ARMOR

概要

車両を構成するモジュールの内、車体と砲塔を含むものはARMORとなっています。
本ページではARMORモジュールについての解説をするものとします。
なお、ゲーム上ではARMORモジュールツリーにはStock Armorしかない場合があります。

パラメータの見方

Hull F/S/R

車体の前面（Front）、側面（Side）および背面（Rear）の装甲厚をmm単位で示しています。
なお、表示されている数値は、装甲の最も厚い値を示しており、部位によっては表示されている数値よりもはるかに薄い場所もあります。
また、傾斜についても考慮されていません。

Hull Composition

車体装甲を構成する材質を示しています。
材質による違いはModifiersに影響します。

Hull Modifiers AP/HE/SC

装甲に付与されるボーナスを示しています。
Compositionでも述べてありますが、装甲を構成する材質によっては弾薬によって実装甲厚と異なる厚さとして計算されます。

例として、装甲材質が「Steel（鉄）」である時、AP/HE/SCに対する係数を1.00/1.00/1.00とします。
この時実装甲厚が垂直100mmとすれば、きっかり垂直100mmとして計算されます。
よって、衝突時の貫通力が100mmより大きく、入射角が垂直（跳弾しない角度）であれば、貫通することになります。

異なる例として、装甲材質が「Composite（複合装甲）」である時、AP/HE/SCに対する係数を1.50/1.50/2.50とします。
この場合、各弾薬ごとに必要となる貫通力は以下の通りとなります。

• AP弾：100mm * 1.5 = 150mm
• HE弾：100mm * 1.5 = 150mm
• SC弾：100mm * 2.5 = 250mm
  ※いずれも垂直換算

逆にAliminumの場合は0.90と、1.00を下回っているため、表示されている装甲厚よりも薄くなります。
※100mmであれば90mm換算

上の画像を例とすると、車体正面の最大実装甲厚が420mmであるため、装甲厚は、

• AP弾：420mm * 1.55 = 651mm
• HE弾：420mm * 1.55 = 651mm
• SC弾：420mm * 2.70 = 1,134mm

となります。

ソース：Developer Diary - Armor

Turret F/S/R

砲塔の前面（Front）、側面（Side）および背面（Rear）の装甲厚をmm単位で示しています。
なお、表示されている数値は、装甲の最も厚い値を示しており、部位によっては表示されている数値よりもはるかに薄い場所もあります。
また、傾斜についても考慮されていません。

Turret Composition

Hull Compositionと同じです。

Turret Modifiers AP/HE/SC

Hull Compositionと同じです。

Turret Traverse

砲塔の旋回速度を示しています。

ERA F/S/R

Explosive Reactive Armor（ERA：爆発反応装甲)の装甲厚を示しています。
この値はHull、及びTurretのERAが装着される装甲に対して追加装甲として加算されます。
画像を例としてTurretの正面が349mmとすれば、+25mmで合計374mmとなります（垂直換算）。

ERA Composition

基本的な考え方はHull、Turret Compositionと同様です。

ERA Modifiers

同上

ERA解説

Explosive Reactive Armour（ERA：爆発反応装甲)は、被弾時にERAが爆発することで主にAP弾、SC弾（HEAT）に対して効力を発揮します。
特にSC弾（HEAT)に対してはModifiers（耐性）の値が大きく設定されており、大きな装甲ボーナスを得ることができます。
※Tandem-HEAT弾はどう作用するか不明

ERAはその性質上、試合中一度でも機能（起爆）した部位はその試合中、効果を失います。
効果を失ったERAは車両の外見にも影響を及ぼします。
また、ERAはHE弾に対する耐性が低く設定されているため、相手がERAを装備しているようであればHE弾でERAを剥がすことで、AP弾やSC弾を貫通させやすくなります。

被弾したERAの様子
画面上の緑色の部位が未だ起爆していないERA、赤色の部位が起爆済みのERA

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