IT系/リファレンス/Gitコマンド/git_merge

Last-modified: 2020-06-11 (木) 04:58:19

git merge

現在の作業ブランチに他のブランチの更新内容を統合して、履歴を合流させるコマンド。

用例

  • 現在の作業ブランチにブランチ「hoge」の内容を取り込む
    git merge hoge
  • 現在の作業ブランチにブランチ「hoge」をfast-forwardマージ
    git merge --ff hoge
  • 現在の作業ブランチにブランチ「hoge」を必ずマージコミットを作成してマージ
    git merge --no-ff hoge
  • 現在の作業ブランチにブランチ「hoge」をマージコミットを作成しないでマージ
    # 実行後、手動でコミットする必要がある
    git merge --squash hoge
  • masterブランチにhogeとfugaをマージ
    git checkout master
    git merge hoge
    git merge fuga

書式

git merge [options] [value]

公式によると以下の通り。

git merge [-n] [--stat] [--no-commit] [--squash] [--[no-]edit]
          [--no-verify] [-s <strategy>] [-X <strategy-option>] [-S[<keyid>]]
          [--[no-]allow-unrelated-histories]
          [--[no-]rerere-autoupdate] [-m <msg>] [-F <file>] [<commit>…]
git merge (--continue | --abort | --quit)

options

/xxxx

etc.

説明

現在の作業ブランチに他のブランチの更新内容を統合して、履歴を合流させるコマンド。

  • 現在の作業ブランチにmergeコマンドで指定したブランチが取り込まれる。
  • 例えば、masterブランチにhogeブランチを取り込みたい場合は、現在のブランチをmasterブランチに移動した上でmergeを実行する。
  • マージを実行すると、新たなコミット(マージコミット)が自動で作成される。
  • マージを実行すると、ブランチの先頭はマージコミットに移動する。
  • 履歴を一本化したい場合は、リベースを使用すること。

関連

参考リンク

その他メモ

なにかあれば。