GTO(漫画)

Last-modified: 2024-05-12 (日) 18:18:00

登録日:2022/04/01 Fri 18:19:04
更新日:2024-05-12 (日) 18:18:00
所要時間:約 13 分で読めんだろ


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Tag: GTO 藤沢とおる 週刊少年マガジン 湘南純愛組! 漫画 講談社 実写化 アニメ フジテレビ ぴえろ 鬼塚英吉 続編 Great Teacher Onizuka 東京都 武蔵野市 99年夏アニメ 学園漫画 東京吉祥学苑 ジーティーオー 何故かなかなか立たなかった項目 世紀末教師伝説 グレートティーチャー鬼塚 !? パチンコ化 ※水曜夜19時30分です。 ※日曜夜19時30分です。 愛すべきバカ達 腹筋崩壊 涙腺崩壊 ドラマ化 豪華声優陣 クレスタ 反町隆史 90年代テレビアニメ 賛否両論



目指すはグレート!
激走、世紀末教師伝説!!


GTOとは、藤沢とおるによる漫画作品。

●目次

【概要】


漫画雑誌『週刊少年マガジン』に1997年2号から2002年9号まで連載。全25巻。また文庫版も刊行されており、そちらは全12巻。
タイトルの『GTO』とは『Great Teacher Onizuka(グレート ティーチャー オニヅカ)』の頭文字から取られている。

かつて同雑誌にて藤沢が連載していた『湘南純愛組!?』の続編でもあり、主人公の存在を初めとして世界観を共有している。
ただし、GTOのストーリーラインに湘南純愛組の設定は殆ど絡まず、言及される際にはフォローがあるので未読でも問題はない。「読んでおいた方がより一層楽しめる」程度の関係性。
正直、世間的な知名度ではGTOの方が上回っている状況であり、本作が湘南純愛組の続編的立場であることを知らない人も多い。湘南純愛組がマイナー作品という訳でもないが、GTOの知名度が高すぎるのだろう。

作品内容は、元暴走族で童貞の破天荒な新米教師・鬼塚英吉が掟破りな手法の数々で癖の強い様々な生徒や学校の問題を解決していく教師モノ。
基本的に倫理観もクソもないぶっ飛んだ展開や少年誌としては過激かつブラックなネタのオンパレードだが、そこに混ざる熱い展開や切れ味の鋭いギャグは評価が高い。
実はよく読むとアニメ関連のディープな小ネタも多いため、アニオタも楽しめる漫画だったりもする。
ただし、1990年代末期~2000年代初期の時代背景や風潮を強く反映した作風(時流を読んだ作品とも言うべきか)でもあり、現在の価値観で読むには辛いという意見もある。

シリーズ累計発行部数は5000万部を突破、実写化などの成功もあってマガジン史上に残る商業的成功を記録した。
現在でも学園漫画・教師モノの創作物の代表例として名前が挙げられることが多く、同ジャンルの金字塔的存在と言っても過言ではない。
GTOの大ヒットは、マガジンが1990年代末期以降に『週刊少年ジャンプ』から週刊少年誌王者の座を一定期間奪ったことに大きく貢献したという分析もある。
その人気さ故に今なお続編やスピンオフが定期的に展開されているが、続編に関しては否定的なファンもいることから賛否両論。

【あらすじ】


かつて湘南の地において「鬼爆コンビ」として伝説を築き上げた男・鬼塚英吉。
湘南を去った彼は東京で大検を経て優羅志亜大学に入学するが、あまりにも滅茶苦茶な履歴書と面接態度によって就職活動で連戦連敗。
相棒の弾間龍二とは対照的に燻る鬼塚はそれでもグレートな男になる夢を見ながら、大学生の日々を送っていた。

そんなある日、女子高生・中島エリカと出会った後に好意を抱くが、最終的には彼女の担任である中年の男子教師との恋愛関係を見せつけられる。
後日、エリカとの体験談を聞かされた龍二は落ち込んでいるように見えた鬼塚を励まそうとするが、女子高生との出会いを夢見て鬼塚は教師の道を進むことを決意した。

「伝説を残すくれー偉大な教師」を目指す鬼塚は、常識では計り知れない混沌とした日々を始めるのだった…。

【主な登場人物】


東京吉祥学苑教職員

  • 鬼塚英吉
    CV:高木渉?(TVアニメ)/羽多野渉?(Beeマンガ)
    演:反町隆史(ドラマ1作目)/AKIRA(ドラマ2作目)
    湘南純愛組の主人公だが、本作でも主人公を担当する男性教師(物語初期は大学生)。
    高校中退後に替え玉受験で入学した「優羅志亜大学」で破天荒な学生生活を送って就活に苦戦していたが、女子高生との出来事を機に教師を目指すことになる。
    当初は女子校生とお近づきになりたい的な不純な動機だったが、武蔵野吉祥寺東高校における教育実習にて拷問によって不良クラスを改心させた経験や、生徒の水樹ななことの出会いを経て「教師」の仕事の魅力に目覚め、東京吉祥学園中等部に赴任。
    社会人としての常識に欠ける性欲の強い童貞だが、その一方で人間を超えた身体能力と独特な思想によって多くの問題を奇跡的に解決していく。
    物語開始当初は金髪リーゼントだったが、教師になるにあたりバッサリ切って現在のトレードマークである長めのスポーツ刈りになった。
  • 内山田ひろし
    CV:長島雄一(現・チョー)/桜井敏治(Beeマンガ)
    演:中尾彬(ドラマ1作目)/田山涼成(ドラマ2作目)
    東京吉祥学苑の教頭の男性。鬼塚を敵視しており、本作における苦労人(?)ポジション。
    若き時代は熱血教師だったが加齢と共に消耗し、やがて通勤電車内の痴漢を楽しむ教師の屑と化していた。
    ところが鬼塚という天敵の誕生を経て徐々に教師としての在り方に変化を見せるようになり、何だかんだで鬼塚とも交流を深めていく。
    大事な愛車が鬼塚の騒動に巻き込まれて定期的に破壊されるネタは最早本作の鉄板ネタ。
  • 冬月あずさ
    CV:折笠富美子?(TVアニメ)/今井麻美(Beeマンガ)
    演:松嶋菜々子(ドラマ1作目)/瀧本美織(ドラマ2作目)
    鬼塚と同期採用された女性教師。明るい性格の美人だが、男子生徒に好かれる一方で女子生徒からは人気の出ないタイプ。
    鬼塚とは痴漢から助けられたことで縁を持ち、やがて彼の教師としての在り方に惹かれていくようになった末に異性として好意を抱くようになる。

    ちなみに、TVアニメ版CV担当の折笠さんはこれがデビュー作。
  • 桜井良子
    CV:岡本嘉子(TVアニメ)/松岡洋子(Beeマンガ)
    演:黒木瞳(ドラマ2作目)
    東京吉祥学苑の理事長を勤める中年女性。温厚な人物で大きな理想を抱いている。
    学校内の売店で店員もしており、後に正体を明かして鬼塚に面接の合格通知を渡した。
    破天荒な鬼塚に表向きは名門ながらも内情が問題だらけな東京吉祥学苑の未来を変える可能性を感じており、基本的には鬼塚の味方の立ち位置。
  • 袋田はじめ
    CV:中多和宏
    演:小林正寛(ドラマ1作目)/スギちゃん(ドラマ2作目)
    吉祥学苑の体育教師。通称「ホクロ田」と呼ばれるホクロが印象的な容姿で、ワキガ体質。
    典型的な筋肉馬鹿と言える性格だが、体育授業中の女子生徒にセクハラ行為をする趣味を持つ性欲の強い変態。
    優れた運動能力を誇る一方で鬼塚をも上回る卑劣さと馬鹿っぷりを披露するが、教師として常識的な感性を見せている描写もある。
  • 勅使河原優
    CV:古谷徹?
    演:井田州彦(ドラマ1作目)/矢野聖人(ドラマ2作目)
    吉祥学苑の数学担当教師の男性。東京大学卒業のエリートだが、国家公務員試験に不合格だったことで教師となる。
    一見すると真面目で理想的な教師に見えるが、裏では冬月に対して狂気的なストーカー行為を行う妄想癖が激しい変態。
    一方、官僚一家に生まれた生い立ち故にコンプレックスをこじらせている面も。
    全国統一模擬試験で鬼塚に敗れた一件から暴走していき、鬼塚に対する敵対心と冬月への欲望が暴走していくことに…。

3年4組の生徒

  • 吉川のぼる
    CV:岡野浩介(TVアニメ)/阿部大樹(Beeマンガ)
    演:小栗旬(ドラマ1作目)/中川大志(ドラマ2作目)
    吉祥学苑に赴任した直後の鬼塚がロッカー内に閉じ込められていた姿を見て関わりを持った男子生徒。
    気弱故に虐められていた状況だったが鬼塚に救われることとなり、ゲームが趣味だったこともあって意気投合し3年4組の生徒の中では最初に鬼塚に懐いた。
    連載初期からの容姿の変化っぷりや吉川が受けていた虐めの描写などからネタが多い人物でもある。
  • 上原杏子
    CV:岡村明美(TVアニメ)/阿澄佳奈(Beeマンガ)
    演:新川優愛(ドラマ2作目)
    仲間と共に吉川に恐ろしい虐めを繰り返していた女子生徒。有名な教育評論家を母親に持つ。
    虐めを知って吉川に協力した鬼塚によって因果応報の恐ろしいリベンジを受けてしまう。
    実はかつて母親の厳しい躾を受けていた兄から芋づる式に虐待を受けており、吉川への虐めもその反動からくる物だった。
    修学旅行では再度吉川を虐めて陥れようとするが、彼と共に遭難する事態を経たことから徐々に異性として惹かれていくようになる。
  • 村井國男
    CV:関智一(TVアニメ)/江口拓也(Beeマンガ)
    演:池内博之(ドラマ1作目)/森本慎太郎、田口翔大(ドラマ2作目)
    元2年4組(モトヨン)の男子中学生。金髪が目立つ不良生徒で教師を虐めているが、性根は熱い性格でマザコン。
    当初は鬼塚を虐めようとするが返り討ちにされてしまい、母親と鬼塚が再婚する妄想に苦しむことになるが、やがて鬼塚を強く慕うようになる。
    母子家庭で樹里亜という若い母親がいるが、マザコンになるのも納得するくらいには色気のある母親故に鬼塚も強く惹かれていた。
  • 相沢雅
    CV:野田順子?(TVアニメ)/豊口めぐみ?(Beeマンガ)
    演:中村愛美(ドラマ1作目)/川口春奈、旦海カノン(ドラマ2作目)
    ある意味本作における最大の問題児とも呼べる優等生の女子生徒。裕福に見える家庭出身。
    クラスにおける担任いじめの主犯であり、表向きは明るく社交的な性格を演じながら多くの人間を攻撃してきた。
    新任である鬼塚を陥れようとするも、陰謀が通じないばかりか逆に次々とクラスメイトを取り込んでいく鬼塚に対して焦りを強めていく。
  • 菊池善人
    CV:緑川光(TVアニメ)/柿原徹也?(Beeマンガ)
    演:窪塚洋介(ドラマ1作目)/高田翔(ドラマ2作目)
    3年4組における担任いじめの参謀格を務める表向きのリーダーの男子生徒。文武両道でパソコンの扱いに長けているクールな人物。
    当初は内山田との合成ホモ画像による鬼塚への嫌がらせを試みるが、エロコラに使えると感心する鬼塚の様子を見て直感的に彼をサポートする立場に回ることを決める。
    基本的に何かしらの大きな問題を解決して生徒の信用を得るというストーリーの本作において、大きな人間ドラマを経ずに協力者となった珍しいパターンの生徒である。
  • 藤吉晃二
    CV:諏訪部順一?
    演:山田裕貴(ドラマ2作目)
    典型的な黒髪ロン毛の男子生徒。村井と友人関係にあり、彼のフォローに回るような場面も多い。
    当初は鬼塚の給食にゴキブリ?を入れるなどの虐めを試みるが失敗に終わり、後に村井と共に鬼塚を慕う。
    雅に対して好意を抱いており、彼女が暴走と孤立化を加速させていく最中でも好意的に接し続けた。
  • 野村朋子
    CV:川澄綾子(TVアニメ)/成田紗矢香(Beeマンガ)
    演:中村愛美(ドラマ1作目)/宮崎香蓮、丹羽絵理香(ドラマ2作目)
    実家がラーメン屋の女子生徒。中学生とは思えない爆乳と優しくも天然ボケでトロい人物像から、周囲には「トロ子」と呼ばれている。
    現状を変えるために鬼塚のプロデュースによって芸能界進出を果たすことになり、有名アイドルとして活躍していくことになる。
    朋子とマネージャーである沖ノ島を主役とした「GTO(ぐれえと・とろこ・おっぱい)」という外伝的エピソードも展開された。
  • 神崎麗美
    CV:三石琴乃(TVアニメ)/喜多村英梨?(Beeマンガ)
    演:本田翼、堀井咲希、中島夢乃(ドラマ2作目)
    金色とオッドアイという日本人離れした容姿の特徴とIQ200の文部省認定の天才的な頭脳を誇る女子生徒。出生に秘密を抱える。
    当初は不登校だったが雅の手招きで吉祥学苑に登校するようになり、過去の教師達を授業テロで苦しめてきた。
    しかし、鬼塚の特別課外授業によって彼に心を開くようになり、やがて異性として強い好意を抱くようになる。
    天才設定の彼女も、ガンダム3兄弟?のガンダムネタは理解できなかったことから大きく動揺してしまったことがある。

内山田家

  • 内山田良子
    CV:津田真澄
    演:立石涼子(ドラマ1作目)/松山尚子(ドラマ2作目)
    内山田の妻の中年女性。夫とのパートナーとしての関係性は完全に冷えていて、近所の肉屋と不倫関係にある。
    夫とは対照的に鬼塚に対しては肯定的な姿勢を見せる。
  • 内山田好子
    CV:豊後敦子
    演:馬渕英俚可(ドラマ1作目)/小松美月(ドラマ2作目)
    内山田の一人娘。両親に似ても似つかぬ美人の容姿をしているが、良子の不倫による托卵行為で生まれた可能性がある。
    父の入浴した風呂の湯をわざわざ入れ替えるなど父親に冷たいが、思春期特有の反発的な側面も強いので愛情がないという訳ではない。
    父親の関係者とは知らずに知り合った鬼塚を「オニオニ」と呼んで好意を抱いているため、父親の心労を加速させている。
  • えいきち
    内山田家の飼い犬。どことなく鬼塚の顔を連想させる外見をしており、好子によって彼と同じ名前を名付けられることになった。
    良子や好子には懐いている一方、ひろしに対しては懐かないばかりか迷惑行為をしまくっていることから「実は鬼塚ではないか」とまで疑われるほど。

湘南純愛組出身キャラクター

  • 弾間龍二
    CV:千葉一伸?(TVアニメ)/佐々木啓夫(Beeマンガ)
    演:城田優(ドラマ2作目)
    湘南純愛組の準主人公。GTOではバイクショップの雇われ店長として登場し、容姿も眼鏡を着用するようになった。
    落ち着いた大人の男性として鬼塚の尻拭いをさせられることが多いが、自身の中学時代と比較して鬼塚のクラスの生徒を羨ましがる一面も見せた。
    給料のために点数稼ぎに走る鬼塚に失望の様子を見せたことも。
    ちなみに鬼塚とは違い、高校時代から付き合ってる恋人がいるリア充。
  • 冴島俊行
    CV:矢尾一樹? (TVアニメ)/石川英郎(Beeマンガ)
    演:山本裕典(ドラマ2作目)
    湘南純愛組にて「鎌倉の狂犬」として活躍した鬼塚の友人。本作では巡査として働いている。
    偽ブランド品販売や密輸などの様々な違法行為に手を染める腐敗警察官で、鬼塚も犯罪に加担させようと試みる。デリヘルが大好き。
    冴島を中心としたエピソードはその完成度の高さから読者間の人気が高い。

武蔵野HENTAI倶楽部

議員・弁護士・医者で構成されている変態集団。
秘密戦隊ゴレンジャーを模したアイマスクをつけ、スリッパを履いている以外は全裸であるなど、もはや手遅れレベルな常軌を逸した変態さを持つ。
「赤レンジャーさん」など、当作品の主人公たちの名前を自分たちの呼称にしている。

【アニメ】


1999年~2000年までTVアニメがフジテレビ系列で放送された。制作会社はぴえろ。
ゴールデンタイムでの放送ということもあって原作の過激さを大きく減らした改変が行われている…のだが、それでもなおアニメとしては過激な作品ではある。
放送途中から放送日が移動(水→日)しており、特番の頻発の影響を受けて放送回数を減らされるという不遇な事態に合ったとされる。

原作の修学旅行編の時期までを一部エピソードのカット・改変を施してのアニメ化となっており、最終回はアニメオリジナルエピソード。
藤沢はドラマ版とは異なって舞台の中学設定の改変が起こらなかったことを高評価しており、作品内容的に放送が深夜枠になると予想していたらしい。

OP
「Driver's High」 L'Arc~en~Ciel
「ヒトリノ夜」 ポルノグラフィティ

ED
「Last Piece」 Kirari(反町ドラマ版で水樹ななこ役で出演している)
「しずく」 奥田美和子
「CHERISHED MEMORIES」 THE HONG KONG KNIFE

【実写版】


1998年にフジテレビ系でドラマ化。主演は反町隆史で、氏の代表作の一つとなった。
鬼塚が赴任する舞台の学園が統合されているなど、設定やシナリオは原作から大きく改変されているが、商業的には大ヒットを記録。映画版も制作された。
主演とヒロインを務めた反町隆史と松嶋菜々子はこのドラマがきっかけで交際が始まり、2001年に結婚した。

2012年にはリメイク版が放送されており、こちらは主演がEXILE・AKIRAになるなどのキャストの変更や原作要素の増加など1998年版から大きな変更が行われた。
2014年に続編の第2シリーズが放送されており、比較的原作要素が多かった第1シリーズとは異なってほぼオリジナル作品と化している。

実写版の詳細はこちらを参照。

【続編】


GTO SHONAN 14DAYS

マガジンで連載された続編。しかし、物語上の時系列的に正確に言えば続編と言うよりも外伝。
本編の時系列における空白の14日間(勅使川原の銃撃を受けたことによる入院期間中)の出来事を描いており、養護施設に関する問題に鬼塚が大暴れして立ち向かう。
湘南が物語の舞台となっており、湘南純愛組におけるキャラクターも物語に絡んでくる。
本編終了から間を開けての連載だったためか、本編の時代設定とは矛盾する2000年代後半に関する描写が多く見られる。

GTO パラダイス・ロスト

今度は読者層の年齢が上がる週刊ヤングマガジンで連載されている続編。
14DAYSとは異なってこちらは完全な続編作品であり、GTO本編後の時系列が物語の舞台となっている。
鬼塚が刑務所に入っているという衝撃の展開から物語は始まり、そのきっかけとなった東京吉祥学苑高等部の芸能人専用クラスに配属された際の出来事が描かれる。そして鬼塚がついにアレを卒業することに…
現在は休載のため未完しかも電子書籍は配信停止となっている。

【スピンオフ】


スピンオフの主人公は湘南純愛組からのキャラクターであり、GTOのスピンオフであると同時に湘南純愛組の続編としての性質も強い。

GT-R

週マガ連載。湘南純愛組の準主人公であり、GTOではバイクショップの雇われ店長として登場した弾間龍二を主人公とした外伝作品。
作品タイトルは「GREAT TRANSPORTER RYUJI」の略。

井の頭ガーゴイル

ヤンマガ連載。湘南純愛組やGTOにおける登場人物で公式曰く「もっとも人気がなかった」キャラクター・冴島俊行を主人公としたスピンオフ。
(悪魔の)警察官として井の頭公園で勤務する冴島の騒がしい日々が描かれる。

【余談】


  • 作品タイトルの元ネタである「Great Teacher Onizuka」はパロディのネタとして使われやすい。?特に先生キャラに関しては「グレートティーチャー+名前の苗字」という形でネタにされるパターンが多い。

  • 90年代の講談社系漫画でよく乱用された表現方法「!?(通称:マガジンマーク)」は本作でも多用されており、GTOの作中の演出の代名詞としても挙げられやすい。
    藤沢はお笑い芸人のかまいたち・山内健司との対談において、この表現については同雑誌で連載されていた『特攻の拓』がルーツであることを明言している。

  • ドラマ1作目で冬月を演じた松嶋菜々子とアニメ版で鬼塚を演じた高木渉は、2016年にフジテレビ系で放送されたドラマ「営業部長 吉良奈津子」で共演している。




追記・修正は、元不良で教師になったことがある人にお願いします。


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