歴史説明

Last-modified: 2017-08-17 (木) 11:02:18

1・世界の始まり

500万年前のこと。
世界が出来たときにあったのは【混沌】と呼ばれる泥でした。
その泥の中から始めに生まれたのはヴェリオス・シャーン・メイネスの三柱の神です。
そうしてヴェリオスは空を、シャーンは海を、メイネスは大地を作りはじめますが、
彼らは一度ずつ失敗して空が燃える世界、海がない世界、小さな大地のかけらを生み出します。
それらはこの世界の周りにばらまかれ、太陽、月、星々となりました。
その後ヴェリオスとメイネスは交じり合い、人間達を生み出します。
生み出された人間の中でも力や知恵に優れた者達はヴェリオスに導かれて神になり、
そうでない人間達は神の元協力し合って王国を作り上げました。
遙か2万年近く昔に始まった古代魔法王国時代の始まりです。

1・古代魔法王国

訳1万5000年の昔に滅びた古代魔法王国の時代です。
人々は皆魔法の力を使うことができました。
強力な魔法で発展したこの時代は大いに栄えますが、「外の神」がやってきたことで【神代戦争】が始まり
この時代は終焉を迎えることになります。

2・神代戦争

星々の船に乗って「外の神」と「人間」がやってきます。
彼らは魔法の力を持ちませんでしたが「科学」の力を用いて古代魔法王国と争いを始めました
こうして2000年にも及んだとも言われる神々の戦いが始まります。
争いの末に殆どの神々は皆肉体を失い精神だけの存在となってしまいました。
ヴェリオス等この世界の神は何とか外の神々を封印しますが、
その時に外の神ラーナホルプは存在を消す魔法を持っていたため、封印から逃れることが出来ました。

3・魔法と科学の時代

神々が地上から消え去った後、残った人間達はそれぞれ「魔法の国」と「科学の国」をつくりました。
「魔法の国」は北方、「科学の国」は南方を中心に栄えます。
また、現在のリーンがある地帯では魔法と科学をそれぞれ取り入れた奇妙な国が生まれました。
現在発掘される遺跡はこの時のものが殆どです。
この時代は2000年ほど前まで続いていました。

4・神竜戦争

その頃、肉体が残っていたヴェリオスとメイネスは失われた神々を増やそうと子を為します。
そうして一人の子供を産み落としますが、産婆へと化けていたラーナホルプが胎児に邪悪な祝福をかけてしまいます。
こうして、半神半魔の神ハーフィリアが産み落とされました。

ヴェリオスはハーフィリアを封印しようとしますがハーフィリアも此に抗い続け、
500年に及ぶ神竜戦争が始まります。
ハーフィリアの力は強大であった。
ヴェリオスとシャーンは協力しハーフィリアを封印しようとした。
しかし、ハーフィリアはそれに抗い続け、戦いは500年もの間続いたという。
ハーフィリアは邪悪な竜を産み落とし、ヴェリオスもまた正しき竜を産み落として互いに争いました。
竜と人間と神々の戦いは終わりを見せず、ついにシャーンが世界の全てを海に飲み込み、
全ての竜と人間を押し流してこの戦争は終わりを告げます。
そして、ハーフィリアはヴェリオスによって封印されることとなりました。

5・神竜戦争

流された中で、一組の人間がそれぞれ、雄と雌の竜の背にのって生き延び、
この二組の夫婦によって、世界は再び光をとりもどすこととなります。
片方は魔法の力を宿した古代魔法王国の末裔、片方は魔法の力を持たない科学の国の末裔でした。
よってこの世界には魔法を使える者と使えない者がいるのです。