輸出
輸出について考えるとき、あなたの国は次のどちらかです――砂糖、綿、コーヒーなどの交易資源が国内にあるか、無いか。それらが自国領土内に無い場合、またはある場合でも輸入することができます(「輸入」セクションを参照してください)。
交易資源
交易資源の生産地と首都までは確実に交易路で結んでください。両方の地点に港が無い場合、交易資源はただ道端か倉庫で腐るだけです。道路も交易路になることをお忘れなく。
貿易収入
交易資源の輸出は、交易資源と首都を交易路(道路か海路)で結ぶ事で自動的に行われます。そして、貿易相手国の数や交易資源の供給数に応じて貿易収入が得られます。また、輸出により相手国の友好感情がわずかながら上昇することも付け加えておきます。
交易路の保護
交易資源は多大な収入をもたらすため、その交易路を含めて死守すべきです。大抵は海軍への投資も必要です。数多く交易資源を輸出している場合は、通商条約の維持と交易路の安全のため、誰をパートナーとし誰を敵とするかは慎重に考える必要があります。
ボーナス
輸出している交易資源が多い場合、あなたはより魅力的な取引相手になることができます。多く輸出することにより1品目あたりの値段は1~5下がりますが、総額は増えます。(編注:世界市場での価値が下がることによって、同一品目を扱っている他国の取引額は下がり、自国は上がる、ということだと思います。)
やりすぎはよくない
交易資源に関わる開発や交易路の保護は、十分なリターンがある場合にのみ行うべきです。毎ターンの貿易収入を15増やすために3000もの投資を行うのは馬鹿げていると思いませんか。
輸入
交易拠点
自国領土に交易資源が無い場合、もしくはさらに増やしたい場合(普通はそうします)は交易拠点から輸入することができます。
交易拠点は、ブラジル、アフリカ西海岸、マダガスカル周辺、東インド、の4つが存在します。それぞれの交易拠点に5つの交易スロットが存在します。これらの交易拠点をまだ見たことがなければ、ミニマップの近くにある地球儀をクリックしてみてください。
ブラジルでは砂糖、アフリカとマダガスカルでは象牙(実は奴隷を含みますがゲームでは表現されませんでした)、東インドでは香辛料が取れます。1つの交易スロットで、貿易船1艘あたり15~25個の資源が輸入できます。貿易船は6艘までスタックできます。
市場原理
交易拠点の独占を目指しましょう。ある交易資源についてあなたが多くのシェアを持っているとき、他国は安い値段でしか市場に流通できなくなります!
輸入を保護する
貿易船を雇い輸入を行う事は簡単なことですが、海賊や敵国の攻撃から貿易船を守ることや通商条約の締結にはある程度のコストと思考が必要です。
貿易
貿易は特に重要な要素です。貿易によるパートナーシップは、たとえその確立に2000コイン支払ったとしても、数ターンのうちに強力なパワーを対価として得られるでしょう。
貿易相手の選択
理想的な貿易相手国は複数の港、強力な海軍をもつ国です。残念ながらロシアは望ましい相手とは言えません。AIが港を軽視・取り払ってしまうので。
貿易相手国が戦争を始めた場合、関係を断つことをためらわないでください。貴重な交易路を彼らのために無駄に消費する必要はありません。
貿易収入の増加
貿易の取引量は単に多少の上下をするだけでなく、増加に向かいます。それは相手国の人口が増え、富が増すと人々は遠くのものをさらに欲しがるからです。ここで大きなシェアを持っている事が理想です。
交易拠点からの輸入量、輸出量、そして貿易相手国の成長に伴い貿易収支は増加します。たとえば、15ターンのうちに、インド、オスマン帝国、フランスといった国々と6000コインを超える取引関係も実現します。大きな国だけでなく小さな国も、良い貿易相手国となりえます。なぜなら国境を接していれば海路が必要ないからです。
貿易画面で、輸出入がまったく無いにも関わらず「Other Products」の存在を見ることがあるでしょう。これは固定された量の取引で、大きい国でも小さい国でも変わりません。
交易資源の価格が下がった場合でも、長期に渡るパートナーシップがある場合はボーナスとして「Other Products」の価格が増加します。
輸出量
貿易の輸出量の決定の仕組みは明らかにされていませんが、おそらく人口や領土の数をもとに計算されているのでしょう。例として、あなたが少々の交易資源しか輸出していない場合、取引相手国のうち強大な国にはほとんどが割り当てられ、他の小さな国には少ししか割り当てられません。
時がたつにつれ、貿易収入が伸び悩んでいるのに気づくでしょう。その原因は…売るものが無いからです。そのときはより多くの交易資源を輸出する能力を作ってください。もしくは単に相手国が飽和しているだけかもしれません。その場合は時間の経過とともにまた消費が伸びていきます。
Tips
- 交易拠点のノード(イカリマーク)には複数の貿易船を置く事ができます。ただし、2艘置いたからといって収入が単純に2倍になるわけではありません。収益では2つのノードに1艘ずつ置くほうが上です。ただし防衛のための戦力も分散させる必要があります。