龍鳳

イベント『翳りし満ちる影の華』で入手できた軽空母。

重桜では現状唯一のSSR軽空母だが、性能は支援に特化している。
スキル『波舞う龍鳳』は回復で、航空攻撃時に最も耐久が少ない艦の耐久を自身の耐久最大値の3%の回復を3回発生させる。
更に自身の主力艦隊が3隻フル構成であれば回復量は倍となり、駆逐艦などにとっては馬鹿にならない量の回復が実現する。
自分の耐久に依存する為、応急修理装置などで底上げして効果も増大させておきたい。

もう一つのスキルは主に潜水艦の支援だが、こちらは使いどころがやや限られる。
相手艦隊が潜水艦の行動範囲内に現れてくれる確証はない為、おまけ程度と割り切った方がいいだろう。
むしろ大事なのは同スキル内における魚雷ダメージ軽減で、対潜マップに出る場合はかなり重要な効果となる。
自身の対潜も重桜軽空母では最も高いので、敵に潜水艦がいる場合は起用すべきであろう。

竣工時の名前は大鯨で、当時は潜水母艦であった。
姉である祥鳳や瑞鳳と同様、軍縮条約を潜り抜ける為に空母という名を冠さなかったのである。
また姉二人とは名目が違う為に艦体自体も少しだけ大きかったりと、微妙な差異が存在する。
しかし実戦に出た経験が殆どなく、唯一の参戦となったマリアナでは時雨に苦言を呈される程の戦処女っぷりだった。
最後には防空砲台として呉に係留された状態のまま終戦を迎えた。

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