが凄かった。提示された伏線は105話で回収されたが、見事に期待を裏切らなかった。しかもサプライズであった。
コハルの着ているドレス、イーブイが付けている見覚えのある花飾り、そもそもコハルがコンテストの道に進んでいるのかという期待。100話時点でまだ出会っていなかったニンフィア?の出演。
ここまで言えば誰のことかは分かるだろう。
心待ちにしていたファンは見事に感動したのだった。

続いて満を持してロケット団?が参上!!
ニャース?が何かを撃ってピカチュウたちを捕らえようとするがコジロウのモルペコ?が暴れ出し、木の実を食べて機嫌が直ったかと思えば、ガチャ?担当のぺリッパー?が横から飛んできて気球もろともいかれましたとさ。
歴代OPの中でもかなり遅い登場だった。そもそも本編でも出番が大減少していたのだが。



そしてそしてそして、ここからが超絶怒涛の再登場ラッシュ。
このOP初出の1週間前に『ポケモン情報局』がTwitterにて、シトロン?ユリーカ?ミクリ?ルチア?の登場を予告していた。放映前に予告されることはほぼなかったので何事かと思えたが、再登場組が多すぎてインパクトが強すぎるので、意識を分散させる狙いだったのだろうか。
シトロンとユリーカは103話と104話、ミクリとルチアは105話に登場。ちなみにミクリとルチアのカットはある人物?が再登場するサプライズのための隠れ蓑?とも捉えることができる。
また、アニポケ公式TwitterではOP初出1週間前から毎日OPの原画を公開していた。そこでアローラ組の再登場も決まっており、第二期にはいなかったリーリエとグラジオ?も登場していたため、アローラに帰還したのかとの噂や予想もあった。こちらの伏線は111話と112話で回収。



OPが公開された100話時点の再登場ラッシュは以下の通り。

シゲル→アローラ組→ミクリ・ルチア→アイリス→マリィネズ?(108話からキバナに変更、マスターズトーナメント編からはホップ)→シトロン・ユリーカ→○○○→トキオ→○○○○○

シゲルはプロジェクトミュウ枠、アイリスはマスターズエイト枠、マリィ・ネズは99話で登場してバトル、キバナも同様、トキオは32話に出たゴウの友達でプロジェクトミュウに参加していた。

上を見てもらえば分かる通り、○で隠されているのは上記に紹介した以外のキャラクターなのだが、新無印では未登場のキャラクターであった。
それがとんでもない人物とポケモンだった。

シトロン・ユリーカの次に登場したのは、なんとシンジ?
シンジは[[アニポケDP>ポケットモンスター ダイヤモンド&パール]]のライバル枠で、現在でもサトシの最高のライバルはシンジだと言う視聴者は多数いるくらいに有名かつ再登場を望まれていた人物である。
シンジがいる場所は、両者最後のバトルの地となったシンオウリーグ会場のスズラン島の山であり、同じく写っている花はハナシノブかムクゲではないかと一部で考察されている。
シンジ自身は114話で再登場を果たした。

そして最後に登場したポケモンが、ゲッコウガ?
XY&Z編の最後で別れたサトシのゲッコウガの再登場に、シンジの再登場も加えて視聴者は大いに沸いた。
ゲッコウガはOP初出後約2ヶ月後に放送された108話で再登場を果たし、サトシとルカリオをパワーアップさせ、役割を遂行した。

ゲッコウガ登場後、ゲッコウガのシーンはサトシとメガルカリオのシーンへと変更された。
サトシとメガルカリオが共鳴しているかのような演出がされ、そのおかげでサトシが波導弾を習得したかのような明らかに人間ではないカットになっていた。まあ共鳴というか波動が繋がった結果だし、映画では似たようなことをしていたが。
そしてゲッコウガとの特訓で習得したルカリオの巨大波導弾とダンデのキョダイマックスリザードンが技を繰り出し合い、ぶつかり合う大迫力の場面が描かれた。

最後はサトシがピカチュウをぴかっとキャッチし、ゴウとエースバーンと共に走り出す。その後ろをサトシとゴウのメインポケモンが陣取ってフィニッシュ。



と、このように1分28秒の映像とは思えないほどとんでもないボリュームになっているのだ。
このOPに感動した人も数多くいたとか。





追記・修正は夢とポケットモンスターの世界にレッツゴーしてからお願いします。



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*1 本編内では既にワタル?コルニ?が登場済みだったが、OPには未登場。