IT系/リファレンス/Gitコマンド/git_revert

Last-modified: 2020-06-12 (金) 18:33:41

git revert

指定した特定のコミットを打ち消すコマンド。

用例

  • コミットID「7e1863c」のコミットを打ち消す
    #コミットIDはgit logで確認
    git revert 7e1863c
  • コミットID「7e1863c」のコミットを打ち消す(コミットメッセージをデフォルトのまま編集しない)
    git revert --no-edit 7e1863c
  • コミットID「7e1863c」のコミットを打ち消す(コミットはしない)
    git revert -n 7e1863c
  • マージコミット「7e1863c」を打ち消し、1番目(※)のブランチに戻す
    git revert -m 1 7e1863c
    ※ git logで履歴を表示させるとマージコミットには以下のような表示がある。
    Merge: <コミットID1> <コミットID2>
    <コミットID1>に戻したい場合は1を、<コミットID2>に戻したい場合は2を指定する。

書式

git revert [options] [value]

公式によると以下の通り。

git revert [--[no-]edit] [-n] [-m parent-number] [-s] [-S[<keyid>]] <commit>…&#8203;
git revert (--continue | --skip | --abort | --quit)

options

/xxxx

etc.

説明

指定した特定のコミットを打ち消すコマンド。

  • revertはリバートと読み、「元に戻す」という意味。
  • リバートを実行しても指定したコミットが消えるわけではなく、指定したコミットを打ち消すようなコミットを作成することでコミット前の状態にする。
  • リバートを実行すると、-nオプションを指定しない限り自動的にコミットされる。(一方、git resetを使うと、指定したコミット自体が消える。)

関連

参考リンク

その他メモ

なにかあれば。