Nintendo Direct

Last-modified: 2024-04-08 (月) 21:18:42

登録日:2014/06/29 Sun 10:58:56
更新日:2024-04-08 (月) 21:18:42
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皆さんこんにちは、任天堂の岩田です。
本日も、今後発売を予定しているソフトなど、Wii Uやニンテンドー3DSに関するさまざまな情報を、






インターネットをご覧のみなさんに『直 接』お届けします。







目次


概要


Nintendo Direct(ニンテンドー ダイレクト)とは、任天堂のハードやソフトに関する、様々な情報を発信するネット番組である。
番組の略称は、一般的には『ニンダイ』という呼ばれ方がされている。

番組の放送の告知は任天堂公式アカウントで行われる。見たい人はしっかりと公式Twitterを確認しておくのがベスト。

番組の視聴方法は、公式サイトや、YouTubeとニコニコ生放送などで放送がされる。使い慣れているサイトで見ると良い。
過去に配信された番組は、ニンテンドーeショップとYouTubeのNintendo Directチャンネルで観覧することができる。

元々2011年の9月に開かれた『ニンテンドー3DSカンファレンス』をネット中継し、それが本来想定していた業界関係者だけでなく、一般のネットユーザーにも大ウケしたことがきっかけで開かれた番組。
この時のカンファレンスの内容には『モンスターハンター4』の電撃発表などがあったため、ネットで大きく話題を呼んだことは有名である。
これらのことがきっかけで、ネットで情報を伝えるこの番組が誕生した。

ユニークな番組構成や、新ソフトの発表が行われることもあり、多くのゲーマー・業界関係者から人気と注目を集めている。


特徴

任天堂の岩田聡元社長が、手振り身振りで『直接』情報を伝えていたことが特徴。聞き取りやすい声で、最新情報を直接お届けする。
しかも、ただ解説するわけでは無く、時には社長が3Dポリゴンになって登場したりと、カオスな様子を見せてくれていた。
2015年に岩田社長が急逝した際、存続が危ぶまれたが、その後もプレゼンターを変えながら現在も無事に続いている。

時には宮本茂氏やセガの名越稔洋氏などゲーム開発者が一緒に情報を伝える事も。
特にスマブラシリーズはディレクターの桜井政博?氏自らプレゼンターを務めている。*1

また岩田社長が動作をするたびに、ゲームのSEが鳴ったり、エフェクトがつけられたりといった要素も存在していた。
これもまた、ダイレクトにおける社長の持ちネタの一つだったのかもしれない。
2023年現在ではプレゼン→ゲームの画面に移る際にプレゼンターがスナップするが、その時にスイッチのアイコンで使われている「カチャッ」という音が鳴るという形で継続中。

番組の内容としては、任天堂のハードで発売される予定のソフトの情報を伝える。
発表時間としては、30分~1時間ほど。

また、Switch移行前は3DSとWiiUの両ハードのソフトが紹介されることが多いが、どちらか片方のハードのソフトのみを紹介することもあった。

番組では主に、開発途中のゲームの新PVや続報が主に公開される。
しかし、ダイレクトで存在が初めて発表されたソフトも多数存在し、多くの視聴者を驚かせるようなビッグタイトルだったりすることがある。
また、時には紹介された作品が「放送終了後即ダウンロード販売開始」だったりすることもあったり。
2022-23だと『レイディアントシルバーガン?』や『メトロイドプライム? リマスタード』なんかがこの例。

なお、ダイレクトにも様々な種類が存在する。下記で解説をする。


様々なダイレクト


ちょっと NintendoDirect

通称『ちょっとダイレクト』。

2013年頃まで行われていた短縮版。
告知が無く、突如として配信されたりする。
2018年に復活してからは国内でも海外と名称を統一する形で『Nintendo Direct mini』になった。
内容としては「ソフトメーカーラインナップ」という形で、無印ダイレクトのゲーム紹介コーナーのみバージョンが基本。
今まではサードパーティのみの紹介だったが、2022年6月のminiでは任天堂のゲームも紹介された。


特定ソフトに関するダイレクト

様々なソフトではなく、特定のソフトに絞って放送するダイレクト。
近年ではこの特定のソフトを対象とした『(ソフト名)ダイレクト』が多くなっている。

『ポケモン』*2、『ピクミン3』、『スマブラ』などのソフトや、サードメーカーのタイトルである『モンスターハンター4』『妖怪ウォッチ2』のダイレクトも行われた。


3DS Direct Luigi special/Nintendo Direct Luigi special 2

『ルイージの年』を記念して開かれたダイレクトで、二回にわたって放送された。
ルイージが主役なだけあって、番組内容がルイージ要素満載で行われた。
途中からルイージの影がどんどん薄くなっていたような感じがするが気のせいだ。


SEGA Direct / Nintendo Direct

まさかのセガ中心のニンテンドーダイレクト。
セガの名越稔洋氏が、一緒に岩田社長と情報を直接お伝えした。
発表されたソフトは『龍が如く1&2 HD』のWiiU版や『ソニックロストワールド』など。


ファイアーエムブレム Direct

ファイアーエムブレムシリーズ限定のダイレクト。2017年1月19日に公開された。
『ファイアーエムブレム 外伝』をリメイクした3DS向けソフト『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王?
2018年に向けて開発中のNintendo switch 向けの完全新作
コーエーとのコラボ作品『ファイアーエムブレム無双?
スマホ向けアプリ『ファイアーエムブレム ヒーローズ?』と怒涛の新作発表で盛り上がった。

上記にある特定のソフトを対象としたダイレクトであったのだが…

ナレーションを担当した子安武人?氏が後半から暴走しだし、ゲーム説明ではガチャを回した際に自分が声を担当したキャラが出てきて大喜びしたり、
シリーズの全キャラクターを対象にした人気投票『英雄総選挙』の通知ではシリーズで自分が声を担当したキャラを推したりとかなりはっちゃけており、
「これファイアーエムブレムダイレクトじゃなくて子安ダイレクトだわ」と言われるほどの強烈なインパクトを残した。


影響

2012年の決算説明会の質疑応答によると、一週間で100万人近い観覧数があるらしいが、その多くがe-Shop経由のいわゆる「タイムシフト」視聴だとか。
ダイレクトがどれだけ多くのユーザーの関心を寄せているかが分かるだろう。

ダイレクトでの宣伝のおかげで知名度が上がったソフトも多くある。
その影響力から、最近では、TVCMやファミ通などのゲーム専門誌に代わる、新たな宣伝方法としても注目を寄せている。
任天堂の宣伝の方針に影響を与えたことは間違いないだろう。
任天堂以外もこういった配信を行うメーカーが増えていて、番組名が何であれ「○○ダイレクト」と言い換えられるのは間違えなくニンダイのせい。

また、ダイレクトが好評だったからか、最近の任天堂は『ニャニャニャ!ネコマリオタイム』などの動画も配信するようになった。
2022年現在では任天堂の新製品発表の場として定着し、他社も自前で新商品の告知するようになっている等、この方式は企業の宣伝として主流になりつつある。







本日も、アニヲタWikiをご覧の皆さんに、追記・修正を『直 接』お届けします。



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*1 余談だが桜井氏はFE新・暗黒竜の際の「社長が訊く」でも岩田社長から代役を頼まれ勤めた事がある。
*2 近年ではポケモンプレゼンツという名義でダイレクトとも独立した名義になっている。ポケモン関連は直轄事業でないのに加え、ポケモン自体の規模が大きく単体でも企画が成り立つのが理由だと思われる。