望遠鏡/使い方

Last-modified: 2006-09-11 (月) 18:16:02

どんどん書いてほしい。
編集合戦でお願いします!



準備編

望遠鏡の準備について。

場所選び

望遠鏡を立てる場所は、

  • 北極星の見える場所
  • 地面が安定している場所(アスファルトなど)

を選びましょう。

三脚を立てる

三脚の脚を伸ばし、三角板を取り付けてガッチリ安定させます。

そして、三脚が水平になるように微調整します。
三脚には水平器がついている場合が多いのでそれを利用しましょう。
ない場合は赤道儀の取り付けへ。

赤道儀の取り付け

赤道儀を三脚の上にのせ、ねじで固定します。
望遠鏡本体を支える重要な部分なのでしっかりと固定してください。

赤道儀に水平器がついている場合、ここで水平になるよう調節します。
三脚の脚を調節してうまく水平にしてください。

バランスウェイトの取り付け

望遠鏡のバランスをとるためのウェイト(重り)を赤道儀に取り付けます。

まずシャフト(棒)を赤道儀に取り付け、そこにウェイトをはめて下さい。
ウェイトは重量があるため、落とすと骨折などの危険があります。
シャフトおよびウェイトはしっかりと固定してください。

極軸合わせ

極軸合わせは、地球の地軸(回転軸)と赤道儀の極軸とを平行にする作業です。
赤道儀は、地球の自転の向き(赤経・赤緯の向き)に回転するように作られた台であり、地球の自転にあわせて星を追尾することができる便利なものです。しかし、これは極軸の向きを合わせなければ上手く機能してくれません。

具体的には、赤道儀の極軸に空いている のぞき穴の中心に北極星が来るようにします。

合わない場合は次のようにして赤道儀を調整します(これは望遠鏡の説明書を参照したほうが良い)

  1. 三脚および赤道儀が水平になっていることを確認する。
  2. 赤経軸の目盛りを観測地の緯度に合わせる。
  3. 赤道儀を左右に動かし、北極星をのぞき穴の中心に持ってくる。

鏡筒、接眼レンズなどの取り付け

まず赤道儀に望遠鏡の鏡筒を取り付けます。
続けて、

  • 接眼レンズ
  • 微動ハンドル
  • モータードライブ

など、取り付けるものは一通り取り付けてしまいましょう。

バランスとり

一通り組み立てたなら今度は調整です。
望遠鏡のウェイトと鏡筒の位置を調節し、バランスをとります。

まずはウェイトの位置から。
鏡筒に手を添えながら赤道儀のクランプをゆるめ、ウェイトのついたシャフトが水平になるようにします。
そうしたらクランプをいったん固定し、ウェイトを左右にずらして調節します。
バランスがとれ、手を離しても動かないようならウェイトの位置はOKです。

次は鏡筒の位置。
ウェイトのときと同様にして、赤道儀のクランプをゆるめ、鏡筒を水平にします。
そうしたらいったんクランプを固定し、鏡筒の位置を前後にずらし、調節します。
手を離しても鏡筒が回転しないならバランスはOKです。

ファインダー合わせ

望遠鏡をのぞいたときの中心とファインダーの中心が一致するように、ファインダーを調整します。

2kmくらい離れた看板や鉄塔などを目印にして、これを望遠鏡の中心にもってきます。
そうしたらそのままファインダーをのぞきます。
目印にしたものがファインダーの中心からずれていたなら、ファインダー周辺のねじ等でファインダーの向きを調整して、目印がファインダーからのぞいた場合でも中心にくるようにしてください。

導入編

用語集

一般人にわからなそうな単語の説明を。