ドイツ PanzerkampfwagenⅣ Ausf H
概要
第二次世界大戦の全期に渡って運用された「Ⅳ号戦車」。
Ⅲ号戦車より大型で、より強力な砲を搭載する。
*1
基本性能
| 名称 | Tier | 国籍 | タイプ | 主砲 | 機銃 | 搭乗員数 | 最高速度 (km/h) | 本体価格 |
| Pz.Ⅳ H | Ⅱ | ドイツ帝国 | 中戦車 | 48口径7.5cm戦車砲 | 7.92mm機関銃 | 5 | 21 | 無料 |
搭載火器性能
| 主砲 | 名称 | 装填速度(s) | 徹甲弾(AP)弾数 | 硬芯徹甲弾(APCR)弾数 | 発煙弾(WP)弾数 | 成形炸薬弾(HEAT)弾数 | 仰俯角 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7.5cm KwK40 L/48 | - | - | - | - | - | +°/-° | |
| 機銃 | 名称 | 搭載方法 | 弾数 | ||||
| MG34機関銃 | 主砲同軸 | - |
解説
火力
ほとんどの中戦車に対し正面から有効打を与えられる。装填速度も悪くなく、カタログスペック上の火力は優秀である。
しかし問題点として、Pz.Ⅲ Jと比較するとかなり主砲の癖が強い。弾速が下がっていて砲弾の落ち込みが大きくなり、砲身の加熱による精度低下の割合も大きい。遠距離から対戦車砲を処理するなどの高精度を活かした運用は難しくなっている。
また、流石に重戦車の正面装甲には通用しないので、相手によっては側面を狙う必要がある。
装甲
Pz.Ⅲ Jと殆ど変わらないと言って差し支えない。カタログスペック上はPz.Ⅲ Jより下がっているが、おそらく車体後面の装甲が薄いのが影響していると思われる。そもそも敵に後面を向けるのは避けるべきなので、あまり影響はない。
機動性
最高20km/hの機動性は可もなく不可もなくと言ったところか。
通常の移動には不便はないだろうが、敵戦車に近接戦を仕掛ける場合には若干物足りなさを感じるかもしれない。
総評
無料で使用できるドイツ車の中でも癖が強い車両となっている。
Ⅲ号戦車と比較すると主砲の貫通力は上がっているが、弾道と精度の悪化もあって扱いがやや難しい。装甲と機動力はほぼ据え置きで、引き続き被弾には注意すべきだろう。
史実
ーー加筆求むーー
