Survive the Wild
概要
Survive the Wild(サバイブ・ザ・ワイルド)は、Sam Tupy氏によって開発されたゲーム。仮想世界の中で生活を行なう「サバイバルゲーム」に属する。
プレイヤーは、仮想世界の住民となり、そこで生活を送る。食料を探したり、物を作ったり、山、洞窟などを探索したりすることができる。
ゲームは、開発者が管理するサーバー上で提供されており、好きな時にログインして遊ぶことができる。また、同時にログインしているプレイヤーとも交流を行なうことができる。
ゲームとしての基本的な機能は無料で遊ぶことができる。その上で、課金を行なうことで、便利なアイテムを購入したり、各種制限を解除したりすることができる。課金するにはペイパルを利用する。
ストーリー
プレイヤーは、不慮の事故によって、どことも知れない島に流れ着く。その島、及び周辺は、かつて文明が存在していた無人島だった。
どうやってここから脱出するか?そんなことを考えている暇はない。今は、生き残ることを考えなければならない。空腹、喉の渇き、そして疲労… あらゆる問題を、解決しなければならないのだった。
ルール
このゲームは、「流れ着いた大陸でのサバイバルを楽しむ」ゲームである。このため、プレイヤーがやるべきことは以下の3点である。
- 食料となる魚や動物、飲み水を得ることで、自身の命を繋ぐ
- 自然に存在する素材を集めて、狩りに使う道具や建物、生活物資を作ることで、生活の質を向上させる
- 素材を求めて、山や洞窟、対岸にある島などへ足を延ばす
例えば、飲み水を得るためには、水場に行って水を汲み出すことが必要である。
しかし、水はそのまま飲むと危険である。そこで、水を濾過する装置「ポッド」が必要となる。
ポッドを作るには、2つの「土」を組み合わせることが必要である。よって、最初にするべきことは、2つの「土」を採取することとなる。
アプリ内課金について
このゲームでは、「STWクレジット」と呼ばれるゲーム内通過を用いて、アイテムを購入することができる。
STWクレジットを入手するためには、「The survive the wild store」へアクセスし、必要なSTWクレジット数と、それを付与するキャラ名を指定する。この性質のため、自分以外のプレイヤーへSTWポイントを提供することも可能である。
特徴
サバイバル
ゲーム中、プレイヤーは、以下に挙げる原因で死んでしまう。このため、「生き残る」ための手段を講じることが求められる。
- 空腹
- 喉の渇き
- 病気
- 熱中症や凍傷
- 高い所からの落下
- 骨折の放置
- 落下や、肉食動物による攻撃などの損傷
- 重火器による攻撃 (PK時)
またプレイヤーは、行動によって疲労が蓄積するため、定期的に睡眠を取ることも必要である。疲労困憊になると身動きが取れなくなるため、そのまま餓死したりする。
アイテムの作成
このゲームでは、生活に必要な物資の多くを、直接作り出すことができる。
例えば、落ちている草を集めて糸にしたり、木を切り倒して木の枝を得た後、それをナイフで削ってシャフトを作ったりできる。
また、釣りで獲得した魚は、そのままでは食べることができない。これも、ナイフで食べられない部分を切り出したり、火で焼いて食べられるようにしたるりすることが必要である。もちろん、火を起こすために、枝が必要になったりする。
プレイヤー同士の交流
ゲーム中は、同時にゲームをプレイしているプレイヤーとチャットを通じて交流を行なうことができる。
また、特定のコマンドを入力することで、アイテムの受け渡しをしたり、相手が何をしているか見たりすることができる。
PK (Player killer)
ゲーム中に特定のコマンドを入力することで、他のプレイヤーを直接攻撃することが可能になる。また、「PKエリア」と呼ばれる地域に侵入することでも有効となる。
PKの主な目的は、アイテムの強奪である。本作では、プレイヤーが死亡した場合、所有していたアイテムがその場に散らばり、本人は別の場所に飛ばされる。このため、アイテムを奪うことを目的としてPKが行なわれる。
なお、PKを有効にしていないプレイヤーへの直接攻撃は無効となる。ただし、シェルターを外から破壊した時に投げ出される、木を登っている間に切り倒されて落下するなど、間接的に被害を受けることがある。
動作環境等
- OS:Windows7以上
- メモリー:4GB以上
- スクリーンリーダー:英語の読み上げができる環境
- サウンド:ステレオ対応必須
- 安定したインターネット回線 (常時接続が必要)